終電間際。ギリギリに13階のオフィスを出てエレベーターホールへ。下に向かうエレベーターにひとり乗り込んで、慣性の法則を味わい始めた直後、階数表示は11階。
左右に激しく揺れるエレベーター。
揺れている最中、いきなりの出来事にパニックです。認識できているのは「ビルが揺れているのであろう」ということだけ。何故か最初に連想したのは、飛行機でも突っ込んできたのかな、次いでやっと、地震だ!しかも大きい!に思いが至りました。階数表示はまだ5階。
近くの階に止まるのかと思いきや、意外や意外、階数数字はどんどん減ってアッという間に1階に。扉が開くと内部の明かりが消えます。周りを見ると、3つのエレベーターは全て1階で扉を開いて動きません。終電間際だったので写真は撮れませんでしたが、かなり稀有な絵ヅラです。
普段の地震のときは全然慌てないのですが、エレベーターの中、というシチュエーションはいきなり全ての思考力を奪いますねー。
ログインしてコメントを確認・投稿する