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2007年10月14日15:10

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大人は教えてくれない「貧困」の仕組み

なぜ、子どもが奴隷のように働かなければいけないのか

なぜ、10歳の女の子が、身体を売らされているのか

なぜ、子どもの体温が下がっていくのを、ただ見ているだけしかできないのか?

なぜ??って考えたことありませんか??

なんとかしたいって思ったことありませんか?

今回は、貧困の根本的原因とその解決策を
提供したいと思います。

明後日にキャンペーンがありますので、ぜひ5分で読めますので
読んでみてくださいな!!



「貧困」とゆう問題があるなら、必ず原因や仕組みがあるはず。

それをわかりやすく紹介するために、3人のキャラによる
会話形式で送ろうと思います

注意!!わかりやすさ重視です!!そこんところを踏まえて
読んでください。ある程度「貧困」とゆう問題について
わかってる方は、「世界の貧困をなくすための50の質問」を
買うことをオススメします!!
とゆうか、むしろ買ってください!!超必読です!!
架空のキャラによる会話方式を使って
説明しております

ちなみに文章中の「41Pを参考にしてね」
とかあると思いますが、それは上記の書籍41Pってことなので♪

ではでは


ここはいつもの八王子フェアトレードカフェ

なにやら、大学生3人が貧困問題について話してるみたいですが

ケイ「やっぱりフェアトレードカフェで飲むコーヒーは
格別だわ〜」

たつ「ほんとっすよね。ところでフェアトレードで
思い出したんすけど、疑問に思ってることがあって
聞いてもいいですか??」

ケイ「え?なになに、私の好みのタイプ?」

なな「まじKYボケーっとした顔(空気、読めてねえ)」

ケイ「冗談だって!!どうしたの??」

たつ「僕らも含めて、たくさんの人が貧困をなくすため
苦しんでいる子どもたちや女性のために活動してるんすよね」

ケイ「そうね」

たつ「なのに、なんで、貧困はなくならないんですか??」

なな「そういえばそうですよね。なんでだろう??」

ケイ「さすがは、たつにななね。いいとこついてくるわね
ウインクもちろん、明確な理由があるのよ。」

なな「明確な理由??」

ケイ「そう、いわゆる貧困のしくみってやつね。この貧困の
仕組みを変えないかぎりは、根本的な解決にならないのよ」

たつ「その貧困のしくみをぜひ教えてください♪」

ケイ「もちろん喜んでウインク大まかに言うと、
貿易の不平等と累積債務の問題 この2つがやっかいな
問題であり、今南の国々が苦しんでいる根本的な問題なのよ
ってなわけで累積債務について話すわね

なな「るいせきさいむ??」


たつ「ようは借金がかさんで返せなくなったってことですか??」

ケイ「言葉だけ見ると、そういう意味になってしまうけど
実際はそうじゃないわ。この債務は返さなくてもいいものなのよ
これから説明していくけど、この問題は先進諸国の人々と南の国々の
腐敗した独裁者が、利益最優先で動いた結果起きたことなの」

なな「もともとの発端はいったいなんですか??」

たつ「ほんとほんと、そもそもなんでこんなになるまで
借りたんですか??」

けい「順番に説明するわね。戦後、独立した第三諸国の国々に、
先進諸国の銀行はどんどんお金を貸したのよ。銀行にはドルがありあまってたからね。」

たつ「なるほど、民間銀行か。
戦後の欧州復興のために使われたお金と
70年の石油危機で、稼いだ中東のお金が
先進諸国に預けられて、それを南の国々に貸し付けたんすね」

けい「さらに、世界銀行がベトナム戦争以後、莫大な金額を
貸し付けたわ。なんでかわかる?」

なな「冷戦ですか?」

けい「あたり!!第三世界の国々をできるだけ
資本主義陣営に引き入れたかったのよ。そこで、資本主義モデルに
従わない国々に対して条件つきで融資をしたの。
『国内で生産される原材料を輸出すれば、債務も
返済できるし、産業の近代化もまかなえる』ってね
そして、それに必要な資本の提供も申し出たのよ」


