んま、お金なんてなくても〜なんて言葉も聞くけれど、日本では確かに生存するだけなら食料も溢れてるからゴミ漁りすれば食べ物にありつけないという事もないのかも知れません。
ホームレスの仕出しなんかも全くない訳でもないし。
けれどやはり現実的ではないと思う。
私は専門卒以降、一人暮らしをしてきましたが1番初めの勤めた会社は月給で手取りで12万、家賃4.5万円そこから光熱費や食費や備品、交通費やらで消えてく訳で正直全然貯金なんて出来なかったし日々暮らしてくのさえ食べたい物を我慢しながらでギリギリという生活でした。
まぁ、ちゃんと働いていたにも関わらずひもじい思いをしました。
やはりね、ひもじいと心も渇いて荒んでいくんですよね。惨めな気持ちにも情けなくもなってしんどくなるんです。そしてお金が欲しいと心底思う訳です。
だからお金がなくても全然いいなんて思いません。
かと言ってお金さえあればいいとも思いません。
それはやはり、お金が欲しくて貧乏生活から抜けたくて、手っ取り早く稼ぐのに水商売の世界へ飛び込んだものの、そこで観た世界が煌びやかな裏には陰がしっかりある世界で騙し騙され夢をみさせてそれを売る(お金をとる)そんなやり取りの仕事で稼いだお金をホストに貢ぐ女の子達や薬をやる子、まぁ色々なんですけれど、とても寂しい虚しい気持ちを感じさせられました。
長く留まってはいけない世界だなと私には不向きだなと感じました。
お金だけあっても幸せではない、お金だけが全てではないと教えてくれたのもこの仕事のお陰もあります。(抜けられなくなる前にと早々に足を洗いましたけど)
一時的に生活は潤いましたがお金がなくても駄目、お金だけあっても駄目と教えられた気がします。
そして、これはお金に限った事ではなく物事の全般に言えるような事は出来事の全てはこれが100%正解なんてものは存在しません。
全てが一理、一面。
ただ、その中でどれが自分に1番合う答えなのか?それを見つけて選択し続けるのが人生だと思います。
人によっては同じ答えを導き出したとしても1人の人には99%正解に思う答えも別の誰かからしたら70%くらいの正解にしか思ってない場合もありますし、かたや全く考え方の違う人からしてみたら、そもそもその答えは不正解と見出だすかも知れません。
なので正解か不正解は決めるのは自分なんですよね。
周りがみんなこれが正解と多数決で正解を決めても、本人がそうは思っていなければ本人の内では正解ではない訳なんですよ。
なのでケースバイケースで物事には多方面、色んな見方があり、これが100%正解なんてものは存在しないけれど、自分に合う自分の内からの正解ならあるのかも知れません。
恐らく大概の人は何かしらあったり思い通りにいかないこともそれぞれに経験してきているかと思います。
人生まさに自分が主人公。
主人公じゃない人は居ません、恐らく。
自分に合った生き方を見つけていきたいものですね。
人生は選択の連続でどれもが正解でもあり、不正解でもあり、自分に合った答えだけを正解と思いながら選択し生きていくのだから…。
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