「伯爵のアリア」(フィガロの結婚)の譜読みをしている。「次(のレッスン)にゆっくりと喋ってみましょうね」(師匠)と言われたが、昔から早い所をゆっくりと歌ってもうまくいかんという自論(持論)があって、なんとなくシャクである。
youtubeを見ていると遅いところはことばがわかるが、早口に一気にしゃべるところは誰のものを見てもわからない。そこで再生速度が変えられるのを思い出した。スピードを上げてサッと見るのは好きじゃないから使ったことはないが、逆に落とせばどうだろうかと。
標準、0.75、0.5、0.25と選べる。3つとも試したが0,5倍速ならまだ音楽として聞ける。このスピードなら何を言ってるのかわかる。とは言え、自分が発音を真似しても歌らしく聞こえるかは別問題で、また「カタカナみたい」(地区大会の個評)と書かれるかもしれないが。
もう一つ楽譜にカナを書くのも好きではないのでしていなかったが、贅沢を言える年齢でもない。あきらめて音符の上に書いた。でも見にくいから半分ほど覚えたら消す。
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