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2005年10月15日06:20

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築地朝市

秋深し、、、たまに季節お話でも書いてみようと思う。北の方
では鮭の遡上もボチボチ始まろうかと言う季節。
「鮭児(ケイジ)」という魚がいる。最近はグルメ本等でちょくちょく取り上げられるのでご存知の方も多いと思う。
一部食通などに大変珍重され、有難がられている魚で、どんな魚かと言うと普通一般に言われているシャケである。あの、今は亡き「牛鮭定食」にも使われていたサケ科サケ目「シロザケ(ChumSalmon)」のことである。では何故珍重されるのか?というと2万尾に1尾とか2尾とか言われる漁獲量の少なさゆえだが、馴染みの飲み屋の親爺が、うちのは厚岸漁協のタグ付きだから間違いない!などと言いながら素人相手にボッたくってるのを眺めてると胸がすくような気分である。喰った奴に言わせると「いやーあんなの今まで食べたことがない全身トロみたい・・・・」だそうだ。そういった巷間の噂と希少性が相俟って時価言い値で自称「食通」達の財布の紐をゆるませるのである。
さて、朝な夕なに頂いているこのシャケですら一生の半分の生態はよく判っていない。河を下った後の3年間〜4年間は闇で、水産学者ですらよく判らないという。一説には春夏は北洋
をベーリング海峡・オホーツク海〜アリューシャン列島あたり、秋冬はアラスカ、カナダ沖〜北海道・三陸沖の太平洋岸
位をアラスカ・カナダ・ロシア等北半球各地からきた同種の群れの仲間と仲良く回遊しているらしい。繁殖期が近づくと母川回帰本能で巨大な群れの中から母川の近い一団が分離し、各方面ごとに群れで散っていくと言われている。日本付近の太平洋岸に向かうシロザケの母川回帰の一群にアムール川支流やサハリンの川出身の1年若いシロザケが何を間違えてか混じることがあると言う。これが「鮭児」である。群れが分離する時、友達や恋人と余程別れ難かったのか?それとも余程ボーとしていたのか?何れにせよ本能を超えて自分の終の住処の川を日本に選んでしまった
外国生まれのシロザケ、それが「鮭児」なのである。何故そういう固体が発生するのか未だに解明されていないが
養殖モノの「サーモン・トラウト」や「アトランティック・サーモン」喰わされて「アヒャヒャ鮭児はうまいでしゅねー」とホザいてる
ハゲ頭客を眺めていたらふとこんなことが頭をかすめたのである。ちなみに「トキシラズ」という鮭がいてこれも同種「シロザケ」のことで、トキシラズ(トキザケ)は、とてもおいしい若いサケです。夏に北海道沿岸に回遊してきます。トキシラズ群あるいはナツザケ群ともいわれています。最初はおもに岩手県三陸海岸に現れ、太平洋沿いに北上して、北海道沿岸には5〜6月ごろ到達します。このころ捕獲されたものが一般的に「トキシラズ」とかトキザケ」と呼ばれ美味のため珍重されます。
この群れの大部分はエトロフ海峡を回遊してオホーツク沿岸の川、アムール川に上ります。また、一部はさらに千島列島に沿って東進し北千島、カムチャッカ西海岸の川に上ります。このトキシラズは日本では産卵しません。
母川に1年はやく春夏に遡上するために日本近海に接近する一群のことでこれは何らかの原因で母川の自然が破壊された場合、種が一時に絶滅しない為の自然のメカニズムによって成熟度や精力の高い個体が先遣隊として遡上する鮭のことを言う。コレも美味しいらしい。
さて今日は築地の朝市。これから「小さい秋」でも見つけにゆこう、、、
参照/追捕 2006.10.24
>>http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=106696&media_id=2
>>http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=57922&comm_id=4593
>>http://www.nichiro.co.jp/salmon/index.html
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