寒。寒い寒い。電器は付いてるけど誰も居ない。私は天蓋から首だけ出してホットカーペットに炙られてる部分はちんちんに熱く、はみ出してる背中はきんきんに寒いというプラマイゼロな世界に降臨した。なんでこうなった。クソ時代の安酒をあおりすぎて文化の違う連中にふーちゃんふがしを全否定されてこうなったんだ、と思い出す。ふーちゃんふがしをバカにしやがって田舎者めらが。それにしても寒いし。身体中痛いしなんなんこれ。先輩が「なーっ！」とケージから言ってきた。あれ？寝かしつけられてるんか。そんな時間って事だな。ていうかなんで電器付いとんねん。暖気もへったくれもなく動き出せる体調ではないが、二度寝できるほど酒も残ってないし快適でもない。そっから２時間程先輩にちょくちょく小言を言われながら首だけ天蓋から出してた。それにしてもこれはやっぱり熱いよ。先輩はもうとっくに焼き猫になってるんじゃねぇの？つまりは低音火傷の件だけどさ。こらあかんわ。と言っても、誰もペットヒーターを買わないよ。大人しくなるからってホットカーペットはやめさせず、低音火傷になるからと言っても今あるモンを買い足すのは損だと思い込んでいるバ関西人共め。ばーかばーか。どうせ知る拭いさせられるのは私だと知っている。ばーかばーか。低能。イライラしてきたら元気がちょっと出て来たので、ここは一発布団へ移動してやろう。うおらあっ！立ち上がった。先輩は出してもらえると騒ぎ始めたが５時に出す訳ねぇだろボケェ！放置して寝室へ。足は痛いが動いてる。いろんなモンを踏まない様に移動。布団に潜りこんだが、体温を維持出来なかった。ガクガクブルブル震えまくってるうちにＴＶの電源が勝手に点いた。０６５５を眺めて、黒猫を上手に撮るなぁと感心してたらナレーションも同じ事を言い出してひっくり返った。寝っ転がってるけど。７時を過ぎてから居候先様が起き出して３０分に後輩に餌を出した。解放された後輩は私んところにやって来て様子を伺い、布団に潜りこもうと試みるが諦めて肩あたりに乗っかり、蹴っ飛ばして消えた。これで終わったと思ったら居候先様のアブラフリースにでも埋もれてるんだろうか、ここまで完全に聞こえるぐるぐる音。すげえ甘えっぷり。するとふと気が付くとまた後輩が近付いてきていた。さっきは入り損ねてた布団を入りやすくしてやると躊躇なく入り込み、私の顔面にケツの穴ｗ配置したままで、私のヘソをＴシャツ越しにざらざら舐めていた。居候先様が見に来たので、ヘソなめてらぁ、と報告するが無視された。居候先様に話しかけた事によってバックでガレージから出て来た後輩は走り去った。しかしまたしばらくしたら戻ってきて、居候先様とおもちゃでドタバタ遊びだした。私の布団の端を塹壕にでも見立ててるのか、すぐに飛び込んでおもちゃの動向をさぐり、気に入った時点で突撃、を繰り返していた。ちょいちょい事故のフリして蹴っ飛ばされた。居候先様は今日もぷいっと遊ぶのを突然停止、後輩をぶち込んで出かけて行った。そっから約一時間、後輩はぎゃおぎゃお大騒ぎし続けた。ソレをただ観測し終えた私は落ちた。
１時半に何があるんだか知らんが今日もぴったり１３時半にばちこんスイッチが入った。しかし暖気が済んでる訳ではないので１４時までは動けなかった。起き出してコーヒー…ポットが空だった。水を補充。その鍋でマグ１杯分コンロで沸かす。立って待つ。ようやっとコーヒー淹れてふーちゃんふがしを食う…微妙に黒糖にツヤがなく薄いとは思ったものの、私の好きなモンがクソ時代にまで生き残っていてくれて大変ありがたく思う。ありがとうありがとう。ふーちゃんふがしがきらい？バカなんじゃねぇの。ふーちゃんふがし最高だー！一人で全部食っちゃった。あ。ゲロマズ弁当がない。捨てる訳もない。冷蔵庫にでも投げ込まれてるんだろうか。探したら出て来た…もー見るからにマズそうだよねーでもソレを買って帰ってくる居候先様…ちんちんにちんして再挑戦。げぼー。まずー。本気であまりのマズさに一旦食いちぎってやろうと口に放り込んだ肉片を吐き出した…もっとギンギンにチンするか…センス爆発の味付けを殺して自分で料理し直してやるか…徹底的にやってやろうかと思いかけたが、先ずはしょうゆをぶばーっとぶっかけて食ってみたら…ビバ醤油。素材の臭みが薄らいで噛んで飲み込んでも吐き気が減った。これでいけるだろう。もうさ。食事じゃねぇよ。捕虜が生きる為に敵の出した餌食ってる気分だよ。どうしたライフよ。イオンの後を追うんじゃない…イオンのポンコツ共が流れて来て悪さしてるのかな…イオンのＳＶだかコンサルがライフに潜り込んで来たのかな…この春からライフの総菜のイオン化が過ぎる。スタッフロールつけてくれ。犯人を特定したい。
先輩へちゃおちゅーぶをぶびぶび、後輩はウェットを大量廃棄で皿洗って新調。提供した。まあ、食うより遊びですってよ。好きにしな。私も自業自得であんまり元気が無いので好きにさせるしかなかった。