たつ「そんなに金をバラまいてまで、冷戦に勝ちたかったんですね
アホらしい」

なな「世界銀行はアメリカ中心ですからね」

けい「そうね。さらに北の国々では製品が売れない
という不況が相次いだわ。そこで、南の国々に対して
『100万円相当の買い物をしてくれたら、100万円を低金利で
貸してやる』って南の国々に取引をしたの」

なな「いわゆるヒモ付き援助ですね。日本のODAが、ヒモ付き援助で
悪名高いですよね」

けい「そうやって、南の国々の債務は1968年から80年のたった
12年間で、500億ドルから6000億ドル、つまり12倍も
膨らんだわけね」

たつ「おかしいなあ。でもそんだけ借りたなら、もっと発展しても
おかしくないですよね」

けい「ほとんどのお金が腐敗した政治家のふところに入ったわ
その国の民衆にはいっさい届かなかったの。『自分たちの
利益しか考えない国の代表者たち』は喜んで自分の国を債務漬けに
したわ。」

たつ「くそ、国とは人なんだぞ!!(ワンピース第19巻より抜粋)」

なな「デヴィ夫人で有名なスカルノ政権のあとに
軍事クーデターで君臨した
インドネシアのスハルトファミリーの財産は400億ドルと
見積もられていたっていう事実があるんですよね」

けい「国が不況で苦しんでいた時に、どうやってそれだけの
お金を確保したんでしょうね」

たつ「間違いないってことすね。ちなみにインドネシアに一番
ヒモ付き援助をしたのは日本っす」

けい「そうなのよ。そこらへんもすごく重要だから
また今度説明するわね。」

けい「もう一度、繰り返すけど、結局民衆のために使われることは
ほとんどなかったわ。それどころか、自国の国民を抑圧するために
武器を購入したのよ。借りたお金でね。
それでも、そのお金を返し続けているのよ
おかしな話でしょ??返す必要なんか一切ないし、すでに
借りたお金はすべて返しきっていて、今払っているのは
利子の分なの」

なな「本当にひどい話ですよね。」

けい「そして、立て続けに深刻な危機を南の国々が襲ったわ
南の国々に貸し付けられたお金の金利は低いものだった。
詳しい説明は省くけど(P55参照)その金利は変動制でね。
北米とイギリスの金利にリンクしていたのよ。米国の経済政策の都合で
3%だった金利が16%まで跳ね上がり、一気に借りた額が
三倍以上に膨れ上がったの」

