11月4日(火曜日)
科学技術の発達により、天文学会においては、観測範囲が大きく広がった。現在活性化している分野の一つは、第二の地球探しである。
参考記事 写真掲載元 ねとらぼ 2025年11月4日12時5分付
https://nlab.itmedia.co.jp/cont/articles/3609421/
このたび、一般ニュースにて、地球からわずか18光年先に、スーパーアースと呼ばれるタイプに分類される惑星が発見されたと報じられた。その名は恒星GJ 251の周りを回る「惑星c」である。質量は地球の3,84倍、軌道周期は53,6日、岩石惑星と推定されている。親星のGJ251は、太陽の半分の質量となるスペクトルM型の赤色矮星、低温で、核融合反応により、長期に渡り輝きを放つ。寿命推定100億年の太陽に対して、質量2分の1の赤色矮星は、推定寿命800億年になる。赤色矮星GJ251の周りを回る惑星cは、親星から受けるエネルギー量を踏まえて、液体の水を保てる「ハビタブルゾーン」の外縁部に位置しているとみられている。発見方法は、初期の太陽系外惑星の探査に役立った「ドップラー・シフト法」だと明かされた。使用したのは、テキサス州マクドナルド天文台のホビー・エバリー望遠鏡に設置された高精度近赤外線分光器「ハビタブルゾーン惑星探査機(HPF)」である。惑星によって恒星が引っ張られ、地球から見て遠ざかる際、波長が長い赤い方にずれていく。専門的に「レッドシフト」という。一方、地球へ接近する際には、波長が短い青い光を発する。いわゆる「ブルーシフト」という。ドップラー・シフト法は、惑星との重力摂動により、恒星のふらつきをとらえる。
写真=ドップラー効果の解説 掲載元 受験のミカタ 2022年12月25日付
「ドップラー効果の公式とは?実は覚える公式は1つだけでOK!」
https://juken-mikata.net/how-to/physics/doppura.html

音源から観測者向う際「+xの方向」と定義する。音源の速さt、音速V、観測者の速さuの向きを+Xの方向にとると、写真右上の公式が成り立つ。
例えば、音源が観測者から遠ざかる方向に進んだ場合はtを-tに置き換える。観測者が音源に近づく方に進んだ場合はuを-uに変える。
ドップラー・シフト法により、惑星の存在を明らかにすると、大気の検出に挑む。活躍が期待されるのは、赤外線の波長で観測するジェームズ・ウェッブ・宇宙望遠鏡(通称JWST)である。地球から見て、恒星GJ251の前を、惑星cが横切る際の食現象を利用する。惑星によって親星が影になると、吸収線、いわゆるスペクトルが表れる。口径6,2mのJWSTは、高い分光能力を持つ。窒素や酸素が検出されれば、地球型惑星の可能性が検討される。第2の地球探しは、今急速に進んでいる。
以下 天文関連の日記
・2019年10月9日付 2019年度ノーベル物理学賞発表!第2の地球探しに貢献 太陽系外惑星 ペガスス座51番星b、ケプラー22b
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1973251701&owner_id=32437106
・2025年10月24日付 <国立天文台三鷹キャンパス 2024年10月19日(土)特別公開レポート> 重力波天文学 LIGO(ライゴ)について 私と第一線で活躍する本間希樹教授との会話
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1990942809&owner_id=32437106
・2020年2月28日付 地球の衛星第2の月が見つかる。木星サイズになる灼熱の太陽系外惑星「ホットジュピター」を紹介 コロナウィルスについて 日本列島と高温多湿のシンガポールとインドネシアの感染状況
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1974809688&owner_id=32437106
第2の“地球候補”? 地球からわずか18光年先にスーパーアース「GJ 251 c」発見【海外】
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=8542477
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