一旦投稿する
途中で腹が痛くなってきてうんこひりにいく。猫共は２Ｆでまったりしていたんだが、便所に籠るとすぐに１Ｆｄｅ何者かの蠢く気配が…ほんまに目ざとい…うざい。うんこをひり終え生還すると、後輩は「どうだ！」と大爪とぎの上に居た。その傍らには私が昨日脱ぎ捨てた新しい靴下が片方転がっている。私が戻ってきて視認範囲に入ったのを確認して、後輩レスラーがトップロープから飛び掛かった。そして数発のトルチョック制裁の後、噛みついて振り回し、爪をかけ引き千切ろうと頑張って闘っていた。私はその闘いを求めていない。靴下を取り上げて、靴下振り下ろして後輩にぶつけようと思ったら、後輩は遊んでくれてるとでも思ったか不用意に手を差出してきたので靴下じゃなくて手が直接まあまあの速度で当たってしまう。多分痛かったと思う。後輩はしばらく被害者としてその場に寝そべって謝罪を待っていたが、私はまだ荒されていないと思われるもう片方と合わせて脱衣所に投げ込むのを優先して無視した。戻ると後輩はポテトチップの袋を臭っていた。センスのない事に後輩専用にしている餌用クリップがポテチの口を纏めて留めていた。後輩の餌のにおいもするだろう。絶対にやめて欲しいんだが、ここは居候先だ。諦めろ。諦めて不条理は見つけ次第回収する。不条理が不条理のままだと不条理だから。折角ちょっとわいたやる気がしおしお消えてやる気なし。先輩が後輩に迷惑してたが別に何もする気なし。昨日の分すら日報記述してないので嫌々記述し始めると、後輩が自由の使い方が分からなくてモグラになってた。万年床にかけて敷いてある毛布の下に潜り込んでもごもごもご…と蠢きまくっている。それが猫監視カメラに写ってるのはかわいいんだが、居候先様のコード類イヤホン部品が脆い件等あるので確認しに行く…隠れきっていると確信している後輩は私の足音に気付いてぴたっと止まっている。申し訳ないけど捲らせて頂き、あれ？てなってる後輩を確保。特にコード類は後輩近辺には見当たらなかったが…もうええやろ？とケージへ戻した。納得いってない後輩はしばらく暴れて…うんこたれた。はい。うんこ解体。もう慣れたもんだ。馴れんでよろしいが。割り箸削って尖らせて便所の手前でバラす。出るわ出るわ。細かい繊維質がだいぶ練り込まれていていた。総じてうんこ本体の強度が増している部分が多かった。しかしミッシングパーツはまだまだ足りない。通院案件。全員無視。「死んだら落ち着いた」って猫おばさんの話にあったらしいが当たり前だろそんなもん。しかし、それを待ってるんだろうな。なんてこった。こんなに日数が立ってからぽろぽろ布片が排出されるってどういう事なんだろう…どうして一発で出ないんだろう…死ぬか出るかしないとひたすらうんこを掘り続けなければならない。なんじゃこりゃ。今日のうんこは相当なレベルで警戒していたものの、普通のうんこ臭でしかなかった。昨日一昨日のゴム屋が火事みたいな臭いはやっぱり異常事態だったんじゃねぇの？誰も気付いてないけど。居候先様に報告はしてるけどどうせ耳にも脳にも残ってないんだろうし。なんだこの世界は。ペヤングを戻しに行くと盛大にべんじょが荒らされたので一応再確認してみたが、なんもなかった。ドライを新調してやると貪り食った。私は日報を記述した。先輩は天蓋に潜って、良かれと放り込んでいる噛み千切られて捨てたベッドの備品のクッションを足で蹴って天蓋の隙間から外へ外へ押し出してくるのを何度も押し返した。平和。昨日からけむりのはつの事ばかり考えていた。信八屋の事も考えていた。モツ煮込み全般。立石。何もかもなくなっていく。
折角だから昨日買ってきた豆があると思ってたのに豆が無い柿の種を開けて飲みかけで死んだ酎ハイにコーラぶっこんでのんでみた。豆が無くても柿の種はうまかったが、レモンハイって言ってるのに、これ塩入ってね？コーラぶっこんだらすっごい際立った。つまりマズイっす。柿の種のパッケージを丁寧に波線カットしていると…なんでか知らんが先輩が天蓋からズバーン！と飛び出し邪魔イスにジャンプ、めちゃくちゃ急いで柿の種のパッケージをにおって調査していた。やらんよ？絶対に。今日はそれっきり撫でてくれーとか騒ぎ出さなかった。居候先様御帰還で爆裂発動、うるせー！そんでもって弁当食い始めると「オレの分はどうした？」って顔で邪魔イスに居座った。居候先様に追い払われていた。食い終わってもらいもんのチョコ食ってるとまた来た。チョコは禁忌なので徹底抗戦。とっとと食った居候先様のアブラフリースに埋めると揉んでた。ＨＤＤレコ消費で眺めて２２時過ぎたから後輩解放してやる。
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