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2024年04月04日22:04

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果報は寝て待て

23時半を過ぎてからゲボの件を追記して、その間に先輩はぶち込まれ、後輩も終了させられ生放送は真っ暗闇を映し出していた。そう。PC落として寝るのを深層心理が表面ににるにる漏れ出て生きてる居候先様の悪戯によりつけっぱなのだ。居候先様をとっちめるのもいいが、後輩のQOLを優先し、記述を終えて気付いた時点で消しに行く…クソ動画を聴いて悦に浸ってる居候先様に、今から消し忘れビデオを消すから後輩起きて騒いでも私の所為じゃないで!と宣言して電源落す作業をしていると、案の定眠りかけていた後輩が「ぶうぇあああ…」とうめきだした。寝てんのに何だよ!ってところだろう。もっともだ。私は降りて歯ぁ磨きに行く。磨きながら手元スピーカとそのアンプの電源を切る。この時先輩が「おいっ!」と私にエクスキューズを入れて来たのが気になった。普段のパターンならなんも言わずに寝るの邪魔すんなって顔をするのが通例。OFF祭の際ついでに確認する先輩のヒーターは…切れていた。切れてるのにぶち込まれてる先輩は寝る姿勢にならず、私のこさえた防寒ハウスの窓ガラスならぬ窓サランラップから私の席の方を向いてじーっとしていた事実にこの時気付く。もっとアピールしてくれりゃすぐ確認してつけてやったものを…急いでつけて謝ると「ヴぅんむぅ…」と唸って寝姿勢に入った。しっかりしてくれよ…てなところか。全くもってもっともだ。居候先様に代わって先輩に謝罪し、歯を磨き続けた。ちなみに先輩は私の歯磨きに関わる全般が大嫌いなので、謝罪してる相手がハゲヅラかぶってブルマはいて足ひれ付けながら現れて頭下げたみたいなもんだろうとも思ったが仕方ない。仕方がない。先輩はもう私の事なんか見ちゃいなかった。歯を磨き終えてから、どうせこれは眠れないパターンだと悟り、アーリータイムスゼロコークハイを濃い目に作ってがぶっと飲んだ。そして寝た。後輩は思ったより騒ぎ出す事も無く、寝てはいないが静かにしていた。勝てる。

育てていたもんが育ってきたのと、カグツチ塔2のマニ車までザツに到着したのでアサクサ仲見世で図鑑登録とどうにか合体消費できないか検証。どうにもならんね。しかしミズチとニュクスでパイラ人なのは知ってたところへニュクスの合体結果を見つけて、面倒臭いけど合体消費の為にも作ってしまおうと作成。忘れない様にミズチも図鑑召喚してみたら、合体直後のまっさら状態で登録されてて育て直し。ぎゃふん。まあニュクスが育つのなんか遠い先だろうしミズチもすぐ育つべ。他にもどうにかならんかと吟味するがどーにもならん。ていうか、連れて歩いてる連中が精霊にならん種族ばっかりまとめて連れ歩いてる所為でレパートリーが少なすぎてどうにもならん。枠が足りない所為でヴァーチャーランクアップさせるの忘れた。浮かれてミズチ召喚したからなんだが。あほうが。スリープかけた。

後輩がドッカンバッキンし始めた。私はとっくにアーリータイムスゼロコークハイ濃い目のおかげでうとうとし始めていたんだが、落ちそうになるとごぎゃあああん!とケージを響かせる何かをしやがる。その度にギクッとなって覚醒に導かれる…くそが…はっきりとしょうべんでもしてくれたら処理ついでにおかわりでも入れてやって黙る切っ掛けを作りやすいんだが、現状では後輩が諦めて黙るのを待つしかなかった。後輩の自己主張が収まりかけた頃、今度は居候先様のいびきが派手になってきた。すると大体この後溺れるのだ。流石に窒息してこれ以上脳細胞が死んでいくのを許容できず突いて呼吸を促さなくてはならなくなる。もうすっかり後輩が落ち着いた頃には居候先様が絶好調で溺れまくっていた。もうだめだこりゃ。

スリープを解いて適当にうろつく。最後に時計を確認したのは4:40頃だった。その後しばらく居候先様を現世に何度か引っ張り戻しながら経験値稼ぎ。5時過ぎまでは確実に起きてた。居候先様が寝返りうったおかげで呼吸が安定したのを見届けたあたりで記憶が途切れている。空は明るくなっていた。負けた。


