サラサラ日記８６「懲りない面々」

盗まれた純金茶わん見つかる
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=7826589

「『金』に目がくらんだのは仕方がない、、、今後は絶対やるなよ！」
「わかりました、これからは『鉄」のグレーチングか、『銅』のケーブルかを狙うことにします」
「、、、だからやるな！って言ってるだろ！！」

窃盗は許されないが父子二人が都会の片隅で生活保護を受けながら暮らすことのやるせなさに心が痛む
記事には「息子は知能はあるのに精神的な問題があり同時に家庭の貧困問題もあった」という父親の話が載っているがなにか社会や政治に打つ手がなかったのだろうか
思えば神戸の６歳男児がスーツケースに詰められて殺された事件でも同じような精神的問題と家庭の貧困が取りざたされている
犯人の兄弟４人は母親（幼児の祖母）からネグレクトされ虐待されていたのは近所で周知の事実だったようだ
おそらくその祖母もまた家庭的に恵まれなかったがゆえにうまく家庭を作れなかったのだろう
そういう何十年にも、何代にもわたる社会問題がきちんと認識されながらも見て見ぬふりをされたまま放置され結局は傷ましい殺人事件に至ってしまった
犯人を糾弾し事件をただの傷ましい商品として消費するだけで政治も社会も一向に有効な手立てを考えもしないし実行もしない
はたしてそういう政治や社会が許されていいのだろうか、、、とも思う

なんとか体が動いたので屋敷の北東方面の片づけと剪定を進めていった
それが終わって畑の草抜きなどしてたら奥さんが出て来て「腰が痛くて動けないから病院に連れて行って」とおっしゃる
ずっと腰の調子が悪いのはわかっていたが今日は立つことができないくらいに激痛がありじっとしていても痛いらしい
草抜きを中断して外科もある町立病院の方に連れて行った
痛くて車から降りれないのでストレッチャーで看護師さんたちの手を借りながら診察室に運び込んだ
一応の症状を伝えたところ若い整形外科医さんから「どのようにしてもらいたいんでしょうか？」というお言葉
「痛くて動けないのをどうにかしてほしい」のだが理解されないようだ
CTを撮ったあとの所見は「重度の坐骨神経痛でしょうね、一時的な症状とも考えられるのでとりあえず注射と投薬で様子見しましょう」とのこと
注射を打ち痛み止めの薬をもらって帰ろうと思ったがストレッチャーに寝たきりの奥さんなので来た時同様に４人ほどの看護師さんの手で車に積み込んでもらった
家にもどうにか引きずりこんだ
夕ご飯は冷蔵庫のあるもので用意して枕元へ
「明日痛くなければ勤めに行く」というので明日は家で様子をみるようにと伝えた