たつ「つまり、俺が奨学金を500万近く借りてるけど
一気に1500万!!??いやいやいや無理無理!!」

けい「さらに悲劇が襲ったわ。南の国々は債務を返すために
ひたすら原材料や農産物を生産して輸出し続けたの」

なな「つまり、綿・カカオ・コーヒー豆・大豆・パーム油・ココア
砂糖・銅・鉛とかですね」

けい「需要はそれほど変わらないのに、ひたすら、ものを生産し続けたらどうなると思う??」

たつ「値段が下がる??」

けい「そう。ほとんどの値段が半分以下に下がり、コーヒーや
砂糖にいたっては4分の1まで下がったわ。これがどういう意味か
わかる?」

なな「収入が下がる?」

たつ「つまり、俺が手取り24万の企業に就職したとして
それが、12万円とか、6万に!?」

なな「しかも返すお金が3倍以上....」

けい「そして債務が返せなくなったわ。そこで現れたのが
南の国々を地獄のどん底に落とし入れた、IMFよ」

たつ「IMF??」

なな「IMFって、国際通貨基金でしょ?経済状況が悪化した
国を救済する国際機関じゃないの??」

けい「いいえ。一切違うわ。経済状況が悪化した国を
さらに悪化させたのがIMFよ。これからそれを説明するわ」

けい「債務が返せなくなった国々に対して、返すための
資金を融資したのが、IMF。でもその資金を融資してもらうためには
IMFの条件をのまなければいけなかった。」

たつ「金を出してやるから、言うことを聞けってことか」

なな「その条件のせいで、貧困の悪循環に陥ったんですね?その条件っていったい??」

けい「そのとおり。ひとつめは。輸出をガンガンにしろってこと。
債務返済のためのお金を稼ぐために、自国民用の食料生産を減らして
輸出を増やせって要求してきたわ」

なな「そんなことしたら、もっと大変なことになるじゃないですか!?」

けい「もっと大変なことになったわ。さらに特定の資源に
依存するようになったの。市場価格もさらに下がって、さらに
収入も減ったのよ。」

たつ「ひでえ」

けい「さらに、森林の樹木がすべて伐採されて輸出の
ための農地にされる。それによって土壌流出や生物多様性に
多大な影響を与えたわ。」

なな「環境にも深刻な被害を与えたんですね」

けい「2つめが関税障壁の撤廃。」

たつ「かんぜいしょうへきのテッパイ??」

けい「つまり外国のものを無条件(税金をかけずに)に輸入しろってことよ」

たつ「なるほど、つまり日本に、外国産の安い農産物が入ってきてる
状況と同じか」

なな「それによって日本の農家は大打撃を受けましたよね」

けい「しかも、輸入で入ってくるのは、欧米の補助金を受けている
農産物よ」

たつ「補助金??」

なな「詳しいことは忘れたけど、その補助金のおかげで
たとえ100円で作ったものを、50円で売っても
儲けがあるんですよね」

けい「そこも重要な問題だから、また詳しく説明するけど
そのとおりよ。そんな激安の商品が入ってきたら、地元農家は
どうなると思う??」

たつ「やっていけるわけないじゃん!!」

けい「そう。大半の農家がつぶれたわ。」

なな「ひどい。」

けい「しかも理不尽なことに、南の国々が先進諸国に
輸出するときは、関税をかけるのよ」

なな「は?自分たちのものを売るときは、関税がゼロで
あっちからくるときは、関税をかける?ジャイアンか!!」

たつ「あのー、水をさすようで申し訳ないんですけど関税って?」

なな「つまり、自分の国のものを外国で売るときにかけられる
税金のことよ。これがゼロってことは、安く売れるし、関税を
かけられれば、そのぶん高くなってしまうから、
よっぽど品質が高くないと売れないわ」

たつ「まじジャイアンやな」

けい「さらに追い討ちをかけるように、
3番目4番目5番目があるんだけど、
それは、94Pから99Pを読んでね」

たつ「本当に悲惨な話なので、ぜひ読んで欲しいっす」

けい「今、説明したのは長期的な政策で、ショック療法と呼ばれる
短期政策もあるの。」

たつ「まだあるんすか!?」

けい「もちろんよ。IMFの極悪非道ぶりは、もっとひどいわ
ひとつめが、教育・医療の有料化への強制よ。」

なな「そんなことしたら、学校に行けないし、病院にもいけない
じゃない!!」

けい「IMFのお偉いさん曰く、借金を返すためのコスト削減らしいわ」

なな「はあ!?わけわからない!」

けい「その後、出産時死亡率や5歳未満時児死亡率も跳ね上がったわ」

たつ「聞くのが苦しくなってきました...」

けい「二つ目が、日常の必需品(パン・ミルク・米・砂糖・燃料など)
への補助金の打ち切りよ」

たつ「打ち切られるってことは」

けい「当時、最低収入が保証できない代わりに、生活するのに
必要な社会サービスは最貧層でも入手できるように、政府が
補助金を出していたのよ」

たつ「なるほど、それで生きていけるわけですね」

けい「IMFと世界銀行はそれらの補助金を打ち切るように要求
してきたのよ」

たつ「いやいやいや!!そんなことしたら」

なな「生きていけなくなる」

けい「さらに公共支出の大幅な削減も要求してきたの」

たつ「それってたとえば、教育・医療・保険サービスとか
めっちゃ重要なところですよね!!??」

けい「社会サービスは『非生産的らしいわ』」

なな「わけわからない、ほんとわけわからない!!
国としてやっていけないじゃない!!」

けい「治安の悪化、貧困、暴動、飢餓、失業、この政策を実施した国は
どんどん泥沼にはまっていったのよ」

けい「この政策を導入して、いたるところで暴動が起きたわ。
そして、2001年の債務は2兆4500億ドルにまで
跳ね上がり、国家予算の大半が債務の返済にまわされるように
なったの。あとはみんなの知ってのとおりよ。HIVも!
児童労働も!!貧困も!!感染症も!!キレイな水が
飲めないのも、すべてすべて、クソIMFの政策のおかげよ!