朝。記憶がない。

直線距離1m半程の隣んちのおばちゃんが何かピロリロこかかかか…と作業を始めた。窓は完全に日中の日差しを寝室に送り込んできている。さて一体何時なんだろう。TVをつけると2って見える。目が腐ってだいぶ経つ訳で、コレが深夜2時の明るさじゃない事は分かってるが、12時の見間違いか?としばらくじーっと見続けたが…やっぱり2:30だった。ワイプに石井が映ってら…寝坊していいギリではあったが危ないところだった。隣んちのおばちゃんが寝室側の窓開けて作業する癖があって助かった。かと言って、私は暖気しないと動かないエンジン設計なのだ。45分頃になってなんとか起き上がったが、この瞬間まで一切猫共の気配を感じなかった。後輩はともかく先輩は自由にしてるばかりか、昨日ゲボ掃除明け暮れた所為でホットカーペット天蓋は用意されていない。ホットカーペットにフリースでカバーは敷いてやったが…一体どんな悪戯がされてるんだろう…少し体温が下がったように思った。後輩のケージ確認、特になんもなさそう。もしかしたらしょうべんたれてあるのかもしれないが、砂を潤沢に追加した直後なのであと何発かはイケルハズでもあり、後回しにして餌皿を回収して、閉め忘れた体でケージを開けたままにして暗に後輩を解放し、降りた。階段をよぼよぼ降りて行くと、階段下から先輩がひょっこり顔をだしてきて「おっそいよ!いつまで寝てんだよー!」と因縁付けて来た。すんません。先輩の餌皿もどっちも空になってたので、一気に4枚の皿を洗剤ナシのお湯洗いで丁寧に洗って磨き上げて行く。これだけで15時直前になってしまう。先住猫優先で先輩にDXウェットとドライの定食を設置。それから後輩の餌を新調して設置。はー。義理は通った。15:10だった。寝坊で遅刻したが何とかなった。まあ、時間通りの餌を時間通りに食う連中でもないので、彼らは好き勝手に探索監視喧嘩に明け暮れていた。私はコーラをひと口だけ飲んで様子を伺い続けた。先輩がちょっと食い気が出て来て自分の餌をにおったが、どっか行ってしまった。なんだよ。後輩が手持無沙汰だなぁ…って顔で悪戯もせずに玄関前でこっち向いてぼんやりしてたのでぼーちゃんジャイロをぶんまわして放り投げる。わーっ!と駆け寄って重力を無視して起立し続けるぼーちゃんを眺めていた。よしよし。ふと生放送に目をやると…先輩が後輩のケージに入ったっぽい。目が腐っててよく見えない。画像は可能な限り大きくしてあるのにも関わらず。これ以上はデカイモニタを仕入れるしかない。それはアリだったかもしれないが、すでにもうレアケースのギャラは尽きた。手遅れだ。と、気を散らしてる5秒程で、ぼーちゃんが完全に行方不明になってしまった。後輩の見ている先などの手がかりも、たった今後輩が飽きて移動し始めた所為で読み取れない…どこ行ったんや…あああ。先輩が食ったのか食ってないのかを確認したいとも思ったが、ぼーちゃんも気になって床に這いつくばってあの裏この裏と覗き込んでいると、後輩はその様子を面白がって纏わりついた。そうこうしてると先輩が降りて来た。お前後輩の餌盗み食いしてたやろ!見てたんやで!と追及すると「そう、なん、やー。」と言いながら舌なめずりをぺろり。完全に食っとるやないかいっ!自分のやつ食い!と促すと「今は要らん〜」とまたどっかいった。こんちくしょう。この時、先輩は正座で私に犯行声明の舌なめずりをしていた訳だが、後輩はパンチ範囲に居たのに先輩の声明を大人しく聞いていた…先輩側には「やってやった」優越感があったんだろうか。後輩側には「なんかワシと同じにおいがするなぁ」てな共感でもあったんだろうか。とにかく平和な犯行声明文の読み上げだった。平和じゃねぇ!この後、2Fへあがった際に餌を確認すると、盛った餌の真ん中に鼻を突っ込んで真ん中だけ食う先輩特有の食いかけた跡をウェットもドライも呈していた。有罪。仕方がないのでこのまま提供し続けるが、こそいでドーナツの穴を埋めておいた。やはり1F2F先輩後輩と面倒を完全に見るのには無理があるんだと思い知る。しかし。今日は後輩を幽閉する気はない。寝坊したから悪いと思って、ではない。そろそろ先輩みたいに自由に過ごさせてやりたい。