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2025年08月31日02:38

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スポット巡り






この話は




『佐伯さん(仮名)』が




19歳の頃の夏に友人達と




『とある恐いスポット』に




行った時の話で




高校卒業と同時に




友人の『蒲田』さんが




運転免許を取得したので




ドライブに行ったりして


 

楽しい時間を過ごしていて

 
 

中学、高校時代にも夏になると





『心◯スポット巡り』のような事も





やっていたそうなのですが





せっかく車の免許が取れたので





ちょっと遠くまで





足を伸ばそうかと



 

噂されている





有名な『心◯スポット』に





佐伯さんと蒲田さん





その他の友人達と






計6人で行く事になり






「◯日の13時に近場の駅前に集合な」と





打ち合わせをして





後日会う事になった






当日になり
  



時間は13時




蒲田さんが自身の車を




駅の駐車場に停めて待っていると




佐伯さんと4人の友人達が





電車を降りて




駅の改札口から出て来たので




蒲田さんが




「こっち!こっち!」と




手を振りながら





大きな声で呼び





6人が駅の駐車場で揃う





「さてさて…」


「全員揃いましたな」


「どこ行く?」と




それぞれがいくつか知っている



有名な『心◯スポット』の




候補を挙げていった所




友人の1人『伊藤』さんが

 



「あの『トンネル』なら…」




「雰囲気もあって良いかもね」と





某所の山の中にある





『トンネル』を



候補に挙げると





「良いね!」


「行こうぜ」


「面白そう」と



全員が賛同し





佐伯さん達は蒲田さんの車に乗り込み





早速出発した





初めて車を使って




そういう場所に行くので




全員のテンションが上がり




車内では大騒ぎ




ワイワイ騒ぎながら




車を走らせていると




段々と陽が落ちてきて

フォト




夕方になり




どんどんどん




民家も少なくなって来て




しばらくすると




夕陽が完全に落ちて





夜になった…





街灯もほぼ無く





暗い夜道を




車のライトで照らしながら




走行していると
フォト






「あ〜…完全に真っ暗になったな…」



「あ!そういえばさ…」
 


「誰か懐中電灯持って来てる?」





佐伯さんが聞くと




全員が持って来ていない…




「あっちに着いたらさ」




「この感じだと…」




「多分真っ暗で何も見えなくて」



「足元とか危ない気がするからさ」



「何処かで懐中電灯買わないか?」



「そうだな…あ!あそこで買おう」





たまたま目の前に




24時間営業の



スーパーマーケットが



あったので



立ち寄り



懐中電灯に加えて



飲み物やらお菓子やらを

 

沢山買い込んで



車に戻り



再び目的地へ向かう




20分程走行していると




「多分…この辺りのはずなんだけどな…」



「暗くて確認するのが難しいな…」



「絶対あるはずなんだけど…」




『トンネル』に向かうのを提案した
    



友人の伊藤さんが




ブツブツと…




ボヤいていると





夜道の先の方の




左側にガードレールが見えて




運転している蒲田さんが





「あそこからもしかしたら」



「山道に登れるかも?」と




言って来たので

 


ガードレールの手前まで行き




車のライトで確認すると…





道が斜面になっていて




ガードレールが




斜面に沿って続いている




「確かにここから登って行けそうだね」




全員の気分が高揚して来て





「いよいよか…」



「急いで行こう!」と




真っ暗な斜面の道を




車のライトで照らしながら




登って行った…。






周囲を見渡すと




真っ暗で何も見えない…





途中で車を横切る




鹿に遭遇したり




驚く様な場面もあったり




普段来ない場所なので




佐伯さん達は




「おぉ〜っ!すげぇぞ!」



「今の見た?鹿だったね」




伊藤さんに至っては



「俺は鹿見た事無いからさ…」


「今初めて見て何か感動したよ」と



何故か感動していたり…




ますます気持ちが昂り



車内で全員が盛り上がる






更にどんどん走って行くと




両端に大きな木がある道に入った



フォト



目的地である




『トンネル』が



まだ見えて来ないので



1番後ろの席に乗っている



佐伯さんがボ〜ッと…



車窓から



真っ暗な景色を眺めていると



1箇所だけ木が生えてない



開けた場所が見えた気がした




「ん!?」と思い



見ていると



その開けた場所の



更に奥の方に

 

古いボロボロの



小屋の様な建物が見える




「なんだろ…あれ?」と



不思議に思ったのですが



そのまま通り過ぎて行き…



しばらく走っていると




「あそこだ!」


「『トンネル』!『トンネル』!」


「あった!あった!」



運転している蒲田さんが叫び



『トンネル』の入り口に向かって



そのまま車を走らせて




目的地の



『トンネル』に到着した

フォト






車を降りると



冷たい夜風が



強く吹いて来て



肌寒く感じる…




佐伯さんが懐中電灯を持ち




『パッ』と照らす




「さて…行きますか…」




6人全員で




『トンネル』内に入り




「怖いなぁ〜…」


「何が出そうな雰囲気あるぞ…これは…」


「『トンネル』の照明も弱いな…」


「あと匂いも凄いから…早く出たいな…」と



それぞれビクビクしながらも



何とか『トンネル』内を1往復して



入り口に戻って来た




特に何も起こらなかったので



「う〜ん…ど、どうする?」


「せっかくここまで来たんだしさ…」


「写真か何か撮るか?」と



友人の伊藤さんが言った時に




佐伯さんが閃いた様に




「あ!俺さ!ここ来る前に」


「変な小屋見つけたんだよ」





先程見た



木が生えてない箇所の



開けた道の先にある小屋の事を



思い出した





友人達が
  



「何それ!?」



「めちゃくちゃ気になる」

 

