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2006年11月19日22:19

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【仕事】 配水管

今日は配水管の掃除の手伝いに行きました。
マンションでたいてい年に一回行われるものです。

各家庭に入り、風呂場、キッチン、洗面台、洗濯機のとこ、の配水管を洗います。といっても、表面に出たところではなくて、配水管の中、奥のほうです。

高圧で水が出る細いホースをどんどん奥に送り込み、管の内側についた汚れを吹き飛ばして、流す、という作業です。

僕は全然専門ではないので、お手伝いです。
風呂場と洗面台の取り外せる部品を外して洗い、高圧洗浄ホースを扱う人の補助をするのです。

で、各家庭に入って、風呂場を覗き、排水口を見るわけです。
いや、すごいね。

事前に作業に入ることは通知してあるので、綺麗に洗ってくれている家庭が多いです。ありがたいことです。
でも、なかにはなーんにもしてないところもあります。まあ別にいいんです。綺麗にしてくれって通知してあるわけでもないですし。

で、僕は気付きました。「綺麗なうちはお湯が出るの法則 」 に!

排水口の辺りを綺麗に洗ってくれている家庭は、お湯が出るのです。これは、洗い物をしている僕たちを見て、あるいは事前に気遣って、ガスを付けてくれるのです。ありがたやありがたや。

あんまり綺麗でない家は、水が出ます。まあいいんです。洗い物には水でじゅうぶん。

そしてなんと! ひどく汚い家ではお湯が出るのです。

不思議じゃないですか? 洗い物をしている姿を見て、お湯を出してくれるような家庭は、そもそもその前に排水口の辺りを綺麗に掃除してくれていそうなものです。もちろんいろんな事情もあるでしょうし、それぞれなのですが。

で、考えていたのですが、分かりました。

まず、一番目の家庭は、「他人を思いやる」 家庭です。
僕らのことを考えて、親切にしてくれているのです。

二番目の家庭は 「自分を思いやる」 家庭です。
家計のことを考えて、普段はガスをつけていないのです。

そして、三番目の家庭、ひどく汚い家庭は 「自分のことも思いやらない」 家庭なのです。多分、普段からずっとガスが付けっぱなしになっているのです。いつでもお湯が出るように。
ガス代のことなんて考えていないのでしょう。

なるほどねえ。と思ってしまいました。まあとんでもなく思い違いかもしれませんが。


皆さん、良かったら、うちに配水管の掃除屋さんが来たら、配水管の回り、髪の毛やなんかを綺麗にしてあげてください。
そして、出来れば、冬の間はお湯を出してあげてください。


さて、ここまで読んでくださった皆さん、ついでに掃除をしませんか?
簡単です。
用意するのは、スポンジ、ゴム手袋、です。出来れば古い歯ブラシなんかがあると尚良いです。

まず、洗面台の栓のところを見てください。古い、黒いゴムの栓のタイプはしょうがないです。が、ポコッと取り外せるタイプのものでしたら、外して風呂場に運んでください。

そして、風呂場の排水口。髪の毛がたまるので、時々は掃除するとは思います。その奥に、もうひとつ外せる部品があるかもしれません。ちょっと回して外せそうなら外してください。

そして、シャワーを流しながら、スポンジでこすります。手袋をしないと、ちょっと勇気が要りますが、まあなくてももちろん大丈夫です。

ついでに、はずした元の部分、根元のところもこすっておきましょう。洗剤は使わなくても大丈夫なのですが、使いたければなんでも使ってください。カビがあるなら、カビキラーを吹きかけて、しばらく放置してからシャワーで流すと、かなり落ちます。カビキラーはプロの人も使っています。あれはすごいよね。

それからすごいのは、激落ち君 とか、べっぴんさん、とかいう商品名の白いスポンジです。100円ショップでも売っています。
これは、今まで落ちなかった汚れなんかも落ちることがあります。消しゴムみたいなもので、使うとどんどん減っていってしまうのですが、不思議なほどに良く落ちます。まあ汚れによりますが。茶渋なんかには最適です。

で、部品を戻すわけです。

別にたいした作業じゃないです。真面目な主婦の方は言われるまでもなくやっているのかな? ただ、あのヌメヌメとかを想像すると、やるのに勇気が要りますよね。そのために手袋が必要なのです。厚手の手袋があればたいていのものは触れますよね。

新し目のマンションのお風呂は、手前の壁が大きく外れる、というかめくれるものもあります。外し方が書いてありますので、浴槽に貼ってあるシールをよく読んでみることをお勧めします。

普段から掃除していると、あんまりヌメヌメもしないので掃除しやすいですし、臭くなったりすることもありません。掃除屋さんも楽です。たまには大掃除してやりましょう。
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