mixiユーザー(id:3402910)

2024年04月12日11:35

18 view

Swimming不足

もらいもんのチョコのパッケージに付いてたリボンを、またベッド破壊されて新調した時にケージへ括る用にとっとこうと引き抜いた。ソレを見ていた先輩が「よこせー!」と二足歩行に進化してせがんだ。チョコそのものでもないし、こんなに喜んでるならおもちゃとして降ろしてやってもいいか?と思わせる渇望っぷりだった。私は突っ立ったまま、リボンを先輩に向けて垂らしてみた。先輩の瞳孔は広がり切って二足歩行で前足と口でリボンをつかまえようと必死にむしゃぶりついた。何がそんなに面白い?興奮しすぎて訳のわからん角度で上半身がひねられ結び目みたいになってこける先輩。それでもリボンに夢中で再び進化し立ち上がる先輩。ちょっと怖くなってきてやめてみた。先輩は大興奮だけど、人間との付き合いの経験値から私に触れそうな可能性があるので一切爪を出してないし、可能な限りリボンを持っている私の手に接触しない様に気を使ってるのが見て取れた。気にせず暴れられる様に再生可能紐だけおもちゃの先端に括りつけてやろう…紐だけおもちゃのある2Fへ行くと…後輩が見ている…うーん。面倒臭そう。なるべく隠れて結んでみた。先輩に向けてひと振り。ふんぎゃーっ!と急激に興奮してデタラメに跳び上がった。「はっ!?おれとしたことが…」とちょっと冷静を装って自分を取り戻す先輩であったが、新しい風を良く切るリボンが振り回される音に本能が揺さぶられ、またデタラメにジャンプ。振ると絶妙にぶしゅぶしゅ言うリボンはまさしく猫向きだと感じる。ただちょっと切片がギザってて、こっちが本気出して一気に引きすぎると危ないかもなぁ…早速後輩に嗅ぎつかれた。居候先様もやって来たのでリボンを託した。その後どうなったかは知らない。
アマゾネスから受け取った南米由来中華見本市…つまりアマゾンから中国のUSBメモリを買ったんだが、容量偽装はまだしも、活きてる容量も究極に低速かつデタラメでファイルぶっ壊れるので、ちょっと真面目に調べてみた。レビューを今さら見る。詐欺ですよ。最高です。詐欺ですよ。お洒落でカッコイイ!詐欺ですよ。と繰り返されている。なるほど。容量偽装ってのが一体どういうことなのかわからなかったが、512GBだと謳ってアマゾンで売りぬけようとしてやがるんだが、USBメモリ容量偽装見抜きソフトを適用、調査をかけてみると…あららー。生きてる領域は105GBですってよー。コレくらいでイケるだろ?て大陸方面の脳味噌が思った、っていうのが気持ち悪くてイラつく。まあその105GBもロクに使えないんだけどな。アマゾネスに返品して―と打診する。レスポンスはない。このやろう。イラついてもう一発調査ソフトのスクショトリミングして送りつけたらすれ違いで帰って来た。レビューで詐欺だとたくさんの人が言っていただろ!と叱られた。いやいや。見ねえし、さっき見たところだし。レビュアーとか聞くも見るも価値を感じてなかったし。レビュアーが詐欺だと言ってる物をアマゾン大先生が鼻くそほじって屁ぇこきながら売り続けるとも思ってないし。それは昭和後半の考えなんだろうけどな。Zにはわかるめぇ。ああやっぱりアマゾン気持ち悪いわー。