怪我をした猫には同情し保護しても、人間が傷を癒しているのを見て
「甘えてる!」 「怠けてる!」
と追い討ちをかけるのが人間の人間らしさだ。
今、私が住んでいる町内にその種のトラバサミ的な人間らしさを子供に教育する育児世帯があり、その様子を傍で見ていて、子供等の発言について私が叱ったら、その日から私が一部の近隣住民から言葉のトラバサミを投げ掛けられるようになった。
消防団か何かのお偉いさんは状況を何も把握しないまま、子供等を叱った私をハンドマイクで叱りつけた。
しかし、消防団のお偉いさんのほうは子供等には何の注意も無かったので、
『子供等の親が遊びでトラバサミを仕掛けるタイプ』
と、消防団のお偉いさんはそれを知っていたから私を叱ったのだろう。
世の中とは、世間とは、そうした場所だ。
ただ私自身も大変に面の皮の厚いタイプであるので、消防団のお偉いさんから公衆の面前でハンドマイクを通して叱られても痛痒など何も感じず、次の機会にもまた懲りずに同じ町内会の防災訓練に参加する予定で居る。
で、言葉のトラバサミを社会的弱者に向け障害者に向けて投げ付ける育児世帯のご家族は、相も変わらず私の自宅のすぐ傍に住んでいる。
そうして面の皮の厚く私も何食わぬ顔をして、同じマンションに住み続けている。
私に比較すれば、言葉のトラバサミを投げ付ける連中は、大した真似など出来はしない。
私はそれを理解しているので、相変わらずの日々だ。
私の住む町内に大した奴なんて、それ程の人数は住んじゃ居ない。
トラバサミ家庭の連中は、重度障害者を揶揄し馬鹿にして罵声を浴びせる程度しか出来やしない。
私はと言えば、障害者を言葉の暴力で傷めつけ傷付けて喜ぶガキ共を叱り付けるだけの、比較すれば幾分は高尚な人間性を有しているだけだ。
私も、トラバサミ家庭も、大した人間性など有しては居ない。
それが『人間』と呼ばれる愚劣で愚かな生物種だ。
■トラバサミにかかった猫を保護 抜けきれない人間への怖さ シェルターで心の傷を癒しています
(まいどなニュース - 05月12日 14:30)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=262&from=diary&id=7858647
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