落ち着ける場所を勝手に見つけて勝手に寛いで、遊びたくなったら勝手に遊んで過ごして欲しい。ケージはもう狭い。とっくに狭い。そして、そんな私の気持ちを汲んだのかどうか、ここ数日の後輩の挙動に変化がみられる。いい加減調査しまくって居候先の構造は把握したであろう後輩が、はしゃがないのだ。ゲーム棚を荒す段階に移った、とも言える。先輩もゲーム棚に興味持った時期が遅れてきてた。多分今それ。当初に比べ、噛むのを躊躇している雰囲気もかもす。結局はそのうち噛むんだが、初見から噛んで来る事はまずなくなった。今日はこっちが我慢して夜まで面倒見続けるのだ。頑張れ自分。昨夜から最後の粉末漂白剤を使って洗濯機の中に漬け込んでいたゲボ天蓋とゲボカバーにそのへんのモンも適当にブッ込んで回す。脱衣所の出入りには後輩は猛烈に食いついてくるが、以前の様に忍び込む事も無く(そりゃ阻まない訳ではないが)、洗濯はつつがなく終わった。信じられない。天蓋がないので先輩が寛げる様にと点けっ放しのエアコン前に干してみたが、ちょっかいは出すが、悪戯にまでは及ばない。足元ちょろついて踏んでしまいそうで危なっかしくはあったが洗濯干しもつつがなく終わった。調子に乗ってストックの切れたチェゲバラを巻き始めてみる。後輩が興味を示した。しまった。しかし、後輩の興味は、私が修理して使ってるローラーがカシャカシャ言う音についてだと把握した。べんじょ掃除をイイコで見学してる時の様に、たばこワゴンの前で正座してまっすぐ私の手元を眺めていた。愛おしい。しかし、こればっかりは馴染まれてはならぬ…たばこワゴンにネズミと先輩避けの為にぶら下げている、下の子が買ってきた孫の手を手に取って振り回す。後輩はこの孫の手の狂気を知らずにいる。天井裏壁裏に最近はお客さんがほぼ来ないからだ。先輩がやって来た当初はまだまだネズミ共にナメられまくっていてガサゴソドタバタやってやがった。それを発見し次第、私はこの孫の手のゴムボール部分でネズミ共の居そうなあたりを壁が抜けないギリに留意しながら執拗に超連打でブッ叩く。天井裏に無数のネズミの糞がバウンドする手応えを感じ取りながら、吐き気を催しながら、ネズミ共が黙るまでひたすら叩き続けるのだ。先輩は狂った猿の様子を何度も目撃し、先輩自身が孫の手で折檻されたとかそんな訳でもないのに、私が孫の手を持つだけでビビるし、先輩自身が悪戯しようとして手をかけた際に孫の手がひっかかって落っこちると恐怖でどっか行ってくれてたばこワゴンが助かる。そんな訳で最近は猿がネズミで発狂する事がないので後輩は恐ろしさを知らない。なのに。私が「こっちくんな」って言ってるんだ、と理解してくれているのかなんなのか、単に孫の手の素材感を理解してアレ喰らったら痛い、と判断してのことか、嫌がって逃げてくれた。こないだまでは「孫の手?なんじゃそりゃ」だったというのに…たばこワゴンと食器ワゴンが競合してる空間なんだが、食器ワゴンの位置がちょっと後輩に有利な配置だと気付き、移動させると…後輩は冷蔵庫の前まで移動して正座で私に対峙した。そっから私の一挙手一投足を観察し続けた。後輩に「巻いてみろ」って言って手渡したらきちんと巻けるんじゃないかってくらい熱心に見学していた。「猫はたばこのにおいが大嫌い」と豪語する嫌煙家のブログを信用して、敢えての敢えて、後輩が眺めてる真ん前で一本吸ってみる。私は換気扇の真ん前に陣取っている訳だが、おそらく後輩の居る方にも私が何やってんのか判断がつくにおいが漂っていってる事であろう。それで「嫌だ」と思って頂ければ、今見学していた事と関連付けてたばこワゴンを荒さないでいてくれるのではないかと大いに期待するところ。どうなるかは知らん。後輩は、階段下方面へ逃げて行った。上出来。一服して、見えなくなった猫共の確認に向かう。先輩は監視任務。後輩は謎出窓に寝っ転がってみてた。ここはどうだろう?と吟味中って顔だった。大人しくしてる限り関与しない。1Fに居がちだと悟り、2Fの水皿を持って降り、水を汲み換え階段下に設置した。何故かわざわざ2Fから先輩が降りて来て飲んでいた。後輩はそれを謎出窓に腹ばいになって見降ろしていた。平和だ。私は日報を全然記述してなかったのでしてみようと思った。