ひと月くらい返品可能らしいのでアマゾネスに頼む事に。実験でブッ込んだとぎれとぎれのぶっ壊れファイルを消去し、一旦フォーマットかけてみた。これで使えるようになったりしないかしら?なんてね。素人の浅知恵ですわ。これがエライ事になる。フォーマットかけた瞬間からフォーマッタがカチコンフリーズ。あちゃー。これは止めていいのか?やられたー。取敢えず、一晩は放ってみよう…居候先様に電源切らんといてーとお伝えして隔離部屋を後にする…これはもう詐欺だし現在PCの電源も切れなくなって乗っ取られた状態にされたボムだし。攻撃か?侵攻か?侵略なのか?
木曜好例HDDレコぱんぱん祭で慌てて編集にかかる。ぎりぎりだ…どんどんCMを切って焼けるもんは焼き消していく…すると、案の定現れた。私が集中すればするほど猫共が邪魔をしに来るのだ。見ちゃあいないんだがー、おそらくリボンを後輩に撮られた、居候先様がTVかスマアホに集中して放置された、とか、そんなところだろう。先輩がまたお門違いの私に苦情を言いに来た。今はやめてくれ…集中してんねん…「んわあおうーっ!」「うぃやぁよぅ〜っ!!」うるせぇ!追いかけて追い払う。一瞬逃げるフリをする先輩だったが逃げ切らず、じりじり戻ってきてより一層わーわー騒いで私の集中力を削ぎ失敗させようと狙って攻めてくる。くそがー!うおー!追い立てるが、よっぽどなんか文句があるらしくて四つん這いで踏ん張って「んわあおうー!」と言い返してくる先輩。その勢いで後輩と闘って来いての!こっちもだんだんアタマに来てもう完全に猫の罠に引っかかり集中力ゼロ。だが編集に戻らねばならん。立ったままでリモコンで作業を続けようとすると先輩もなんか知らんがブッチギレて邪魔イスに乗って私の視界を遮って、耳を倒して威嚇している。ああ邪魔臭い…どいてくれ!と言うかこっちが退いたら角度を変えて威嚇してくる。手でイスから追い払おうとすると噛んで来た。避けたけど。先輩は完全にやる気だ。うぜえ。うぜえうぜえ!編集の手を止め先輩から視線を外さずに詰める。先輩も一切視線を外さずに面白顔で威嚇しつつぶっとばしてきた。かわす。先輩に反応できない速度で脳天に左手を置く。先輩は完全に怒り心頭、その手をガブー!と食いに来た。かわすけど。3度も攻撃して来やがった。全部かわしたけど。もうムリ。先輩に反撃させない速度で邪魔イスから押して降ろした。先輩は天蓋に尻もちをついてコントローラを3個落っことして逃げ出した。手間ぁ増やしやがってよぅ…あ。編集っ!準備してた焼きイメージを決定…録画中は操作できません。だとう!?まだ始まってないやんけ!くそがーっ!!完全に先輩にしてやられた。これにより1時半まで起きてなくちゃならなくなった。バカか!ちきしょう!!いらいら〜。TV前に陣取って、さっきおとしたPC再起動してでHDD軽量化作業を敢えて開始する。いらいら〜。いらいらを利用してキーをずががががっ!と高速連打して作業が思いのほか早く進む。3万ファイルくらい精査した。同時録画の1本が終わって容量精査。あ。朝まで行ける。寝た。
フォーマットはフリーズ状態からは復帰してるが進行状況のバーが一個も進んでない表示のまま。火ぃ噴かねぇだろうなぁ…心配しながら床に就く…

