入院に付き添う親にプレゼント

実行も情報もどんどん広がって欲しい。
　
【入院に付き添う親にプレゼント　広島の団体　経験生かしたグッズ好評　中国新聞】
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/443337 抜粋
　市内の病院に入院する子どもに付き添う保護者が対象。団体のホームページを通じて申し込むと、メンバーが日用品やレトルト食品などの詰め合わせを病院まで直接届ける。経験などからアイマスクや美容パックなども含めた。品物は寄付で集めたり、助成金で購入したりしている。

　活動は昨年4月に始め、延べ71人に手渡した。メンバーの鋤田（すきた）真樹子さん（49）は、次男（7）が5歳になるまでに付き添いを5回経験した。最長は10日間。忙しい看護師が時間を縫って次男を見てくれる間に、シャワーやトイレ、食料の買い出しに走った。「ぐったりして心身の余裕を失った」と当時を振り返る。

　受け取った保護者は一様に感謝する。約1カ月付き添った角野美雪さん（44）=中区=は「ストレスがたまる中、心遣いのあるグッズに気持ちが和らいだ」。息子が市内に入院中の金子淳子さん（42）=防府市=も「院内のコンビニで買うと高いので助かる」と喜ぶ。

　入院時の付き添いを巡っては国が6月に診療報酬を改定し、保育士を2人以上配置したり夜間も働く看護補助者を置いたりした場合に報酬を加算する。ただ、対応は病院次第だ。鋤田さんは「付き添い環境を少しでも改善して」と、積極的な動きに期待している。