途端にどんがらがっしゃーん!がぽぽこぽ!と爆音を立てる後輩。1本2本どころじゃない本数の猫避けペットボトルとアルミ缶を薙ぎ払ったご様子…逃げられる前に素早く詰めに行く。後輩はちょんぼして降りようとしたのか作業机そのものを狙ったのか、その道中にあるペットボトルアルミ缶を全て落っことしていたのだった。あかんやろ!まず1本手に取ってびゅんびゅん振り回して威嚇する。ひ、ひぇええ〜!と脅えてみせる後輩…2本目も手に取って振り回す…が、なんかリアクションが薄まった。3本目、ああ、それね。はいはい。と寛ぎ始めたので、なめんじゃねぇよ!と、こここここっと油断した後輩の脳天を連打した。後輩も緊張を取り戻し、4本目、5本目と振り回す度に脅えていた。苦手意識持ってくれ!これはあんたがたに入って欲しくない場所に設置されている「標識」なのだ。私が深追いせずに去ると、後輩も謎出窓を降りた。そして、タワ―頂上で寛ぎかけていた先輩を襲った。よせばいいのに頂上で丸まってる先輩の懐に潜り込みたくて仕方がない後輩…先輩が「あかん!」と重ね重ね言って耳噛んで怒ってるのに、お構いなしの居候先様みたいな話の通じない後輩に、先輩も辟易している。寛いでたのに起き上がって後輩をぶん殴ってるが、後輩はぶん殴られるよりも先輩にまみれて丸まりたい願望が強すぎて一歩も引かない。あたまおかしい。今日は徹底的に後輩自由時間の持続可能を観測する目的で行動する。先輩と後輩を同時になだめる。なだまらん!後輩をやさしく引き剥がす。とうぜんだろ!って顔で毛繕いを始める先輩の真下の小屋へ後輩には引越して頂く。特別嫌がる素振りも無く、すんと入って行った後輩だったが、後輩自身が拡大に余念のない、小部屋の壁の穴をぶちぶちしがみ始めてウサ晴らし…面倒臭ぇなぁ…手を突っ込んで後輩の顔面から穴を遮る。後輩はコレが大嫌い。がぶがぶ邪魔な手を噛んで排除しようと試みる。面倒臭いので後輩の向きを180度強制転換。これで収まるかと思ったら、変えた向きにも小さい穴をいつの間にかあけてやがって、そっちの工事に取り掛かり始めやがった。それをも阻止するべく手を挟み込むと当たり前にがぶがぶ食いまくられる。調子乗ってきやがった。このやろう。後輩が右手を食ってるのなら、左手で脳天へビコビコデコピンを喰らわす。噛むのを止めるまでやりたい方針なんだが、デコピンしてる手に攻撃対象を変えようとするのでおのずとその瞬間とまる。私が引こうとしてるのに引き寄せてまで噛んでくるので、今度は右手でビコビコデコピン制裁。やめればやむのだ、とはよ気付け。1,2分闘って、後輩もその気配に気が付いたのか、自ら噛むことを止めた…私は静かにその場を去った。それからしばらく、後輩が小屋に居る間にぶちぶち穴拡大工事の音は一切聞えなかった。上出来。静かになる事を願うが、先輩も後輩も動き出し、2Fへ消えた。追跡。先輩も後輩も私を迎えにでた。なんじゃそりゃ。何の歓迎やねん。後輩は全く餌を食ってないので、ちょっとだけケージに入ってもらう。餌には見向きもせず、べんじょを掘り始めたので傍らで待つ。後輩は先輩の挙動が気になってしょうべんがでねぇって顔をしたが、先輩は勿論お構いなしで隔離部屋で遊んでた。先輩が見えない様に視線から隠すように私が居座ると、なんとか後輩はしょうべんたれてくれた。すぐに開放すると、先輩がふざけてるところへ襲撃しにスクランブル発進。あとはしらね。好きにせえ。その間にしょうべん回収。持って降りて脱衣所開閉して出入りするが、先輩がひきつけてくれてるので楽勝。これだよ。背中を守るってこういう事だろ。先輩ありがとう。しょうべん自体は邪魔だったけどな。ペヤングを直して1Fへ戻ると、今度は先輩がしょうべんたれると言い始めた。いいね。北からは後輩が南からは私が監視する中、しょうべんの歌を口ずさみながら先輩はしょうべんをたれた。すぐさまべんじょを取り出してしょうべん回収、先輩はハイ過ぎてスリップしながら1Fを走り回り急停止「え?何?」て顔をわざわざ私に向けて来てから2Fへ逃げて行った。「え?何?」て、何?わからん。後輩は気にはしてるけど、それほど激しく追う気もないらしい。しょうべん回収を見学していたんだが、終わりかけた頃に2Fへ行ってくれた。