坂東宮をうろついてるところからスリープといて…ありゃあ?どっち向いて進んでたんだっけぇ?あーあ。わかんね。適当にGO。って…柱2本残ってるのに入り口に戻っちゃった。あーあ。一旦セーブしに帰るかー。まずは転送でアサクサ行って…図鑑上書きすっかー。した。なんとなく合体吟味してたら…あーしてこーしたらいいんじゃね?とか思い始めて止まらなくなる。そんでもって開いた枠であーしてこーして…おおお。なるほど。でもまだ早いな。リロード。あ。ありゃ?やっちまった。坂東宮突入直前状態まで巻き戻してしまったー。あいたたた。セーブって大事だね。寝た。

ところがスリープかけた途端に全然眠くねぇの。睡眠の事を考えたらスリープかけんと寝落ちが一番だったのかもしれないが時すでに遅し。目を閉じてみても、昨日もそうだったんだが知らんやつの顔が次々と浮かんできてアタマん中でお前誰やねんとツッコミまくる無駄な時間が延々と過ぎて行く…コレが始まるとほんまに寝られない人生。結局5時まで頑張ってみたが屋根に誰か飛び降りてくるし、居候先様は溺れるし、もう諦めてスリープを解いた。ビシャモンテンからやり直して、右手の法則でつらつら進んで行って柱コンプ。マサカドゥスもらってわーい。疲れた。疲れたけど眠くない。なんじゃこりゃ。2FHDDレコに撮ったまんま観てない科学番組を…0655までに2本観れるわーと再生。話半分で眺める。なんだかきな臭いネタで大丈夫なのかと心配になったり、これってさりげなくプロパガンダ?と疑ってみたり。途中CM飛ばした後で倍速にするの忘れて、2本目はもうちょっとのところだったのに0655が始まったので止めた。0655のチャンピオン大会はすごく良かった。羨ましかった。もう後輩が大騒ぎで、2本目の科学番組途中からひたすら砂を掻き毟っていた。いい加減居候先様も起きるだろうと思ったんだが断固狸寝入りだった。7時なので後輩を構いに行くと、うんこメッセージ。朝からかよ〜はぁ〜。一気に憂鬱になったがこの世にはやらねばならないうんこほじりがある。回収。しょうべんもたれてたらしく、しかも2発分だと思われる量がバラッバラにされてかき混ぜられていた。うんこがあるのは分かり切っていたのでとっととバラして流し捨てたかったが、しょうべんを拾い切らんと気が済まないタチで長時間臭いな〜臭いな〜と思いながら作業を止められないバカ猿。肝心のうんこは大物様1本。1本!?ま、まあええけど。しょうべん玉の破片を拾いきったような気がしたので便所へ移動…割り箸を削って尖らせて…先輩がうろついてるけど空気の流れを作る目的で脱衣所解放のまま作業にかかる。そもそも先輩は後輩のうんこ臭が大嫌いだから、解体作業中は近寄って来ねぇんじゃねぇの?と思ったんだが、甘かった。居候先様と先輩がほぼ同時に現れて、先輩は早速脱衣所へ文句たれながら近付いてきた。居候先様は牽制していたが、先輩は構わず侵入したらしい。私は今それどころじゃないので一切先輩を気にしない。何やったら死んでも知らん。居候先様が居るんだからしっかり面倒見とけって話でもある。しかし先輩は脱衣所へ侵入したらしい。何やってんだか。居候先様の思考では脱衣所解放してる猿が悪いって事になってるらしいが、だったらてめえが脱衣所閉鎖して空気の流れが悪い中でうんこバラして見せろと。そう思う訳でして。自分でやる気が一切ない人間にノウハウ提供、ご説明も差し上げませんよ。先輩は風呂場へ潜り込んだらしい。連行されたら発狂してビビり倒すクセに…イキがってんなぁ…うんこ解体作業中の背後を先輩と居候先様がうろうろうろうろしやがる…ほんまにおまえらは…それはそうと。大物様のうんこがしらを期待値を持って解体すると…早速繊維質が含まれ強化されたうんこ状態だった。やった。丁寧にばらしていくと…これは布…とは言い難いが、後輩の行動を考えると、元布だったモノと考えてもいいモノなんではなかろうか…集中して広げていったが、どうあがいても布の布たる所以の「面」を呈していない…ちょっと残念な思いで次にいく。ただのうんこじゃ。