梅雨入り前最後のツーリング

　梅雨前の最後の晴れ、ということなので出かける。ハイキングに行くには腰痛が心配なので、ツーリングにする。１ヶ月ぶりくらいかな？行き先は、いつも通り奥多摩。

　まず、何かで紹介されていた"お焼き屋"さんに寄ってみる。アンコ入りおやき100円。ごく普通の味で、ちょっとガッカリ。この向かいには趣の良さそうな自家焙煎珈琲の喫茶店、徒歩１分ほどのところには料理旅館軒食堂？があって、面白そうなトコ。あきる野市の観光エリア？まぁ私に喫茶店は意味ないけどね。

　その後、久しぶりに神戸（かのと）方面に。途中、檜原村の郷土資料館に寄ってみる。いつも通りすがりに見かけて、いつか行こうと思っていた所。檜原村に甲州の文化がしみ出してきているのは、武田の落ち武者が定住した、という伝説があるげな。また、あんな山の中なのに、鎌倉時代から集落があったとの説明にも驚いた。江戸方面がよく見えるので、監視用山城もあったらしい。

　神戸。木漏れ日とせせらぎがとても気持ちの良いところなんだけど、有料キャンプ場やＢＢＱ場だらけなのが難。まぁ仕方ないけど。今日は平日で空いていて良かった。

　とって返して奥多摩、都民の森から奥多摩周遊道路へ。奥多摩湖、貯水量は梅雨前としてはまずまず。水不足、多摩川水系は今のところ大丈夫そう。利根川水系はピンチらしいけど、多摩川は元々冬の降雪に頼らない水系だし。

　途中、いつものところで湧き水を汲む。ここの水が超美味しいのよ〜いっつも行列が出来てる。私の場合、２リットルと少量なので、割り込ませて貰う。多い人は１００リットルくらい汲んでる。業務用？

　その後、小菅に。伽羅蕗饅頭を購入し、持ってきたお大福半ヶと買った饅頭半ヶで遅めの昼食にする。やや食べ過ぎ。動いてないし、さっきお焼きを食べたから。ここも気持ちが良いところ。たんぼはないけど、それを除けば"田舎の夏"気分を満喫出来る。

　もっと奥（塩山方面）に行こうかな？と思ったけど、ブレーキの調子がヘンなので、引き返す。前輪のブレーキパッドが減ってるのか、あるいはレバーのネジがオカシイのか？どちらかだと思う。フルブレーキ出来ない。

　そろそろと、上野原経由で降りる。こちらの集落も気持ち良いんだよねぇ。人間関係がウザそうなので、住む気にはなれないけど。それさえなければ是非住みたい。書店はないけど、今はアマゾンがあるし。

　甲武トンネルであきる野に戻り、今度は"ふるさと工房"を見学。陶芸と和紙漉きの体験ができるげな。登り窯もあって本格的、だけど体験料が3500円もする。高くて手が出ない。そのせいか？ガラガラ。

　その後、新しくできた市の温泉施設に行ってみる。朝、寄ったお焼きやの奥。こちらは結構流行っていた。物産売り場も大繁盛で、お野菜とかは売り切れてた。そうそう、ミネラルウォーター「男の水」っていうのが笑えた。なんじゃそりゃ。足湯だけ楽しんで、退散。ややヌルイね... 夏だから？

　野菜を買って帰りたいので、今度は日ノ出町の物産売り場に寄ってみる。こちらは、上記施設が出来たせいか、ガラガラ。野菜も売れ残ってて、半額セールをやっていた。生姜と菜っ葉（小松菜の兄弟分だとか。名前は忘れた）を購入。

　街に戻り自宅まで後2kmのところ。以前は駅前にあった蕎麦屋さんを発見。そうか... 家賃の高さに耐えかね、自宅で再開業するって話だったけど、ここだったのね... いつか行ってみたい。

　そのそばで給油。171km, 5.1リットル。740円。相変わらずハイオクだと34km／リットル、レギュラーだと31km／リットルくらいの燃費。ガス代の差を考えても、ハイオクの方が微かにオトク。エンジンにも良いらしいし。CO2排出量など、環境にとってはどちらが良いのか分からないけど。


　帰宅して、図書館で新聞を斜め読みし、本日は終了。丸一日潰れたけど、山はとぉーーーーっても気持ちよかった(^o^)。よい気分転換になったと思う。

　ただ、気持ちは良かったけど、やっぱり腰にはキた。ロングツーリングは無理な体調だと思う。今の体調では、今日のような日帰りがせいぜい。