おかげで楽勝の脱衣所開閉。戻ると先輩が降りて来て、今度はうんこたれた。後輩はタワーの2段目から這いつくばってふんばってる先輩を観察していた。私はそんな2匹が視界に収まる様に台所に立って眺めてヘラヘラ笑った。下らなさ過ぎて面白い。砂をかけ始めた先輩を契機にべんじょを横取りし、うんこ回収。これはもう肩寄せあって後輩と作業してるってくらいに後輩は私の真横にくっついて見学していた。なんやったら手伝おうとしてくるので、結構です、と丁寧に払いのけた。さよか?と後輩はどっか行ってくれた。この時も脱衣所開閉は楽勝。無事にうんこを流し捨て、メモして終了。出すもん出した猫達。この後の展開はどうなるんだ?私は何にも食ってなかったので、この段階で食パン一枚焼いてアブラ塗って食った。後輩が時計仕掛けのオレンジのスパゲッティみたいに邪魔イスに乗って、猿が焼き食パンをもしゃもしゃ食っていくのをひたすら観察していた。誰か動画を撮ってくれっての。先輩はその隙にただのフリース敷いたホットカーペットに丸まりかけていた。猿がパンを食いきろうとしてる頃、後輩は飽きて降りた。降りた先は先輩が落ち着きかけたホットカーペット。嫌な予感しかしなかった。先輩は侵入してきた後輩にぎりっとなって正座で動向を伺っている。後輩は。先輩のいない空間にそっと寝転がり、ヘソ天で無抵抗をアピールした。感動的だった。あほうだと思ってた後輩が意思疎通の為に試行錯誤してみせている。あとは先輩が受け入れるだけだ。バンザイしてる後輩の後足の位置が気に入らねぇ!と、先輩はぶっ飛ばした。すぐさま後輩は後ろ足の位置を調節し、ホットカーペットの真ん中の見えない境界線を越えないように引っ込めた…すると、先輩は、這いつくばった。後輩は、先輩と一緒に寝られるワクワク感で目はギンギンだったがそのままヘソ天で先輩の様子を眺めていた。そのうち、2匹共、静かに昼寝した。子供でもいれば、子供が立った、子供が喋った、と喜ぶ人生もあったのかもしれないが、今ここでこいつらの寝姿がその穴をッバン!と勢いよく埋め立ててくれた様な、そんな気がした。静かにしてこの幸せな時間を噛みしめて居たかったが、どーしても写真を撮りたくなった猿…そーっとぶら下げてる乾電池デジカメを取りに行く。そーっと撮ってみた。まっくらでなんも写ってなかった。
フォトガンマ値いじくったら見えたけど。
しかも、それがこの半年以上、異常に長持ちした電池の最後っ屁だった。強制的に電源が落ちてしまう。どうしても写真が撮りたい猿は、そーっと2Fまで充電済の電池を取りにいき、交換して充電もかけて、そーっと降りて行く。ありがたいことに彼らはまだ眠っている。勝手なレギュレーションで猫の目玉にフラッシュを当てないと決めていたんだが、寝てるならイイ事に勝手に変更、決行。撮れた!あああ。脳汁が煮えていく様な感覚を覚える…が、なんじゃこりゃ。汚い私の足がドアップで見切れている…幸せ空間の邪魔物にイラついて、めちゃくちゃ縮こまって再度撮影…だめだ。一眼レフじゃなくてファインダ通りに映らない所為でまた見切れてしまった。
フォトトリミングすりゃええねん
また撮影しようと思ったら…後輩が寝返りを打った。折角引っ込めていた足が先輩の鼻先に伸びて来て先輩が気付いた。静かにすんすんにおって、それで済むのかと思ったら「線越えとる!」と噛みついた。後輩は起き上がって「すみませんでした…」て顔をして、ついでにもっと先輩に寄り添って寝ようとし始めた。先輩はそれが気に食わなくてガミガミ怒ってみせたが、後輩は聞く耳を持たず、結局先輩がホットカーペットからパラダイスロスト。後輩は…正座で何が起きたのか検証し…寝た。先輩は室内干し故に回りっぱなしのエアコンを浴びてタワー頂上で寝る事にした。21時を過ぎたが、先輩も後輩も大人しく、それぞれ見つけた場所で眠ったまま、私は何に脅える事も無く日報をつらつら反射的に記述し続けた。こんな日が来るとは思ってなかった日が今日来た。後輩に与えたベッドは今日一段とボロくされていたが、その分ケージの外での後輩は最高だった。うれしい。
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