映画『変な家』雑感（できるだけネタバレなしで）

さて、本日、TOHOシネマズ池袋にて映画『変な家』を見てきました
以下、できるだけネタバレしないように感想などを少々

映画『変な家』何・か・が・“変”・な【予告変】75秒
https://www.youtube.com/watch?v=1voyDLXZRcI


この映画の存在は、結構前に別の映画を見た時に、映画本編の前によくある「予告」で知りました
元々、雨穴さんのYouTubeはある程度見ていたので
それなりに楽しみにしていたのですよ

雨穴さんのYouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/@uketsu/videos

【不動産ミステリー】変な家
https://www.youtube.com/watch?v=CBIL0eAwDs8


↑が元々の「変な家」の動画ですね
公開されたのは2020年10月30日なので３年以上前ですね
そして再生回数が2100万回を超えています
いわゆるネット上の有名動画コンテンツの１つなわけです
ちなみに雨穴さんの動画コンテンツは「変な家」だけではないので
他の長編動画も「ミステリー好き」ならばオススメです

そして今回の映画ですが・・・
「雨穴さんの『変な家』が映画化された」と言うよりも
「雨穴さんの『変な家』を原作とした映画が作られた」という感じでしょうか
原作は『変な家』ではあるのだけれど、雨穴さんがプロデュースしたわけじゃなく
演出も様々な箇所で、映画っぽい手法が使われていました

この「映画っぽい」というのが良くも悪くもアレなんですけど
本来『変な家』はミステリーなんですけど
今回の映画に関しては、ミステリーというよりもホラー映画に近い演出が盛り込まれ
端的に言えば「観客を単純にドッキリさせる見せ方」でしょうか
「観客が謎に気が付いて（または理解して）ジワジワと恐怖感を覚える」のではないので
ホラー映画を見に来たつもりじゃない（またはホラー映画は苦手な）人にとっては
「ミステリー映画と聞いて来たのに・・・・・残念」
という印象を持たれても仕方ないのかなと

私が「ホラー映画ＯＫ」な観客だとしても・・・
やはり「観客を単純にドッキリさせる見せ方」を重要視するあまり
緻密であるべきミステリーの部分が、曖昧になってしまった部分もあるのかなと
大袈裟に言えば「ツッコミどころ満載」みたいな（苦笑）
序盤に「謎」を見せて、最後に「伏線」だった事が解る〜というのはアリだし、嫌いじゃないのですけど
「謎」と「辻褄が合わない」は別だと思うのでね・・・・

だから、シンプルに「ミステリー」の部分を重要視することなく
１つの作品として見れば、そこそこ楽しめる映画なのかもしれません
雨穴さんの『変な家』を好きな人よりも
逆に、知らない人（予備知識の無い人）の方が
楽しめる可能性も高いのかなと

映画『変な家』公式サイト
https://hennaie.toho.co.jp/

の方でキャストが紹介されていますが
主役格の３人（間宮祥太朗、佐藤二朗、川栄李奈）以外は
紹介しない（見せない）方が良いような気がします
エンドロールを見て「あの人だったんだ」と気が付くぐらい熱演されていますので

３月１５日公開の映画なので
もう少しで公開終了してしまう可能性がありますので
劇場で見たい方はお急ぎくださいませ