『このミステリーがすごい!』大賞で新聞広告に何度も出てたから気になってたんですよね。
図書館で予約したら20人待ちですっかり忘れていたけど、通知メールが来たので借りてみました。
ネタバレ有りで感想を書くと、ほんわかした感じは読みやすかったけど「ミステリー」を謳うにはオチが軽すぎる。
もちろん丁寧に読んでいけば解決のヒントは散りばめる基本はできているけど、トリックでもないしちょっと洞察力がある主人公だからね。
まぁパン屋で連続殺人事件が起きても困るし、パンの描写は美味しそうだから良し。
実は本編よりあとがきの大賞選考委員のコメントのほうが面白くて何度も読み返しちゃいましたよ。
こういう視点で候補作品を読んでると参考になったし、評価も辛辣だったり。
どうやら本作はグランプリの本命ではなかったようで、文庫グランプリになった「一次元の挿し木」「どうせそろそろ死ぬんだし」の方が注目だったようだ。
「九分後では早すぎる」はタイトルが良すぎて期待外れなんて厳しい…。
結局注目作には賛成票と同じくらいの反対票が入って、可もなし不可のもなしのパン屋が残った、という感じのようでした。これも運。
ログインしてコメントを確認・投稿する