人は生きていずれ死ぬ。
それはすべての人間に等しく与えられた命題(テーマ)である。
このテーマを取り上げた作品は多々あるが、匙加減を少しでも間違えば陳腐なお涙ちょうだいものに成り下がってしまう非常に扱いの難しい題材である。
そんな生と死を扱った数多の作品の中で一際輝きを放った作品が2つある。
ひとつはアニメ、ひとつは漫画なのだが、ヲタク文化を侮るなかれ。
マスメディアの息がかかっていないこの業界のほうが本質を捉えていたりするのだ。
一つ目は『AIR』である。
多メディアに展開しているが、原作であるゲーム版は絵にクセがありすぎるのと、アニメを手掛けたのが京都アニメーションなのでここではアニメ版をお薦めする。
細かい内容は書かないので何もいわず見てほしい。
一度見ただけでは掴みきれないと思うので2回通して見るのを推奨する。
多分二度目の最終話を見終わったとき心に響くものがあるだろう。
大きめのレンタルショップに行けばDVD(全6巻)があるはずなので是非。
その際に間違っても劇場版というのを借りてはいけない。
それは名前は同じだが、まったくの別物なのでそれだけは注意だ。
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