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2024年05月14日15:13

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伊福部昭氏の展示

県立図書館に伊福部昭氏の展示があった
多くの映画音楽を作曲されていたことが分かった

「大魔神」も伊福部さんである

北海道生まれであるが
鳥取の因幡一宮、宇倍神社の
神官の家系で
遡れば初代は大国主命
十数代目に武内宿禰がいて
系図では日本武尊と共に活躍し
享年316歳とされている

明治維新までは伊福部家は
宇倍神社の神官として仕えたが
天皇の家は天津神
出雲と因幡のあたりは国津神


明治維新で神道中心の国に戻っても
「都合の悪い氏や神社は虐められる
何もかも奪われる」と
父親が腹を立てて「早く逃げた方が良い」と
北海道へ行くこととなる

釧路で伊福部昭は生まれ、根室、釧路、網走と移る

叔父はパラオ島の灯台守になったそうだ

伊福部家は当主しか苗字を継ぐ事が出来ず
代々続く墓にも当主以外は入れない

伊福部徳足姫が文武天皇に寵愛されたが若死にし
日本で初めての女性の火葬となり
その骨壺が当主以外の子供の墓所がある
稲葉山で見つかった
この女性が伊福部家の宗祖とされる

空気を吹く気吹部が当て字であった
タタラで鉄を作る為に息を吹く
製鉄の技術職説が有力な因幡中心の地方豪族である

北海道に移りアイヌとの交流を経験する
大自然に鳴り響く太古のリズムやメロディーと
長い伊福部家の歴史とが作曲の発想の原点かもしれない

また、甥の伊福部達氏は
叔父の曲「タプカーラ三楽章」をアレンジして
緊急地震速報のチャイムをNHKに頼まれて作ったそうだ

どうかみなさん
「急げ、でも慌てるな」のメッセージを感じて欲しい
NHKによるとこのチャイムを聞くと
犬や猫、鳥が逃げようとするという報告があったそうだ
確かにあのチャイムは緊急性を感じる


「ゴジラが来たぞーーーー」って思う


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