なんもねぇわ。クソが。クソだわ。次に行く。くそがしらで布っけ発見率が高いので、もう期待していない。ところが、がっきーん!とうんこのけんがはじき返され刺さらない程硬度が高い。なんですと?箸を両手持ちに変え、慎重にバラしてみると…それはもううんこと言うよりも布だった。やった!これは今までで一番の大量だ。経験した事ない程にまとまって出て来た布のバラし方がうまく行かず難儀するほど布っけだった…後輩の内臓は大丈夫なんだろうか…うまい事大腸を通り抜けたのは分かるけど、こんだけの量が小腸をどう潜り抜けて来たのかが謎。ヤマネコの糞をほぐしてる先生をTVで観た事があるけど、食ったネズミの骨がまるまる平気で未消化で排泄されていたので、猫の消化管にはそういうポテンシャルがあるんだろうとは思っていたが、実際のところはどうなってるんだろうという疑問がもりもりわいてきた。確認の仕様もないが。その次のブロックもかっちかちやぞ!?どんどんでるわでるわ。初日がこうであったなら…そんでもって昨日なんも無かったかのようにうんこ臭だけに留まってたものが、今回は微妙に焼きゴム臭がかもされている。やはり異食と関係がありそうな気配。大物様とはいえ最後のブロックは細くなっている訳で。大概このあたりはゆるゆるで逆に解体が難しいのだが、今日は硬い!バラすとそれはもうほぼ布、と言うか繊維のカタマリ。全部が全部を…きれいに広げて並べられたらなぁ…とも思ったが、それはトンでもない事なので自重。脳内で広げて並べて合成して面積を計る。今日は過去イチ大量に布が発掘されたが…これでもまだミッシングピースの半分がいいところだろう…消えた水拭きシートがつつがなく咀嚼(?)されていますようにと願うばかり…居候先様に見せてやろうかとも思ったが…もう先輩をどやしながらどっか行ったっぽい。写真でも撮っておくか?と思ってうっかりよく観察しようとしてしまって激臭にぶちのめされちょっと気が遠くなる。徹夜明けでやる事じゃねぇのは確かだ。流し捨てた。というかこんなに繊維のカタマリなんだが猫のケツの穴から出て来たという一点突破で下水に流して良いんだろうか?と流してから思ったが、無事に消えて行った。さようなら。
不思議と、慣れって怖いもんで、一仕事終えて手を洗ったら腹が減って仕方がない。こないだ徘徊して買って帰って来たギンビスアスパラガスをがりがり食い始めた。そこまでは平気で出来るようになった。進化か退化か…ところが、奥歯の大穴にがっつりハマった食いカスを楊枝でばこっと取り出そうとした時の感触が…うんこだったよ!途端におえっ…と固まった…後輩がバカな所為でこっちの心に傷がいった。後輩の内臓を心配してる場合なのか?わからなくなってきた。それとは別に、今日は一際調子が悪い、寝てないから、は置いといて、目が見えない、拍動がJAZZBEAT。何分の何なのかは知らん。
一瞬先輩と後輩が1Fでバッティングしたが、先輩がゆるーっとどっか行って、後輩が自ら2Fに行くまで待って、入れ替わりで先輩だけ降りて来てやり過ごしていた。やるやん先輩。見逃してやる後輩もやりよる。
居候先様が休みなんで後輩は長時間出しておいてもらえたが、スタミナが切れて来た。これから始まる番組が、どうやらこないだ古くなったから煮物に使ってしまえ!とか言って消費したもらいもんの飴ちゃんのメーカーかも?と居候先様に言いに行くと、後輩は寝室へ出て来た…しかし覇気がない。クソ中華USBメモリの進捗は?と確認に行くと、後輩はよぼよぼ戻ってきて、ケージに半分入って、私が見ているのを知ったうえで「上…上…」と明らかに合図を送って来た。多分、眠すぎてジャンプでベッドまであがるのがしんどいので、猿に運んで貰おうという試みらしい。通じたので、のってやった。後輩を抱えて、ケージ2F扉を開けてそーっとベッドまで上半身を送り込んでやると、ベッドにあがって、大人しくなった。ケージを閉めても文句ひとつなく。調子が悪いんじゃなくて遊び疲れたんだと信じて後にする。あほうなUSBはまだやってる。


