5月も中旬です。五月病という言葉は現実に医学用語にありません。適応障害か気分障害か鬱の一種です。何でも完璧にこなそうとする人は、そもそも5月病だけでなく、ウツ病にもなりやすい体質です。何でも完璧にこなせる訳がない。完璧主義を捨てて下さい。自分のイメージしていることの7、8割できれば上出来くらいに考えて下さい。
新しい環境に適応できずに時間がたつと、周囲に溶け込まなければと焦りも出てきます。焦っている時に行動しても、空回りして結局心身共に疲れて終わることが多いと思います。あまり焦らず、周囲の流れに身を任せクラゲにでもなったつもりで流されるうちに、自分の向かいたい方向が、また流れが見えて来ます。
4月に新しい環境に馴染もうと頑張り過ぎたり、緊張し過ぎ無理した心がGWあけに一気にストレスが過負荷になって落ち込みは来やすくなります。
落ち込んでしまうのは、自分の考えをうまくコントロールできない事から来ます。気質の問題も大きいので一慨に決めつけるのも乱暴な気もします。
落ち込みやすかったりするのは、そういう考え方の癖や幼少期からの環境が影響を及ぼしている可能性があります。
癖になってしまった考え方を変えるのは簡単なことではありませんが、努力すれば少しずつ変えていくことができます。
自分の否定的な考え方(不幸になる考え方)に気づき、その考えをストップすることから始めて下さい。
落ち込みやすい人は、「自分を助ける」力が弱く、自分を助けようとしていない人も多いのではないかと思います。
第一は、自分がつらい時にはそれに気づいて、自分の心を助けるような考え方をしてあげることが必要になります。
「大丈夫」「今はしかたがない」「元気を出そう」「もうちょっと頑張ろう」「マイペース、マイペース」「少し休もう」「よく寝てから明日考え直そう」とか自分を慰める信号を心に送る事が大事だと思います。
そうして心に温かい信号を送る練習をして、ゆっくり前向きに考える癖をつけていければ、少しずつでも落ち込まない心になっていけます
これを生活の参考にしていただければ幸いです。
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