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2026年04月06日21:05

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経済ニュース!2025年度の焼肉店の倒産件数が過去最多を記録する

  <経済ニュース!2025年度の焼肉店の倒産件数が過去最多を記録する>


2026年4月6日(月)売り手市場が続く中、企業はより優秀な人材を確保するべく、就職を控えた学生に好待遇を打ち出して、誘い込む。バブル期以降、大企業の初任給は軒並み20万円代前半で推移していた。コロナ禍後、ロシア軍によるウクライナ侵攻が、遠い日本にも影響を及ぼした。資源高に伴うインフレの波が、欧米を筆頭に日本社会を飲み込んだのである。政府も率先して動きだし、大企業を中心に賃上げを求めた。資金が乏しい中小零細企業も、事業存続のために、賃上げへと動き出していた。日経平均株価は、2021年は2万円台、対して2026年は5万円台に突入している。株価の上昇で恩恵を受ける一流企業は、人材獲得合戦で優位に立つ。ついには、初任給30万円を打ち出して、人材を囲い込みに入る。数年以内には40万円も視野に入る。

  

・ファーストリテイリング:370,000円(33万円から4万円増。地域正社員も底上げ)

・三井物産:340,000円(商社間の争奪戦が激化)

・三菱商事:325,000円(昨年度実績から高水準を維持。ボーナス含め1年目から高年収)

・丸紅:330,000円

・三井住友銀行・三菱UFJ銀行・名古屋銀行:300,000円

・第一生命HD:354,000円(26卒の総合職)

・NTTグループ:300,000円以上(大学卒の標準的なケース。住宅補助費を含めると34万円以上)


 日経平均株価は2021年、2万円台の時代から5万円台の時代へ突入するにつれ、上場企業と非上場企業との間で格差がつく。

 顕著に影響を受けたのは焼肉業界だった。大手企業は、仕入れ価格を抑えながら、大量に展開することで、利益を確保する。対して、流通ルートが限られる中小零細企業は、従来の薄利多売モデルでは成り立たず、経営モデルの見直しを迫られた。

・東京商工リサーチ(東京都千代田区)は、2025年度の焼肉店の倒産(負債1000万円以上)が57件に達し、2年連続で年間最多を更新したと発表した。57件のうち、資本金1000万円未満(個人企業含む)が約9割(89.4%、51件)に達する。


2024年から2025年のデーターから、次第に中堅企業にも影響が及んでいた。負債総額が1億円以上10億円未満の企業倒産は10件(前年度7件)にのぼる。


 倒産の根本的な原因は、原材料費の高騰に、人件費上昇が加わり、ビジネスとして成りたたないことにある。2024年度の倒産の内訳は、「販売不振(売上不振)」が、最多の48件(構成比96.0%)だった。対して2025年度は、販売不振による倒産は46件(同80.7%)に減少した。ただし、赤字累積の「既往のシワ寄せ」が4件(前年度0件)に増加している。その他「他社倒産の余波」(同0件)と「事業上の失敗」(同1件)は各3件で、倒産原因が多様化しているのである。

写真 焼肉店倒産年次推移
フォト

 焼肉店は、それぞれの店ごとに、独自性を打ち出す。一人焼肉を楽しめるように個室化。ビジネスマン向けの「ブランド焼肉」などが用意されている。または、バイキング形式の食べ放題を打ち出して、差別化を図る店も数しれない。円安物価高の時代、存続のために共通項がある。継続的な利益を出すうえで、常連客を引止めながら「実質値上げ」は欠かせない。顧客離れを恐れて、額面の引き上げを最小限に抑えながら、サービス改定をする例も確認される。料金を据え置きながら、サービスを縮小した場合、経済学的に「ステルス値上げ」という。

店側は、顧客が真っ先に意識するメニュー料金の改定よりも、サービス内容変更へと舵をきる。顧客側がサービスの低下に気付くまでタイムラグがあるとはいえ、次第に値上げととらえるようになる。人件費上昇も経営に追い討ちをかけていた。

 食費や光熱費など生活必需品が上昇する中、一般庶民は懐を痛めている。メニュー価格の改定には敏感に反応する。対してサービスの提供側も、同じように必要経費の上昇が経営を圧迫している。輸入に頼る中小企業は、円安に伴う仕入れ価格の上昇は経営にダイレクトに反映する。日本社会全体の賃上げの流れには逆らえず、経営者自らの懐を痛めながら、費用を捻出している状況だった。対して東証一部上場企業では、仕入れ価格の上昇以上に、株高の恩恵を受ける。より好待遇を打ち出して、優秀な人材を確保し、安定して事業を運営している。

 コロナ禍後に襲ったインフレは、大企業と中小企業の二重構造の歪みをより顕在化させた。

 焼肉店を初め、小規模零細企業は苦難が続く。


 大手企業の初任給の参考記事

・求人ボックス:ジャーナルより
公開日:2026/03/10 https://xn--pckua2a7gp15o89zb.com/journal/news/1212/

・写真出展先 参考記事 
・東京商工リサーチ https://www.tsr-net.co.jp/data/detail/1201951_1527.html


 過去経済関連ニュース。

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「焼肉店の倒産」過去最多を更新、原因は? 
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