一旦投稿する


昼にカップ麺食って、居候先様は出かけて行った。どこに行くのか聞いて私が最近探してるもんを4点お伝えして見送った。後輩を出してやる時間が近かったので先輩にちゃおちゅーぶぶりぶり…昼寝で完全に寝ぼけてるのか調子悪いのか判断がつかない後輩のケージから餌皿回収、さりげなくケージ1F扉を解放。好きにさせる。私は降りて皿洗い、餌新調。後輩は全然降りてこない。気付いてないんかな?餌持って提供しに行くと…気付いてた。タワー頂上に引越してのびのび寝てた。1Fへの執着が減ってきている。助かる。しかしなんかしら物悲しい。元気な季節が過ぎ去っていくのを目の当たりにしているのだ。これは。金玉なのか。異食で調子悪いのか。あほうなUSBのフォーマットがもうすぐ終わりそうで終わらない。あとちょっとなんだが、この給餌で猫共を好きにさせてる間に踏まれるとかあり得るので恐ろしい…先輩がやって来た。タワーから監視したかったのに後輩が堂々と占拠して寝っ転がってるのを床から見上げて残念だの歌を唄っている…喧嘩してまで奪取する気はないらしい。乗ったら死守するクセにそこの線引きは一体どういうつもりなのか計り知れない。先輩は1F2Fwo行ったり来たり寝室うろついたりまさしく所在なさげで唄いながら放浪。後輩が一発背伸びして、降りた。しかしどたばたするでもなく、一回1Fへ降りて様子を見て回り、居候先様おらんのか〜と知って、2Fへあがり、こないだ後輩とお泊り会した時に敷いて寝て、畳んで寝室に適当に毛布と重ねて笑点みたいに置いてあった長座布団に落ち着いてスフィンクスになった。まるで「先輩乗りたがってたみたいだからこっちに移っといてやるか…」て挙動。すげぇなおめぇは。先輩は知ってか知らずか空いたタワーから存分に監視した。平和。どちらかと言えば大人げあったのは後輩。先輩にももっと大人になってほしいんだが…そんな後輩に敬意を表して高座布団に横たわる後輩より低く床へ寝っ転がって軽く撫でてやった。先輩に譲ってやって偉いねぇ…後輩は「ええねんええねん。タワー1個しかないから、かわりばんこしたらええんや…」みたいな顔をした。後輩に切望していた情緒が到来した。こんな満足な満足があるかいな。ご満悦で転がる猿は…満足すぎて寝落ちした。これは非常に危険です。居候先様は出かけていない。寝落ちした瞬間の猫共はどっちも落ち着いてはいた20分くらいは安泰だろう…しかし…しかし意識はもうない。

