25年続いたCBCラジオ朝の情報番組の表題の多田しげおアナのラジオ番組ですが、この春改編で最終回を迎えることが昨秋改編暫く後に発表されていました。CBCの名物アナで定年再雇用で続いていましたが、多田アナも全盛期から比べると声の張りもなくなり声がかすれることも多くなって引き際を考えたのだと思います。
それで、さっきラジコのタイムフリー機能を使って先週金曜日の本当の最終回放送回を目盛りで重要部分をピックアップしながら、特に最後の挨拶箇所を中心に聴きました。
冒頭のリスナーの記念日紹介メッセージのコーナーは、なぜか結婚記念日を紹介するメールを多く紹介していました。
途中、25年前の第1回放送の冒頭の録音が流れ、今より若くてテンポのある話し方で始まっているのを聴き、多田アナもそれを聴いて自分はいつもずっと同じペースでやってきたつもりだったけどやっぱり若いと言っていました。
エンディングは、まず、現在は木・金アシスタントの加藤愛アナが、ブース外でたくさんの同僚・先輩アナが見守る中自分が代表して述べるのは僭越だけど、この番組を多田アナと一緒に担当した4年間はかけがえのない時間だったと涙声で振り返っていました。
多田アナは最後の演出として、尊敬する久米宏アナが「ニュースステーション」最終回でスタジオに置いた冷蔵庫からビールを出してきて「乾杯!」と言ってひとくち飲んだ演出を敢えてパクって、缶ビールで乾杯していました。(加藤愛アナはジュースでした。)
最後に多田アナがかけた曲は、やはり世代が出て山口百恵の「さよならの向こう側」をかけ、曲途中で一度挨拶した時は曲の効果もあったのか多田アナも涙声になっていました。
最後に「さ・よ・う・な・ら」と一字一字区切りながら挨拶して終わりました。
今はポッドキャストもあるのだから、多田アナも完全引退ではなく、CBCも気軽に話ができる場を与えてあげてほしいと思います。
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