なな「ハラワタが煮えくり返る思いです」

たつ「この債務さえなければ、どれだけの命が助かったか
想像しただけで、怒りがこみあげてきます」

けい「もちろん、まだまだ悲惨な現実があるわ。
ジャマイカ楽園の真実(累積債務のドキュメンタリー超オススメ)
にも出てくるけど、そうやって失業者が増大した地域に、多国籍企業は
工場を作って、そこで働かせたわ。」

たつ「低賃金で?」

けい「もちろんよ。多国籍企業は、まんまと大量の低賃金労働者を
確保したわ。こうやって、先進国は第二なの植民地支配とも
言える状況を作り出して、南の国々から、まさに骨の髄まで
利益を搾り取ってきたの」

なな「IMFの政策は、世界中からバッシングを受けましたけど
まるで、南の国々をわざと、陥れたように見えますね」

けい「そこらへんの真実はまだどうかわからないけど
今後も調べていきたいわね」

たつ「国際社会は、なにもしていないんですか!?」

けい「もちろん、不当な債務帳消しのために世界中が動いてきたわ
その成果として、ベニン・ボリビア・ブルキナファソ・ガーナ
ガイアナ・ホンデュラス・マダガスカル・マリ・モザンビーク
ニカラグア・ニジェール・ルワンダ・セネガル・タンザニア・
ウガンダ・ザンビア・カメルーンの19カ国のHICP(重債務国)
総額400億ドルの債務が帳消しになったの」

なな「でもまだまだありますよね?」

けい「そうなのよ!!だからこそ!!
まだまだ、私たちは訴え続けなければいけないわ」

なな「確かに、日本では『学校を作るとか、寄付とか、ものを贈るとか』そういう話は聞いても、貧困の仕組みってというところまでは
ぜんぜん持ち上がらないですもんね」

けい「もちろん、短期的な支援も大事なのは確かよ。それによって
恩恵を受ける人はたくさんいるしね。でもこういう長期的な
解決策も一緒にやっていかないと、いつまでたっても
現実は変わらないわ。」

たつ「でも、ぶっちゃけ、債務の問題ってぱっと見た感じわかりずらいっすよね」

けい「確かにね。きっとそれが日本で盛り上がらない理由なんだろう
けど、でも債務がなくなれば、子どもたちに
教育と医療も提供できるし、生きるために必要なサービスを
受けることができるの。私たちが寄付したお金よりも何倍も恩恵が
受けられるのよ」

たつ「確かに!!なにかできることはないんですか!!??」

けい「もちろん!!それがSTAND UPキャンペーンよ。
STAND UPキャンペーンは貧困の仕組みを変えるように
政府に訴えるための運動なの。」

たつ「やるしかねえ!!やりかたは??」

けい「詳しくはこちらのページを見て!!http://mixi.jp/view_community.pl?id=2626911

なな・たつ「ってあさってじゃん!!」

けい「この文章作るのに、手間取って」

たつ「言い訳はいいんで、まずは早速日記に書かないと!!」

なな「TOPページの画像も、変えないとね!!」

けい「おっしゃ!!広めるぞ!!」

追伸
読みずらくてすいません
プレミアムのお金を早く振り込まないとあせあせ(飛び散る汗)

みなさんここまで読んでくれて本当に
ありがとうございます

僕自身2001年から、世界の子どもたちの現状を知り
少しずつ活動していたのですが、なんだかイタチごっこの
ような感じに思っていたのが、まさに貧困の問題です

たとえば、支援機関・団体がプラスのことをやっても
結局、債務や不公平な貿易のせいで、マイナスに
なってしまう

ずっとイラだちに近い歯がゆさを感じていたんですが
2005年から、貧困の仕組みを変えようという運動が
盛り上がってきて本当に嬉しく思います

でも、まだまだ、日本で貧困の仕組みを変えようっていう
分野では、まだまだ活動する人が少ないと思います

もし、一緒にやっていきたいって人がいれば
大募集ですわーい(嬉しい顔)

ってまあ、また仲間集めは改めてやらせてもらいます♪

今はSTAND UPを盛り上げまくっていきましょう!!

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