大阪都構想は「大阪だから」賛成もあった。神奈川都構想や愛知都構想だったら投票まで行かなかった。　

橋下徹は、大阪だから、登場した。
神奈川や愛知なら最初からダメだった。

なぜか？　神奈川都構想なんて、愛知都構想なんて、賛成する横浜市民も名古屋市民もいないから。

横浜市がなくなる。神奈川の区になる。名古屋市がなくなる。愛知の区になる。
横浜という名称が消えることに、名古屋という名称が消えることに、賛成する横浜市民や名古屋市民は少ないだろう。

たまたま、大阪は府と市が同じ名前だったから、「大阪市」が消えても「大阪」は残るから気にならなかっただけの話だ。

もし、何らかのメリットがあったとしても、「日本の国旗を日の丸から青い三角に変えよう」という提案に賛成する日本人は少ないだろう。

人間なんて、合理的に生きてるわけではない。名称次第で、気分次第で、態度や意見を変えるのだ。
橋下徹は、そうやって、不合理な人間を操作して、大阪を乗っ取った。

「０歳児選挙権」だって、万博失敗が予想される今だから、反対や嘲笑が多数派だが、
もし、万博が成功した後ならば、衆院補選で維新が勝っていたら、「０歳児選挙権」に賛成する人はかなり多かったはずだ。

現在、維新が落ち目だから、維新がどんな公約を掲げても、聞く耳がないだけだ。

というか、維新は本気で「０歳児選挙権」を主張しているわけじゃない。

だいたい、親は通常２人いるのだ。妻が日本保守党支持者で、夫がれいわ新選組支持者だったら、子供の１票はどっちに投票するつもりか？

未成年の子供の人権を親が侵害する「宗教二世」と同じ問題が、日本全国の子持ち家庭で発生する。

橋下徹なんかに期待した、維新を野党第２党まで成長させた、大阪人は、ホンキで、自己反省してもらいたい。
あなたたち大阪人は、保守とか、リベラルとか、そういうレベルよりはるかに低い段階で、ダマされやすい愚か者だったのだ。


■「０歳児選挙権」公約に＝維新共同代表
(時事通信社 - 05月13日 19:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=7860098