東京、2月末の夜。伊勢商事の社長・伊勢省吾は、鬼嫁・友子が留守なのをいいことに愛人・晴美の部屋に転がり込んでいた。友子は「日輪教」とかいう宗教にハマっており、神のお告げで天誅を下すと晴美に脅迫文を送りつけるほどのキチガイなのだ。居間でまったりとしていた伊勢だが、そこにナイフを手に友子が乗り込んできた。晴美を殺そうと暴れる友子を制圧した伊勢が気付くと、友子は絶命していた。首を締め上げすぎたのだ。死体の始末に悩んだ伊勢は、自分が手がけた藤瀬ダムを思い出す。完成したばかりのダムは、明日には水入れが始まる。今夜のうちにそこに死体を捨てればバレないのではないか…晴美に友子の服を着せ熱海に向かわせて入水自殺を偽装し、自分は車のトランクに死体を放り込み走り出した。しかし新宿の十字路に差し掛かったとき、トラックと衝突事故を起こしてしまい…
同じ日、新宿のバーカウンターにいた真下幸彦は、友人・相馬良介との口論にイラついていた。真下は相馬の妹・芳江と交際していたが、この兄が結婚をなかなか了承してくれないのだ。真下はつい手が出てしまい、相馬は転んで頭を打つと、怒って店を飛び出してしまう。だが、それきり相馬は行方不明になってしまい…
「死の十字路」
三國連太郎主演の大映作品。江戸川乱歩原作で、子供の時にポプラ社の少年探偵団シリーズで読んだ記憶があります。しかしこれ、原案は本作脚本の渡辺剣次なんだそうで。
三國連太郎が伊勢役で、晴美は新珠三千代。探偵役は大坂志郎でした。友子を演じた山岡久乃の死に顔がインパクト大過ぎて写真撮り忘れた。代わりに大坂志郎を載っけておく。
観ていて少し三國さんに同情しつつバカだなぁと嘆息。だって正当防衛じゃん!
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