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2025年03月31日18:10

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森町の十二段舞楽。

 森町には、小國神社と天宮神社に十二段舞楽が残っています。小国神社を右舞、天宮
神社を左舞と言っています。それぞれに十二段舞楽が伝えられています。

 天宮神社の創建は約1500年前の欽明天皇の御代とされ、十二段舞楽は景雲二年
(705)社殿を造営時に、都から藤原鎌足が神官として赴任した際に舞が奉納されたの

が起源と伝わります。戦国時代に社殿は戦火に会いますが、天正17年(1589)に修
復します。その後江戸時代には4年寛永4年(1627)、元禄10年(1697)。寛保3

年(1743)の三回にわたり社殿が造営されました。中でも元禄年間には将軍綱吉の命に
より、遠州横須賀藩主西尾忠成公により社殿が造成され、これが現在の本殿・拝殿で県

指定文化財です。例大祭当日には西尾公より肺増の銅製釣灯篭が飾られます。
さて、十二段舞楽について解説いたします。
  一番 延舞 (えんぶ) 稚児二人舞
  二番 色香 (しきこう)日光、月光菩薩による大人二人舞
  三番 鳥名 (ちょうな)鳥の舞 中学生一人
  四番 庭胡蝶(ていこちょう)蝶の舞
  五番 太平楽(たいへいらく)鉾と刀で大地を清め
  六番 新魔訶(しんまか)
  七番 安摩 (あま)  紙の面をつけて舞う
  八番 二の舞(にのまい)二人の老夫婦が安摩の舞をまねる舞
  九番 陵王 (りょうおう)龍のかつらを被った陵王が郵送に舞う
  十番 抜頭 (ばとう)  稚児一人舞の抜頭の舞を
 十一番 納曽利(なそり)  緑色のいかつい面をつけた納曽利が笛の音に合わせ
 十二番 獅子 (しし)   最後に獅子が伏せ役によって鎮められ一年の安寧を
               祈ります。
  稚児舞ーーー小学生低学年。が5つ。
  太刀舞ーーー小学校高学年、が1つ。
  大人舞ーーー成人男子   が6つ。です。
  二の舞は「二の舞を踏む」の語源になったものです。

天社穀(てんしゃこく)と御条目について
 天正17年(1589)神社復興の際に結成されたのが天宮神社若衆(後に天社穀団)で
 掟(御条目)が定められました。天社穀団は神事以外の祭事一切を取り仕切る若者の
 団体で自ら舞人となって舞楽を奉納します。元は神社を守る自警団の役割をもってい
たようで、祭典の終了時には片付けの跡で、団員名簿に従い名前を読み上げながら全
員の確認を行います。

舞児返しについて
 全員点呼が終わると舞子返しが行われます。若衆は本殿で朝日の舞などを奉納した乙
女,稚児・太刀の子供たちを肩車に載せて、自宅まで送り届けます。これは三島神社な
どの祭礼でも舞児返しが行われる原点になっています。

十二段舞楽の想定時間割
 4/5(土)15:30〜20:35
 4/6(日)15:30〜20:35
 各舞の時間は多少のずれがあります。前半終了時間は17:50から18:00頃です。


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