ライブ備忘録１１５　５月４日　さとう。、大竹涼華、椋子、イトウセレネ＠下北沢DY CUBE

　この日の夜は、イトウセレネさんのレコ発企画へ行ってまいりました。セレネさんとつながりのあるシンガーソングライターを集めてのライブで、それぞれレコ発を祝って想いをぶつけてくるものになりましたね。そして、若手のライブに行くことは少なくなってきたけど、いい感じの子がどんどん出て来ているというのも感じましたね。

　まず1番手のさとう。さんは、まだ二度目ましてですが、イマドキを感じる物語を様々なテイストで描く歌が魅力的なのですよね。最初２曲でガツンとやって、印象的なフレーズのある歌で、しっかりとその世界に引き込むステージで、なかなかクオリティが高いものがありました。

　２番手の大竹涼華さんは初見でしたが、ピュアな雰囲気の歌が印象的でしたね。只見線の歌の爽やかに描く風景が、素敵な雰囲気でありました。

　３番手の椋子さんは、クセの強いおじさんとの対バンを見ることが多いので、だいぶいつもと違う雰囲気でありましたが、気づいたら、すっかり頼もしいお姉さんの雰囲気を出せるようになりましたね。そんな立ち位置で歌う今日の歌は、またいつもと違った力強さを感じるものに。そんな椋子さんの想いを感じる歌の間に、今日もまた胸を熱くさせられましたね。

　そして主催のイトウセレネさんですが、まだ数回しか見たことは無いのだけど、サウンドも歌詞もキレがあってクセになるものがあるのですよね。最近は曲先で作っているということで、サウンドがさらに躍動的になったのも確かだけど、歌詞もしっかりとした哲学があって、今の感情をガツンとぶつけてくるのが、いいのですよね。