第百四十三回　三ツ沢下町　（横浜市営地下鉄編）

東横線、京葉線、山手線、横須賀線、
相鉄線は、みなとみらい線、中央線はココに収録
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三ツ沢は、上町、下町の他にも中町、西町、東町、南町と
６つの町が集合して構成されている。
北町がないのが、ちょっと不思議。
オイラ的の見解は、上下中が北なのでしょう。
（まんまじゃん！）
さて、この三ツ沢を語る上で、外せないのが、
この地区最大級の大きさを誇る三ツ沢公園。
表題の三ツ沢下町駅からは少し歩く（三ツ沢上町が最寄駅）が、
そこはご愛敬ということで。
さて、この公園、横浜駅方面から歩いてくると、
かなりキツイ坂を登る。
しかも、かなりクネッている。
いや、かなりクネクネっている。
この坂道、国道１号線につながっている大きな道なだけに、
第三京浜高速道路の三ツ沢出口を有する。
これが鬼門。
まずは、交通量が多いから、出口を降りるときの合流が恐い。
なんとか合流したかと思うと、クネクネ坂のご登場。
これだけで初心者マークは心臓バクバクものです。
しかも、この坂の途中に、自動車教習所がある。
ということは、ココから仮免許講習の練習車がどんどん出てくる。
これも恐い。慎重運転だから、渋滞も起きる。
しかし、本当にビビっているのは、教習車を運転している仮免許クンたち。
実は、この教習所、我が母校なのです。
仮免許クンにとって、この坂は難関中の難関。
それが教習所を出て、しょっぱなに来る。
ビビらないわけがない。とくにマニュアル車の場合、
渋滞で停車するものなら、坂道発進をしなくてはいけないかもしれない。
あぁ、憂鬱。
このクネクネ坂には、憂鬱がまん延してます。
さて、三ツ沢公園。
（やっと本題かぁ……）
この公園、かなり広い。
Jリーグ横浜FCのホームグラウンドである三ツ沢公園総合競技場があり、
テニスコート、陸上競技場、野球場とバラエティ豊か。
ジョギングコースも数種類あり、緑も豊富。
「憩い」という言葉がピッタリくる。
その象徴が、おじいちゃん、おばあちゃんたち。
この公園、おじいちゃん、おばあちゃんが元気なんです。
ひとりでジョギングをしていると、「精が出るねぇ」と話し掛けられる。
もちろん、話し掛けてくるおじいちゃんも、走っている。しかも、速い。
Jリーグの試合があるときには、おばあちゃんも応援にくる。
しかも、集団でサッカーを見にくる。
その勢いを見て、若者が見習う。
ジョギングしている見知らぬ人にも声をかけるようになるし、
サッカーを見にきていても、ゴミは持ち帰る。
こういう老若のスパイラルが、「憩い」の正体。
三ツ沢公園には、「憩い」が溢れてます。