昨晩は仕事をさっさとたたんで北加賀屋にある名村造船所跡地へ。
GRINDER-MAN Performance in NAMURA ART MEETING "MUSTANG the ONE"を観てきた。
会場は名村造船所跡地に入ってしばらく歩いたところにある第1倉庫で、往時は山のような仕掛品を保管していたであろう巨大でがらんとした空間。そこを照明で切りとってパフォーマンスをし、観客は空気を読みつつ移動しながら観るという趣向だ。
グラインダーマンの特徴として思いつくのは、感覚や感情の遮断を感じさせる「ゴーヘッドパラレル(GHP:黒くて四角い箱)」を頭部に装着した姿と身体に取り付けた縞鋼板をグラインダで削って火花を飛ばす光景。
巨大な闇の中でテクノなBGMと照明に包まれて、痙攣するような舞踏や、グラインダや溶接による火花が飛び散るさまは、逆にテクノロジを捨てさった肉体への帰還を意識させ、最後の疾走のシーンには野生が呼び覚ます高揚感を感じた。拍手喝采だ。
場所や準備や消防法とかで、これだけの舞台装置はそうそう実現できないだろうし、とりあえず興味があれば行ってみるべきだと思う。
http://grinder-man.com/gowest2007/performance_mustangtheone/
今日を入れてあと2日しかないけれど、平日だと観客数に応じてキャッシュバックがあり、昨日だと700円も返ってきてお得だった。
あと、始まってすぐに、GHP(アクリル製)を頭に被らされてビビってたじろいだ。中途半端なリアクションしかできずに申し訳ない。
でもおかげで寸法や構造も確かめられたし、とても嬉しかった。
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