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2006年12月15日01:35

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プレゼント、他

えんぺで売ろうと書き込みしましたが、例によって申し込みゼロなので、欲しい人がいたらあげます。えんぺに書いた内容は以下ですが、別にタダで構いません。値段をつけているのは、タダと書くと警戒されてより応募が少なくなるというだけの理由です。知り合いを想定していますが、別に知り合いでなくてもムダになるよりはいいので、優先度は下げますが、一応連絡くださいな。

--- start
ナイロン100℃の「ナイス・エイジ」に続けて見ようと目論んでいたのですが、「ナイス・エイジ」は3時間半あるそうで、お台場には物理的に到達不可能と判明いたしました。つきましては、誰か買ってください。

お台場SHOW-GEKI城
フジテレビ内マルチシアター
野鳩「ぜったいあの娘はボク専用」
12/23 17:00〜 B列 1枚
定価1500円のところ1000円(送料別)でいかがっすか。

受け渡しは基本郵送で、近ければ手渡しでも構いません。
まずはメールでご連絡ください。
よろしくお願いいたします。マジ。
--- end

さて、ついでに演劇ネタをいくつか。ここ数年好きな劇団のくねくねしだが、先日芝居を見に行ったらDVDがついていて、音楽のプロモビデオが入っていた。

原曲は文句なく名曲できれいな旋律なので、美しい内容を想像しながら見ていたら、歌詞は実は「競艇大好き」という内容だったので、それに気付いたら(TSUKIが「月」でなくて「ツキ」と気付いたら)、より楽しくなった。くねくねしの役者と作演出家総出演だが、顔はあんまり見えないね。ここで年内限定公開しているそうなので、物好きと忘年会の少ない人はぜひごらんあれ。

http://www2.spaceshowertv.com/DAX/

分かりにくいが、リンク先ページで、青でOMODAKA SPECIALと書いてある箱を押してさらに四つでる箱の一番左"CANTATA No.147"。

まあデジタルな音楽というのは難しいね。私なんか音楽は割とアナログ好きで、打ち込みとかあんまり面白くない。たとえばパンクの曲はコード進行と歌詞とおおまかなメロディだけしかなかったりするが、人間の演奏なのでシナリオのないところがノリになり味のある部分になる。打ち込みだと意図していないところは機械が埋めるので、全部時間の進行や音の高さが一様に正確になる。正確なものは聞いていてそんなに楽しくない。人間が演奏すると意図のないところは全部不正確になるが、機械が演奏すると意図のないところは逆に全部正確になって、そのことがつまらなく聞こえる。考えてみると面白いことである。しかしデジタル音楽がだからダメということではなくて、そういう特徴を知っていて面白くなるようにすればいいという話である。では何が面白いかというとそれはまあ人によるので、断言はできないが、上の曲なんかは結構面白いと思う。

ポツドールの芝居について、終わったら何か書くと書いたが、面倒くさくなってきたな。簡単に書こう。今回のポツドールの芝居「恋の渦」は、ストーリー的にはかなりベタで私が見たことないからなんとも言えないが「男女七人」とか「ビバリーヒルズ青春白書」に近いものじゃないかと思う。何がかというと男5人と女4人が出てきて恋愛話中心でなんじゃかんじゃする話というところが。そのなんじゃかんじゃというのはまあ相手を服従させようとしたり、勝手なこと言ったり、謝ったり、泣いたり、怒ったり、嘘ついたり、いちゃついたり、男女の組み合わせがどんどん変わったりとそんなところで、ただポツドールの場合は善意より悪意が強調されるきらいがあるので、人間の性格の悪いところがかなり正確に描かれる。まあ別れたくないなら言うことを聞け、とか周りに黙って隠れて付き合うとか、知り合いと浮気するとか、そういうあたり。

ストーリー以前に趣向があって、舞台が上下左右四つに分かれていて四つの部屋の中が同時に見えるようになっている。青年団という劇団が現代口語演劇と言って、舞台の違う場所で同時に別の会話するというのを一般的なものにした(すでにしたと思う)が、ここでは同じ時間に別の部屋で何が起こったかが同時に見えるようになっている。一瞬、同時多発会話を進めたらこうなるのかと思ったが、実際の世の中では同じ部屋にいて違う内容の会話を複数同時にしていることはリアルであっても、別の部屋の出来事が同時に見えることはラブホテルのモニターででもない限り(モニターでも部屋の中は見えないよな、たぶん)ないので、リアルからは遠くなっている。単に演劇上の趣向でしかない。しかし、ある効果はあって、ケータイでAの部屋からBの部屋にかけて会話するときに両方の話が聞けたり、Cの部屋とDの部屋で同時に別のケンカが起こって怒鳴るのが同時だったりするとドキッとしたりする。

そういう効果を出すために相当の苦労が伺えるのがまず一点。でもまあ苦労はともかくとして、前回無言劇をやったりして不親切だったポツドールがベタでどんでん返しにこだわったみたいな話をやったことが面白いということがもうひとつ。えんぺのレビューには「三谷(幸喜)みたい」とわざと一番遠そうなイメージの人の名を挙げて書いたが、コミカルでベタだったのは確か。あとは相変わらず意地が悪く、きまずい場のイヤーな感じとか、自分勝手な理由で逆ギレする登場人物などの描き方が全くうまい。あと大して必要もないのにカラミのシーンがあってサービスというより見ている方がきまずくなる。あえぎ声は嘘くさかったが、女性は上、男性は下を脱いでいて、チンコが立っているのが見えた。上段の部屋で角度的に女性の乳は隠れていたが。前書いたゴキブリコンビナートとかチンコが見えることはときどきあり、昔チンコ演劇というジャンルがあるとまで言われたが、勃起したチンコは昔やはりここで一度見たくらいで珍しい。くだらないことに注目してしまったが、まあ野次馬だからしょうがないよね。それに外見に明らかに感情があらわれるのはそういうところである。泣く、笑う演技とともに勃起する、ゲロを吐く、青ざめる演技等が出来てこそ一流の役者であろう。
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