楽器店でバイトする若者…ベア、ニッキー、イアン、サラはいつもつるんでいる仲良し4人組。奥手な青年ベアは、キュートなニッキーに告白しようと思っているがなかなか勇気が出ないでいる。そんな彼が頼ってしまったのは、スピリチュアルグッズの店で見つけたとあるスティック。願いを唱えてこれを折ると、それが叶うというのだ。ある夜、飲みの帰りに「ニッキーが誰よりも僕を愛するように」と願ってスティックを折ったベア。その瞬間から、ニッキーが突然積極的にベアを求めてきた。行き過ぎなラブラブ表現にやや引きながらも、ニッキーと交際することになったベアだが…
「オブセッション 災愛」
以下、ネタバレの柳。



オブセッション、という原題タイトルの映画は異常に多いんだけど、多分1番知名度があるのはデパルマの「愛のメモリー」かな。本作は、愛のメモリーなんて甘いワードでは表現できないぶっ飛んだ作品です。思い出すのはベアトリス・ダルの「ベティ・ブルー」。あちらはメンタルの問題だったけど、こちらは霊憑依(多分)だから比べ物にはならんですな。
サウンド、ライティング、編集、顔芸の四つでとにかく怖がらせてくる作品。来る、来る…と思わせてからのスカシなども上手く、ベアの煮え切らない優柔不断さと学習能力の無さ、そして極端な思考停止っぷりで観客をイラつかせる腕もなかなか。古典的題材でここまで怖がらせてくれるとは、ホラーの未来は明るいと思わせてくれる一本。ぜひ。
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