イードのお祭りは3日間続きます。
初日はお祈りから始まり、家族親戚への挨拶、朝食、、、、
朝はみんな5時には起床。
新しい服と飾りを身に着けて、男性たちはお祈りへ。
女性たちは化粧や服の着付けに時間を費やします。
朝からお肉料理。
お父さんの実家はお腹に優しく、ハリース。
米をペイスト状にして鶏肉をほぐしたものを混ぜた料理。
それと、オマーンの薄いブレッドにチーズやハニーを挟んでる料理。
ハニーはオマーンの山蜂蜜で、すごく高価な物。
友達から時々お土産は蜂蜜を頼まれることもあるほど、オマーンの蜂蜜は質が良い。
お昼は家族親戚全員集まってお昼ご飯。
女性だけで100人ほど。女の子の子供含めて、、、
男性だけも100人ほど。男の子の子供含めて、、、
男女別々のお宅でお食事をする。
私は長老たちと一緒に食べるから、いつも年寄り達と一緒に座る。
これは大切にされている証拠と、私は感じている。
大きなお盆のどっさりご飯と肉の塊が守られている。
これが約10皿用意される。
長老の皿は、特別山羊の頭が乗せられる。
オマーンのヤギは、臭みが無くすごく柔らかい。
一番値段が高いのがオマーンのヤギ。
家族は子供が生まれたら、1人づつヤギを買い与えて、ファームで飼っている。
もちろん、世話をしてるのは義母。
インド人雇人と一緒にファームでヤギや果物の木、デーツの木などのお世話をしている。
さてお昼ご飯は、1つの大きなお皿に、約7〜10人ほどが一緒に
同じお皿で手で食べる。
サラダもちゃんと出てくるけど、サラダは自分の取り分の場所に置いて
これも手で食べる。
最初は難しいけど、慣れてきたら肉の場合は手の方が食べやすい。
山羊の頭蓋骨、、、
舌と脳を食べるらしい。
みんなで取り合いになるんだよね。
私はまだ無理だわ。
ご飯前と後は、女性達とのおしゃべりタイムだけど、
アラビア語がカタコトの私はいつもジェスチャー状態。
良いねん。これで良いねん。
余計なことは聞かれない。余計なことは喋らない。
自分の欲しいものとやりたいことが言えればそれで十分。
義母も私のアラビア語力には諦めてるけど、いつも優しく一緒にいてくれる。💕
これで良いねん。💕
私たちは次の日にはお仕事があったからお家に帰ったけど、
どうして3日間いないのかって、何度も言われたわ。
もう過去のようなのんびりしたオマーン人生活は、現代の今は存在しないのよ。
それをわかって。
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