全然何の気配も感じずに私は床に転がったまま気絶していた。ふと気が付くと先輩が1Fで唄っている。後輩はまだ笑点座布団に居た。次に意識が戻ると後輩もおらんかった。誰かが、先輩の餌を隠し入れてる衣装ケース?のマジックテープを引っぺがした。先輩はこのケースに興味津々で人の監視の目が無いと知るとよく襲撃してるんだが、一体今の音は誰の仕業なんだ…しかしエンジンはかからず、暖気にも入らず、また落ちて行った。誰かが私の耳にかさかさ言わせてきた。先輩が何時間も動かない猿の生存確認をしてきたのだった。おかげで意識が戻った猿は仰向けに寝返った。かりこりと後輩のケージからコギミヨイドライを咀嚼する音が聞こえてくる。姿の見えない後輩だろうか。首をもたげて眺めてみると先輩だった。こらー!と言う生命力も無くぐったりしたまま睨んだ。かりこり音がやんだ。先輩はこっちを見ていた。しかし私とは微妙に視線がズレている。はて。ぐったりしてる間に後輩が笑点に復帰していた。後輩は高座布団から「あいつオレの餌食いよって…」と先輩を凝視している。「食ったけど?何ー?」と舌なめずりしてみせる先輩。このやろう…後輩はそんな先輩と今だ転がって動けない猿とを交互に眺めた。そうだな。しめしがつかねぇ。私はよぼよぼふらふら起動して先輩をとっ捕まえた。そのまま抱き抱えて、元居た寝室の床に転がって先輩を逃がさない責め苦を与えた。先輩がわがまま言ってしょーがない時に以前はよくやってた手法。構って欲しくてぎゃあぎゃあうるさい時に、構ってやるよ!と抱いてそのまま自由を奪う。先輩自身がもおええわ!と逃げたくなったらはなしてやる。するとしばらく近寄って来ない、というワザ。抱いたまま私が寝転がったまでは大人しかった後輩だが、先輩をさりげなく逃がさない様に寝返り打った瞬間に、笑点の後輩と目が合ってしまった。先輩はその瞬間から「お前がおらんかったら座布団に飛び移って猿から逃げられたのによーっ!!」と唸り始めた。即座に後輩と目が合わない様にしてやったがもうだめ。ひたすら唸り声をあげながら私から逃げられずもてあそばれ続けた。「うおおおい…」とカンカンに怒ってる先輩を勝手に組み立て直して、ブチギレて唸ってるのに香箱組んでる状態の猫を作ったり好きに遊んでにやにやした。なかなか見れないっていうか見た事ない猫が出来上がった。勿論写真も動画もない。私だけの一生の思い出。先輩が怒ってるけど私には優しかった証拠。10分くらい自由を奪い、もう懲りただろうか?とこれまた勝手な判断で解放。先輩は私の寝床の方へすごすごと唸りながら逃げて行き、猿に触られた部分を毛繕いして整えていた。先輩は大ボスの風格で高座布団から肩肘ついて眺めていた。後輩にもちょっと媚びようかと撫でに手を伸ばすと、後輩は目を閉じて受け入れた。顔の周りを撫でてご満悦な表情を見せてくるひとたらしっぷりを発揮、顎の下を撫でてやると手を肉球で掴まえて、アログルーミングしてきた。ありがとう。そして、がぶー!なんでやねん。教育の為にさっと手を引いた。おぼえてくれー。猿を噛んではいけません。ある程度の平和が訪れて、落ち着いてる後輩を眺めながら転がってたら、居候先様がいつのまにか現れて「起きろ」と言う。起きた。皆1Fに集まった。居候先様がゆで上がったパスタをざるでごばぁーっとどかすか盛っているのを後輩はタワーから目を丸くして眺めていた。「なんじゃああのしろっぽいもじゃもじゃは…遊んだら面白そうやんけっ」しかし類人猿が餌を食うんだと悟って(真の自由時間や!と)2Fへ消えて行った。不安な中、安心して謎のあいがけソースのスパゲッティを食う。あれこれ混ぜすぎて何ソースとも言えない状態。まあいいでしょう。はちのミートソースだけで食うより何倍もうまい。食い終わると猫達を構いに居候先様は2Fへ行った。私は気絶してた分を記述しようとPC弄り始めると…72hで玉出をやり始めた。失ってから大切さを噛みしめた愛おしい玉出だ。2Fの居候先様に「1chつけなー」と声をかけに行った。居候先様も楽しみにしていたのですぐに気付いて動いていたっぽい。私は自分の席に戻ろうとしたんだが、なんというか水とも油ともつかん謎の高温の気体の臭気を感じた。近隣の晩飯が今頃なんだろうか。居候先はそういう作りなんでそんなもんかと思いながら、一応居候先の中を探ってみた。なんてことぁねぇ。年寄りが鍋の空焚きやってんだぁ。死ねるわ。フッ素加工だったら小鳥が死んでるところです。消し、コンロの安全装置を入れ換気扇を回す。また階段下へ行き「鍋空焚きやったで!」と報告する。火災や中毒から免れて玉出を眺める。出張だらけのなれの果てのおっちゃんの話で心底絶望した。なんじゃその人生。おっちゃんの余生に幸あれ。玉出が終わって付けっぱにしてたらピースを放送するの狙ってる番組が始まった。今日は盲人の子育ての回だったんだが…こういう長期取材はいいねぇ。見応えがあるわー。5年で終わってるけど、見なくたってその後も幸せだったに決まってら。いい番組だった。TVに夢中になりすぎて…後輩の給餌を全員で忘れた類人猿…きっと居候先様も2Fで眺めとるんだろう…
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2024年04月>
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    

最近の日記

もっと見る