■　ごろごろごろ・・・。　No.170

■　財務省職員 果物拾わせ声掛け
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目の前をでかい桃が転がっていく

女Ａ：あっ、待てェ！桃から生まれた桃太郎さん。あたしが母さんよぉ。

その様子をそばで見ている職員

職員Ａ：どうだ？
職員Ｂ：いるもんだな。

職員Ａ：女は桃には目がないんだ。でもな、桃だけじゃないんだ。りんごでも、梨でもなんでもいいんだ。
職員Ｂ：そうなのか？それだったら、安いのがいいな。

職員Ａ：特に夜になったら、何がなんだかわからないからな。段ボールで十分。
職員Ｂ：なるほど。よし！


１週間後

職員Ｂ：作ってきたぞ。
職員Ａ：なんだこれ？

職員Ｂ：（例の段ボール桃を手でつかんで見せながら）今晩実行しようかと思ってな。
職員Ａ：（笑顔で）がんばれよ。

職員Ｂ：おいおい。一人でやれるほど簡単じゃないだろ。
職員Ａ：大丈夫だよ、夜だから。酔っ払いを狙えばいちころだ。

職員Ｂ：そんなものか・・・。よし！


５時間後

職員Ｂ：よし、あの女でいくか。それっ！（と、段ボール桃を転がす）

目の前をでかい段ボール桃が転がっていく

女性Ｂ：あっ、待てェ！桃から生まれた桃太郎さん。あたしが母さんよぉ。

職員Ｂ：ふふふ。やってるやってる。うん？転がしただけじゃ意味ないぞ。何やってるんだ、俺は。よし、あまりにも転がりすぎたからな。今度は、そこそこにするか。それっ！（と、段ボール桃を転がす）

目の前をでかい段ボール桃が転がっていく

女性Ｃ：あっ、待てェ！桃から生まれた桃太郎さん。あたしが母さんよぉ。

職員Ｂ：あっ、また転がりすぎだ。くそぉ。考えたらここは下り坂だから、どうやっても無理だったな。場所を変えるか。


警官Ａ：君ぃ何やってるの？
職員Ｂ：（いきなりのことにびっくりし）いやぁなんか面白いことしようと思って。あははは。

警官Ａ：なにいっぱい桃持って。
職員Ｂ：文化祭に使うかなって、作ってみたんですよ。

警官Ａ：（手で触ってみる）ほう、こりゃうまそうだ。一つワタシに譲ってくれまいか。
職員Ｂ：あははは。これは段ボールで作ったにせものですよ。食えませんよ。

警官Ａ：なに？ひょっとしてお前が段ボール桃の田五郎か？
職員Ｂ：はい？誰です。田五郎って？

警官Ａ：とぼけるんじゃんないよ。３年前かなぁ。段ボール桃を転がして、それに気を止めた女性を次々に暴行した下衆野郎だ。
職員Ｂ：そんなやつがいたんですか。

警官Ａ：とぼけやがって、お前じゃねぇか！
職員Ｂ：知りませんよ。


そこに突然、職員Ａがあらわれ

職員Ａ：そうです。そいつが犯人です！
職員Ｂ：はい？お前どうした。

職員Ａ：同僚のＡと申します。こいつが段ボール桃の犯人です。間違いありません。さきほどからの一部始終を録画してます。証拠として使ってください。
警官Ａ：よし！現行犯逮捕だ！
職員Ｂ：ちょっと待ってよ。人違いだよ。

警官Ａ：その話は署でゆっくり聞くから。来い!下衆野郎！
職員Ｂ：（何がなんだかわからないまま、引っ張られていく）助けてぇ！

その様子を横目で見ながら
職員Ａ：そいじゃな。下衆野郎。
職員Ｂ：きさま。

職員Ａ：（小声で）お前がいると出世の邪魔でな。じゃぁな。


(″ロ゛)ヤメテー