なんか非常に問い合わせが多かったので
(なんで俺なんだろう?ま、いっか!)
ホワイトバンドキャンペーンが
成功したらどうなるのか!?
目指すとこは!?
ってのをわかりやすく対話形式で語ろうと思います
そんなわけで、パートナーは
最近、フジテレビの
世界がもし100人の村だったらを見て
国際協力の世界に興味を持ち始めた
『グル美(21歳・某女子大生)』です。
グル美「ども〜。今日は最近巷で
いろいろ流行っているホワイトバンドのことを
教えてください♪」
ルイ「はいよ〜。ってかホワイトバンド事務局の
スタッフでもないのにこんなことしていいのかな?」
グル美「まあ、まあ、硬いことは抜きで♪それに
たくさんの人が理解してくれるからいいじゃないですか」
ルイ「それもそうだねえ。んで聞きたいことは?」
グル美「ってかあ、グル美がショックだったのは
募金で使われないじゃないですかあ?グル美は
アフリカの子どもの教育とかに使われると思ったのに!
ぷんスカ!!」
ルイ「おっととと。ってちゃんとサイト読めよ〜。
今回の目的は貧困を無くそうっていう声を
集めるためだよ。募金が目的じゃないんだよね」
グル美「その常套文句は聞き飽きました!ってかさあ
ホワイトバンドも、もっとそこアピールしてよね
勘違いすんじゃん!!ところで気になってたのは
貧困を無くそうっていう声を集めてどうするんですか?」
ルイ「お!!いい質問だね。ま、ようは政府に
金を出させるわけよ♪」
グル美「????????」
ルイ「グル美はミレニアム開発目標って知ってる?」
グル美「はははは!!そんなの知ってるわけないじゃん!」
ルイ「胸を張られてもな..。じゃあ、これを見ろ
http://www.worldbank.or.jp/04data/12brochure/pdf_brochure/mdg.pdf」
グル美「へえ、へえ、へえ、なるほどね〜」
ルイ「グル美にとっては3へえなのか....」
グル美「なるほど!!大きく分けて8個の
目標をかかげたわけね?それで達成度は?」
ルイ「中間目標でさえ、達成困難な状況で、さらに
2005年を目標に掲げていた初等、中等教育の男女平等は
もう無理だな。」
グル美「まじだ!?なんでそんな状態なの?」
ルイ「予算が足りないってのと、プロジェクトの
不効率性かな?」
グル美「予算!?お金ないの?ってかミレニアムに
あんなビッグな目標立てたんなら、もちろん
予算の計画も立てたんじゃないの?あたしもお小遣い帳
通りにやってないから人のこと言えないけど!」
ルイ「もちろんそうなんだよね。しかも30年も前に
GDP国民総所得の0,7%を開発援助に割り当てるって
先進諸国たちは約束したんよね」
グル美「ま、約束を破るのが政治家だからね〜。
そんで、0,7%出すってことは、つまりどんくらいに
なるの?」
ルイ「主要ドナー(お金出す側)22カ国
がちゃんと公約通り、出せば約1900億ドルだよ。
ちなみにこれは、2015年の目標を達成するのに
必要な金額です」
グル美「まじ?これ、きたんじゃないの?じゃあ、もう
ちょっぱやで0,7%ちゃちゃっと出すしかないじゃん!」
ルイ「ってなわけで、そこが問題なんだよね。現在
しっかり出してるのは5カ国(ノルウェー、デンマーク
オランダ、ルクセンブルク、スウェーデン)だけで
G8と言われている国々は、どこも目標を達成できてない」
グル美「ダメじゃん!!」
ルイ「だろだろ?ちなみに日本は0,2%」
グル美「日本イケてねえ!」
ルイ「でも、今後5年間で、100億ドルの追加予算を考えているみたい」
グル美「日本最高♪」
ルイ「そんなわけでだ。だから声が必要なんだよ?」
グル美「え?なんで?」
ルイ「この予算とか考えているのは政府だ。ってことは
世論には逆らえない。つまり国民に意思があれば
政府もその気になるってわけよ」
グル美「あ、なるほど。そのためのホワイトバンドね」
ルイ「ぴんぽ〜ん。そういうわけ。な?ぶっちゃけた話。
募金するよりも永続的で、効果的だろ?ま、うまく
いけばの理想的な話だけど。」
グル美「たしかに募金するよりもいいわねえ。
でも政府の開発援助資金でしょ?いろいろ問題ありなん
じゃない?」
ルイ「そうなんだよね。ひも付き援助とか、IMFとか
ドナー資金運用の非効率性とか政府の汚職とか...。」
グル美「全然わけわかんないからそれも教えて♪」
ルイ「わかった!じゃあ、続きは第二弾で!!」
グル美「今日はありがとう〜」
ルイ「はいよ。おつかれさ〜ん」
ってなわけで、ここまで読んでくれてありがとうございます
かなりハショッたんですが、大事なところは
おさえてもらったでしょうか?
ちなみにこの対話は実際に俺とグル美(仮名)の
お話を元に作られています
俺が言いたかったことは、ホワイトバンドキャンペーンは
インチキでも自己満足でもない、
貧困改善のための最短キャンペーンだということ
ただ!!はっきり言ってやり方が微妙だった
それに声を集めるのが目的なのに
声を届けるようなアクションもほとんどないし
せっかく盛り上がってたのにいい機会を逃した気がする。
イギリスとかからは毎月のようにアクションメールが
届きますよ〜
でもでも!!批判言ってもしょうがないし
ホワイトバンドはいい流れを創る大チャンスだから
しっかり支えていきたいなと思いました。
なんつうか
広報っていうか主旨が
説明不足だったよね〜
ある程度、世界の問題を知らないと
わからないっていうか。
もっとウェブサイトを使って情報をわかりやすく
提供したらよかったのになと思います
俺も、管理人として、なにかやるときは気をつけなきゃな
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