■　ちょっと君ぃ・・・。　No.178

■　偽札かどうか調べる…偽警官、コンビニから１０万円盗む(読売新聞 - 11月11日 10:52)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=337108&media_id=20

偽警官：ちょっとちょっとちょっと。
青年Ａ：（振り返って）はい？呼びました？

偽警官：（チッ！こいつじゃダメだ・・・）呼んだけど何か？
青年Ａ：何か？ってこっちが聞きたいっすよ。なんですか？

偽警官：えっとねぇ。忘れた。行ってよし！
青年Ａ：気になるなぁ。なんかワタシ悪いことしました。

偽警官：してないよ。行ってよし！
青年Ａ：本当は何かしたんでしょ？正直に行ってください。

偽警官：してないってば。行ってよし！
青年Ａ：じゃぁ、行きますよ。

偽警官：行ってよしとさっきから言っておる。
青年Ａ：なんだかなぁ。（ブツブツ・・・）


しばらくして

偽警官：ちょっとちょっとちょっと。
青年Ｂ：（振り返って）はい？

偽警官：君、ほにゃららコンビニの店員だよね？
青年Ｂ：よくご存知で。

偽警官：今から出勤？
青年Ｂ：はい。

偽警官：そりゃよかった。
青年Ｂ：はぁ・・・。

偽警官：見ての通り、ワタクシは警官だが、ここらでにせ札をつかます悪いやつがいるらしい。君んとこの１万円の様子が気になってね。
青年Ｂ：そうなんですか。ありがとうございます。

偽警官：ついては、今から調べるんだが、あるだけ持って来てくれ。機械で調べるから。
青年Ｂ：・・・わかりました。


さらにしばらくして

青年Ｂ：お疲れ様です。
店員Ａ：お疲れ。

青年Ｂ：すいません。警官がなんか調べ物あるんで、１万円札持ってこいって。にせ札調べる機械で本物か確認するらしいですよ。
店員Ａ：はい？ふざけるんじゃねぇよ。なんで当人はこないんだ。

青年Ｂ：あちこちのコンビニに聞き込みに行ってるんで、頼まれたんですよ。
店員Ａ：そうかもしれねえけど、警官は世の中に１人じゃねえんだ。他のやつが来ればいいんだろうが。

青年Ｂ：特殊なチームで、あんまり人数いないらしいです。
店員Ａ：・・・怪しいな。ともかく、ここのお金を店外持ち出しは無理だ。それより警察に電話して確認とっとけ。

青年Ｂ：はい。
店員Ａ：今すぐ！

青年Ｂ：はい！（と電話機に向かって走り出す）
店員Ａ：走らない！（と叫ぶが聞こえていない）

青年Ｂ：そうなんですか。そんな事件は起きてないし、そんな用件で現金を持ち出すこともありえないわけですね。それじゃ、○△公園にそいつと待ち合わせてますんで、今から捕まえてください。

店員Ａ：どうだった？
青年Ｂ：危なかったです。にせもんみたいです。

店員Ａ：で？
青年Ｂ：今から待ち合わせ場所でそいつを捕まえます。興奮してきましたよ。

店員Ａ：お前はオレと交代の時間だけど、その間はオレ延長しとくから、行って来い！今から１時間後だな。
青年Ｂ：はい！


その様子を偽警官が聞いていたことを二人は知らなかった・・・


青年Ｂが去り、約１時間が過ぎて

店員Ａ：どうなったかな。大きな騒ぎにならなきゃいいけど・・・。

突然、偽警官あらわれる

店員Ａ：いらっしゃい・・・。どうなりました？
偽警官：大変なことになった。やっぱりここの店だけにせ札が流れてるらしい。

店員Ａ：そうなんですか。
偽警官：ここにある１万円札何枚ある？

店員Ａ：ちょうど、２０枚です。
偽警官：うん、情報とぴったりだ。それ調べるから、出してくれ。すぐ機械にかけてみる。

店員Ａ：わかりました。（と、レジから２０万円を出す）
偽警官：（それを受け取り）すぐ戻ってくるからな。

店員Ａ：お願いします！

偽警官そのまま出て行ってしまう

店員Ａ：ふう危ないな。本当だったんだたな。

入れ替わりくらいで、青年Ｂ戻ってくる

店員Ａ：おぉ、たった今警官が来て、２０枚持って行ったよ。
青年Ｂ：えっ？結局あらわれないんで戻ってきたんですよ。

店員Ａ：なにぃ？ひょっとして・・・。



"く(""0"")>なんてこった！！"