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2007年09月02日20:59

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2007 プロレスLOVE in 両国 vol.3

PPVを録画しておいたものをやっと観た。

メインイベントは鈴木みのるに佐々木健介が挑戦する三冠ヘビー戦。
様式美あふれる一戦だった。
序盤は健介が鈴木をヘッドロックで執拗に締め上げる。
中盤は鈴木が健介の利き腕をキーロック他で破壊し続ける。
終盤は鈴木のスリーパー、腕ひしぎ十字固めで健介は失神寸前、腕のじん帯が延びる寸前にロープ・エスケープでかわし、ラリアットを連発して鈴木からフォール勝ち。
ここ数年の三冠戦で一番の戦いではないだろうか。
馳浩PWF会長から三冠ベルトを受け取る佐々木健介という絵が昭和の新日ファンには感慨深い。昭和の全日ファンには絶望的かもしれないけれど。

セミの世界タッグ戦、川田利明、太陽ケアvs小島聡、TARUは小島組の勝利に終わったけれど、怪我による欠場をおして出場したケアの調子が悪すぎて消化不良気味。個人的にケアには華がないと思っているのもあるけれど、ケアがリングにあがるたびにテンションが下がってしまう。川田は少し痩せたようだけれど、容赦のない攻撃は相変わらず。

グレート・ムタ、TAJIRIvs諏訪魔、スコット・スタイナーもムタとスコットの調子が悪すぎ。ただ、悪いなりに見せ場をさらうムタはさすが。歩くのも困難そうなのに、ピョコピョコと跳ねて移動し、フラッシングエルボーや勝利を決定するムーンサルトを繰り出すのは見事だった。
TAJIRIはイン乳の影響もなく、クリーンな闘いをしていた。川田同様、ハッスルとは完全に別だった。
諏訪魔はスープレックスがスコット・スタイナーより美しかったり、とあんまりスコット・スタイナーを助っ人として呼んだ意味が感じられなかった。
スコット・スタイナーは雪崩式フランケンシュタイナーを見せてくれただけでOKだ。

中嶋勝彦vsクリス・セイビンの世界ジュニアは、キックを得意とする中嶋の膝をセイビンが厳しく攻め立てる好試合。セイビンはスープレックスもきれいで良い選手だ。最後は後頭部へのデスロールで中嶋が勝利した。

以上が後半戦。前半戦もメキシコ・アミーゴスvsサムライ・ジャパンをはじめ、どの試合も面白く、武藤の目指すパッケージ・プロレスが成功している手応えを強く感じた。
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