「行ってみよう!」と




全員走って車に乗り込み




来た道を戻り




その小屋に向かう事にした






佐伯さんが見た


 

『1箇所だけ木が生えてない所』を




目指して、車を走らせていると…





「あ!ここ!ここ!止めて!」





車を止めて見てみると




やはりその場所だけ木が生えてなく




そこから開けた道が見えて




奥に古いボロボロの小屋が見える…

フォト






「あそこ何かありそうだな…」



「行ってみよう」


 

車を停めて




それぞれ車を降りて行く




全員降りたかなと思って





佐伯さんが





車の中を見てみると…





6人の中で



  

1番怖いもの知らずで勇気のある





運転手の蒲田さんが




「俺…行かない…」





珍しく怯えた様子で





車内に残っている…。






他の友人達も




「えっ!?」


「ど…どうしたんだよ!?」


「気分でも悪いのか?」と驚き




心配しながら声をかけると




蒲田さんが震えながら…




「な…何か…変な予感がするし…」


「車でこうして皆で来るのも初めてでさ…」


「もし…何かあった時の為に」


「俺はこの車の側から離れない…」


「ここからお前等の様子も見えるし」


「お前等で行って来てくれよ」と



蒲田さんが車内から



様子を見ているよと



言って来たので




「分かった」


「な…何か見えたり…」


「おかしな感じがしたら」


「俺達に声かけてくれよ」




蒲田さん以外の5人で



その小屋に向かった…




真っ暗なその開けた道を



佐伯さんが懐中電灯で



照らしながら歩いて行く…。




前方に小屋があり



後方に蒲田さんが乗っている車がある




小屋に向かって歩いていると



佐伯さんが妙な事に気付いた…




自身の目線の先に



先頭を歩く友人の伊藤さんの



後ろ姿が見える


 

ただ、伊藤さんの足元を見ると…



車が通ったタイヤの跡が見える…。



「おかしい…」



佐伯さん達が向かっている
 


小屋の周辺は



沢山の木々が生えていて



とても車が横切ったり



車が入って来れる様な広さは無い

 



「これは…どういう事だ?」と




考えながら




辺りを見回すと




どうやら自身達が歩いている




右側にある森の中から




そのタイヤの跡が




続いている様に見える…。




気になった佐伯さん達は




小屋には向かわず


 

進路を変えて




そのタイヤの跡に沿って




歩き始めている…。





すると突然





「ファ〜〜ッ!」


「ファ〜〜ッ!」


「ファ〜〜ッ!」





車のクラクションが鳴り響く




佐伯さん達が



ビックリして振り返ると…




車の中にいる蒲田さんが



クラクションを鳴らしながら



「早く戻って来い!」と言わんばかりに



凄い勢いで手招きをしている…




佐伯さん達は




何が何だか分からないので




慌てて車に戻り





「ガチャ」




「ドン」





全員が乗り込むと




「キィ〜〜〜ッ!!」



「ブゥゥゥ〜〜ン!!」





蒲田さんが




強くアクセルを踏み込み



車を凄い勢いで走らせた…。





「おい!蒲田!?」



「どうしたんだよ!?何なんだよ!?」



「何かあったのか?」と



聞いてみると





「あ…後で話す…」


 
「今は運転に集中するから…」




真っ青な顔色と凄い形相で



ハンドルを握り



車を走らせ
 


山道を降りて行く…。





しばらく走り




元来た道まで来て




車を止める




全員が運転手している




蒲田さんを見ると…




「あ〜…危なかった…」と




ハンドルにもたれかかっている…





佐伯さん達が




「どうしたんだよ!?」



「何があったんだ?」と




聞いてみると…


 


暗闇の中




懐中電灯を照らしながら




歩いて行く




佐伯さん達の様子を





蒲田さんは車内から




ジ〜ッと…見ていた…





その時




何気なく




小屋の右側の方に視線を向けると…




鬱蒼とした木々の中に




『白い鳥居』が見えて




その『鳥居』から




巨大な『赤い渦巻き』が




出て来るのが見えた…





「何だあれは…」と




不思議に思いながら
 



『赤い渦巻き』の右側を見ると…





何十人もの白い服を着た人達が




こちらに向かって手招きをしている…。





「あれ!?」と思った瞬間




小屋に向かっていた佐伯さん達が
 



急に進路を変えて

 


導かれる様に




その『赤い渦巻き』の方に




向かって歩き始めた…





「何してるんだよ!?」



「『危ないよ!』と思って」



「慌ててクラクションをかけて」



「お前等を引き戻したんだよ…」





震えながら蒲田さんが




真相を語ってくれた…。





「もし…」


「あのまま渦に向かって行ってたら…」


「俺達はどうなってしまってたんだろうか…」





佐伯さん達は



震えながら



急いで帰って行ったそうです…。






森の中に突如現れた




『白い鳥居』



『赤い渦巻き』



『白服の大勢の手招きする人達』




異世界の入り口が広がっていたのでしょうか…




佐伯さん達はその後



その場所について調べてみたそうですが



真相は全く分からず…



未だに謎のままだそうです…。





世の中には不思議な出来事が



あるのかもしれませんね…。





ここまで読んでくださり



ありがとうございます…。

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