mixiユーザー(id:2129235)

2007年04月10日06:01

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広義当事者の手術適応

 AJLのコメント欄で。狭義当事者が「訴訟を起こした京都の広義当事者みたいな人には慎重に接するべきだ」と主張して、別の広義当事者から反発を買っていた。

 でも私は、広義当事者には慎重に接するべき、という意見に賛成。狭義当事者は、診断基準として確立していることからも分かるように、米国などでデータが多く、それにより手術適応がある可能性が高いことが裏付けられている。に対し広義当事者は、より新しい概念で手術適応があるかどうかデータが少ないように思うから(だから DSMやICD等の診断基準でも分けられているんだと思う)。

 別に広義当事者は手術するなと言ってるわけじゃない。広義当事者も、精神科医がより慎重に判断し、手術適応があると思われれば、慎重に手術について(その利害損得やリスク、限界などについて)説明を行った上で、手術をすればよいと思う。

 ただ、広義当事者の「なりたいもの」は、そもそも今の社会との摩擦(たぶん狭義当事者のそれ以上の摩擦)を引き起こしかねない存在なので、その摩擦に耐えられるか?何かオカシナ幻想・夢想を抱いてやしないか?慎重に判断すべき。なんか、今回の京都の(大阪医大の)事例は、この慎重さを欠いていたように見えるのよね。まぁ限られた情報からの印象に過ぎないけど。
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