10月なのに夏日とゆー気温もあって疲れたせいか、西部邁氏のエッセイに書かれた「海野君」のエピソードを思い出していた。
「海野君」は西部氏に
”自分の様な怪物が生まれる社会には何らかの病理が有るのではないか?と、社会の側でも僕らの様な怪物が出現した際には少しでいいから自分たちを振り返って見て欲しい“
と言うような事を語っていたらしい。
まぁ、私なんぞには、過去に交際していた女性を殺害して後に海外に出てイベント出演してから帰国し家宅捜索に入られる迄のうのうとヒップホップなんか演ってられる状況も、結果的にそれを許していた神奈川県警の大失態の理由さえ理解し難いが、それでも、社会病理なんて4文字熟語に思いを馳せる夜はある。
そうして、最近観ていた映画『DV』の何より気持ち悪かった部分は、映画の作中にDV被害者のヒロインが顔面から流血していながらも
「警察を呼んで下さい、このままじゃ殺される」
と助けを求めた飲食店店員の、その対応の異常さだった。
飲食店店員は被害者に
「他のお客様の迷惑になります、警察沙汰は困ります」
と、怪我をしている被害者の助けを求める言葉を容易く言って無視をしたのだ。
リアルではこの私だって助けを求められなきゃ頭部から大流血している怪我人を放置しておける程度には冷血だし冷酷だ。しかし、怪我人から明確に助けを求められればジーンズの尻ポケットからスマホを取り出して通報位は当然する。
私も、「海野君」の言っていた社会病理の一端を、我が目で見て知っている。
銭を稼ぐ事が何よりも優先される、この胸糞悪い世間ってぇ代物の、その汚穢な事なかれ主義に毒された毒婦達の集まる場所を、私は知っている。
その絵に描いて額に入れて飾ってみたくなるほど汚辱に塗れたみたいな毒婦達も、遥かに遠い遠い昔の幼い時分には
♪助けて下さいとレースペーパーに 千回血で書いた手紙♪
を、きっと綴っても居たのだろう。
そのレースペーパーに血で書いた毒婦の手紙は誰にも届かなかっただけで。
■GPS装着でストーカー接近防止検討=対象や期間議論、治療義務付けも―警察庁有識者会議が初会合
(時事通信社 - 10月19日 18:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=8994407
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