せいろ蒸しに五苓散、麻辣湯…なぜいま”養生”が刺さるのか? 「この身体に合う整え方」へシフトしていく時代
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子供の頃から食が細かったり、何度か体調を崩した時期があり、高校も出席日数がギリギリだった。就職も、高校の欠席が多いというのがネックにもなった。親から口酸っぱく言われたのが、身体が丈夫でなければ勉強も仕事も出来ないという事。
なんとか就職して、不景気だったけれど非正規で食い繋ぎながら、34歳で結婚した。不妊症がわかり、不妊治療を経て妊娠したけれど流産した。それから、健康オタクかと自分でも思うくらい色々と試した。
嫌いだった運動も、以前に比べてするようになったし、お灸やツボ押しもやっているけれど、1番気を使うのはやはり食事。薬膳を少しずつ取り入れるようになった。大それたものではなくて、胃腸の調子が悪いから、キャベツや大根を食べようとか、最近疲れがたまっているから豚肉の料理にしようとか。
最近のマイブームは小豆粥。たまたま準夜勤終わりで深夜に帰宅した時に、レトルトのお粥を食べたのがきっかけだった。お粥だから朝も胃もたれしなかっただけでなくて、前日に深夜まで仕事だったのに身体が軽かった。調べたら、小豆には疲労回復やデトックス効果もあるんだとか。小豆を茹でるのがめんどくさくて、今まで作らなかったけれど、それからたまに作っている。冷凍しておけば、夜勤明けでもレンチンして食べられるし。
子宝はまだだし、年齢的に厳しいけれど、だからこそ、健康でいなければ。幸運にも子宝に恵まれれば、それから子が成人するまでは働いて育てなくてはいけないし、できなければ、人生の最後まで自分の事は自分でやらないといけない。歳をとって動けなくなっても、頼れる身内はその頃にはいなくなってるはずだから。私が健康のために作った料理も、夫は肉と米ばかり食べて、野菜も食べなよと言えば添えてあるレタス1枚食べて『野菜も食べた』と言っているし。飲み物は専ら砂糖入りの清涼飲料水。お茶や牛乳には目もくれない。「仕事で何時間も歩き回ってる」と言い、運動はしない。だから、たぶん私より先に死ぬと思う。
大人になって実感した。どんなに立派な夢や希望を持っていても、身体が健康でなければやりたい事も、普通に働く事も出来ない。私が住んでいる地域は田舎なので、都会ならおじさんがやるような仕事も、若い女性がやっていたりもする。頭は多少悪くても、身体さえ丈夫なら肉体労働でも何でもやって生きていける。40代前半で脳卒中を患い、手足に障害が残っている父の言葉です。
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