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2007年09月12日00:55

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9・9ノア「GREAT VOYAGE’07 in Tokyo」

月曜日を東京出張とし、土曜日に移動して、先週末は
藝祭(東京芸大の学園祭)見学を主たる目的として
マイミクの某氏宅に居候(オバQism)していた。
で、偶然にも別の某氏から連絡があり、チケットがあるとのことで
ありがたく日本武道館へノアを観戦しに行った。

ノアでは先月からヘビー級若手をAとBの2ブロックに分け、
それぞれでリーグ戦を行い、そのリーグ戦の最終戦がこの日のセミ、
リーグ覇者による優勝決定戦がこの日のメイン(第9試合)。
優勝者は9・29大阪府立体育館で三沢の持つGHC王座に
挑戦できる。
リーグ戦の状況次第では、この日の第7試合と第8試合の勝者が
第9試合で対戦するという過酷な条件になり、
そして昨日までの結果から当然の如く、そうなってしまっていた。


第7試合はAブロックの同点決勝戦で齋藤彰俊vs丸藤正道。
力皇の負傷欠場によりAブロックはこの日の試合がなくなるかとも
思われたが、この2者が同点になり、
第9試合への進出をかけて戦うことに。
リーグ戦で丸藤を破っている斎藤が体格の差を活かし、
序盤から打撃で攻め立てる。
場外で、コーナーポスト付近にいた丸藤の顔面を斎藤が蹴ったときは
本当に危険だった。
蹴りの勢いで丸藤の後頭部がポストに大激突したのだから
(カウント19で丸藤はリングアウトを免れる)
中盤から終盤にかけても丸藤が斎藤にやられ続けていたけれど、
最後は丸藤がレフリーを利用しての不知火から丸め込んで勝利。
次の試合をやれんのか!?という丸藤のやられっぷりが素晴らしい。
ボクは斎藤vsドン・フライの異種格闘技戦を
神戸まで観に行ったほどの斎藤ファンだけれど、
大阪でのGHC王座戦は丸藤で観たかったので、
まずはうれしかった。

第8試合はBブロック公式戦の秋山準(全勝)vs森嶋猛(2勝1分)。
引き分けなら秋山が決勝進出、ということで30分ドローから
秋山が連戦かなぁ、と予想してみる。
試合が始まるとすぐに森嶋が激しくしかける。
強烈なヒップアタックで秋山を場外に落とし、トペで追撃、
さらにバックドロップで放送席に打ちつける
(秋山はカウント17で復帰)
が、花道での攻防で秋山がペースをつかみ返し、
場外でマットをはがしてパイルドライバーをきめる
(森嶋はカウント10で復帰)
第7試合もそうだが、
どちらも短期決戦をにらんだ激しい攻撃を序盤から繰り返し、
場内は沸きっぱなし。
最後はラリアット合戦を制した森嶋の勝利。
秋山のファンも納得のいくような、森嶋の成長ぶりを
強くアピールした試合になった。

で、第9試合は丸藤vs森嶋となった。
試合のダメージによってリングにペタンと座り込んでいる
森嶋を目がけて、丸藤が勢いよく走り込んでくる。
プロレスだけの、この残酷な光景だけでお腹一杯である。
公式戦と決勝の間に他の試合を入れれば良いのに、
などと野暮なことは言うまい。
試合は丸藤ペース。
丸藤にかわされつづけながら、
しぶとくバックドロップを狙う森嶋に
次第に会場の雰囲気も森嶋びいきになっていく。
そして終盤、とうとう森嶋がバックドロップをきめ、
ベイダーパンチで追い込むが、
丸藤がトラースキックからまさかのポールシフトで森嶋を持ち上げ、
マットの上に落として勝利。
昨年の武道館で、丸藤が三沢を
ポールシフトで持ち上げられなかった場面を思い出す。
とうとう森嶋を持ち上げるまでになってしまった丸藤、
大阪での戴冠に期待ががぜん高まる締めくくりとなった。


第6試合の前にTNAのスーパースター、サモア・ジョーの
初参戦及び次回武道館でのGHC王座への挑戦が発表されたけれど、
こんなレベルの高い空間でやれんのか!?というかんじだ。
これも楽しみ。


第6試合は無我ワールドのノア初上陸、
三沢光晴、潮崎豪vs藤波辰爾、西村修で、
第7試合を見るまでは今日のメインだと思っていた試合。
両チームの入場時から爆発したような盛り上がり、
藤波のコール時にはさらに大爆発した。
この試合が盛り上がるかどうかは、
一人だけ格落ちの感のある潮崎のがんばりにかかっていて、
その潮崎は藤波の目の前で西村に
ドラゴン・スクリューから足四の字固めをしたり、
ドラゴン・ロケットをしたりと掟破りの連続で
会場をめちゃくちゃヒートさせていた。
解説を務めていた高山も潮崎のドラゴン・ロケットの後に、
「次は本当のドラゴン・ロケットが観られるかな!?」と
わくわくしながら喋っていたくらい(観られず)。
藤波はとにかく元気に動いていた。
西村がアリキックで三沢を倒し、スピニングトーホールドから
足四の字固めに移行、
三沢が足四の字固めをリバースしたところに
藤波がコーナーからレッグドロップを三沢に落としたのには、
会場中が泣いたはずだ。
西村は三沢への攻撃にもあるように、倒立こそしなかったものの、
無我らしさを全面に押し出した闘いを見せてくれた。
三沢はちょっと大人しめだったけれど、
西村とのエルボー合戦などで見せ場を作っていたと思う。
最後は西村が潮崎に足四の字固め、
藤波が三沢にドラゴンスリーパーをし、
潮崎がタップアウト。
期待に違わぬ素晴らしい試合だった。

第5試合は
田上明、鈴木鼓太郎、リッキー・マルビン
vs高山善廣、佐野巧真、杉浦貴で、
鼓太郎らの動きが良かっただけに
田上火山の死火山ぶりが際立ってしまった。

第4試合のKENTA、石森太二vs金丸義信、青木篤志。
KENTAと金丸の意地のぶつかり合いに石森、青木がからみ、
Jrタッグの好試合となった。
とくに金丸のがんばりが良く、
試合開始直後にKENTAをフォール寸前まで追い込んだときは、
観客による重低音ストンピングがこの日初めて発生した。

第3試合のモハメド・ヨネ、橋誠vs泉田純至、平柳努は、
平柳のヒールファイトが素晴らしかった。
引退したSUWAと組んだら、良いチームになったと思う。


第1・2試合は省略。
志賀賢太郎と川畑輝鎮のパンパーズの出場はなし。
期待していただけに残念。

以上、G+での放送で再確認してから記述したので
長くなってしまった。
ちなみに花道のすぐ横で観ていたので、選手の入退場時に
マキシマム ザ ホルモンのTシャツを着ている姿が
何度か見切れていました。
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