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2024年03月27日19:45

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MARL 20th -COMPLETE GUIDE-

No.1520

MARL 20th -COMPLETE GUIDE-
<CONTENTS>
○○PROFILE
○○『Strange dream world』Detail
○○The Best Of “MARL” 2014-2024
○○Prejudice
○○『探偵!ナイトスクープ』出演裏話&完全版
○○Heroine
○○Illustration
○○Repeat Plan
○○New Attempt
○○INSTANT -COMPLETE-
○○Special Interview
○○裏コンテンツ(これまで明かされていないMARLの……)

Draft Plan & Written by : MARL

○○『Strange dream world』Detail
(今回は総決算では無く、詳細設定となります。)
→2014年〜の10年間は、殆ど夢の話を更新出来ていません。何故なら……

Vol.∞ 『    』(学力診断実力考査)

祠の主(その前に待て。何かあった時の為にこれを被っていろ)

祠から小さな光が漏れ出たかと思うと、
私の前にちんまい白のシルクハットがあった。

祠の主(そのシルクハットは、
言わば、この祠への連絡ツールのような役割を果たしている。
お主がどうしても緊急事態に陥った際には、
このシルクハットに取り付けられた無線機で、
祠へ助けを求めるがいい。但し、本当に緊急時のみだぞ)

私(分かりました、それではあの建物目掛けて行って来ます)

ちんまいシルクハットを頭にちょんっと乗せ、
私はようやく建物へ向けて歩き出した。
流石にぶかぶか過ぎる衣装のせいで、
走る事はおろか早歩きすらも難しい。
(裾を引き摺っている為、まあ仕方無いが……。)

建物が近付くにつれて、
私の周りにも同じ衣装を身に付けた同級生らしき人物達の姿が。
周りの人達は、ジャストサイズの衣装を着ているが、
何だか知ったような顔ばかりなのが気にかかる。

建物の入り口まで辿り着いた時、一人の男子学生が私に話しかけてきた。
(注:ここからは、会話の()を「」に変更して表現する。)

男子学生「MARLか!? 久しぶりやな〜。お前もこの学校へ入学するんか?」

私「○○もか? この学校(?)って一体……」

男子学生「早くしないと、入学式が始まるから急げよ!!」

男子学生の姿は、中学時代のクラスメイトにそっくり、と言うかそのままだった。
私は校門らしきゲートを潜ると、
周りの学生連中が向かっているドームらしき建物へと目をやる。
多分、あそこで入学式が行われているに違いない。
そう考えなくても、私はドームの中へと入っていく。

ドームの中は、体育館いくつ分あるのか、というぐらいに大きく、
一体、何千人ぐらい居るのか、
かなりの数の学生が綺麗に整列して式が始まるのを待っている。
私は適当に空いている場所に並び、誰かが壇上へ現れるのを待つ。

暫くして壇上へ現れた壮年のスーツ姿の男性が、この場に居る学生全員へ向けて、

男性「諸君!! この度は、我が校である“    ”へよく入学してくれた!!
早速だが、これから配布する用紙に君達が受験する教室が記されているから、
名簿から自分の名前を見つけて、該当する受験会場の教室へと向かうように!!」

それだけ言い放つと、
係員が手際良く学生全員に試験概要の用紙を配布し始めた。
私が受験する教室は、このドームを出て
少し歩いたところにある“O館”の“M教室”となる。
皆、一斉にドームを出て、試験会場の教室へと分散する。
O館はいわゆる学習棟であり、
多くの教室が長い廊下からずらっと綺麗に見えている。
その中のM教室へ入ると、何の変哲もない
シャレた大学の大教室のような広い場所がそこにあった。

割り振られた番号の席に座り、係員が到着するまで暫し待つ。
私の席のすぐ前には、先程話しかけてきた男子学生の姿もあった。
緊迫感の中、試験用紙の束を持った係員が教室へ入って来た。

係員「これから“学力診断実力考査”を開始する。
尚、途中退場は試験開始後30分経過してからとなる。
退場後は当然だが、この教室へ戻る事は認められない。試験時間は60分となる。
問題用紙表紙の注意事項をよく読み、今から5分後に試験開始とする。
この試験に関する質問事項は、一切受け付けない。問題内容についても同様である」

【注意事項】
 (1) 本試験は、これまであなたが人生で体験した内容に関する試験である。
 (2) 問題総数は、全100問(1問1点)とする。及第点は60点以上となる。
 (3) 落第点(59点以下)に該当する受験生は、それ相応の罰が科される。
 (4) 95点以上の優等生に関しては、それ相応の特典が付与される。
 (?)「私はこの試験を放棄します。あなたはこの試験を受験しますか?」

私(何だこの最後の問いかけは……)

係員「それでは試験を始めて下さい!!」

【問題 01】次の計算をせよ。
(参考:中学1年生数学の1学期末テストより。)
 6−12

私(人生で体験した試験内容……そうか、こういう類のものか)

私は難なく試験問題を解いていく。
てっきり私という人物に関する人生の試験問題だとばかり思っていたが、
小学校〜専門学校までの試験問題をランダムで出題らしい。
これならば、ギリギリ及第点まで点数が取れそうだ。

【問題 27】肩関節を外転させる筋肉を答えよ。
(参考:専門学校1年生春ハーフ模試より。)

私(こういう類の問いかけって、普通選択肢あるやろ……)

【問題 50】システムズアプローチを用いて、ペーパーレス化の方法を提案せよ。
但し、実現可能でなくてもよい。
(参考:大学2回生情報処理概論の定期試験最終問題より。)

私(これは当時と同じ解答で、“デスクサポートネットワーク”の概論を記述……と)

【問題 73】UFOのオノマトペを表現せよ。
(参考:高校3年生現代文の学期末考査より。)

私(あれ? 確かこの問題は、UFOの図があった筈なのに?)

【問題 99】答えが“99”になる問題を作成せよ。
(本試験オリジナル)

私(ここに来て、まさかのオリジナル問題かよ!!
そんなん、たくさんあり過ぎて一つに絞れない……って、ん?)

よくよく問題の下の()を見ると、私の眼がぼやけていたのか、

【問題 99】答えが“99”になる問題を作成せよ。
(参考:MARLの会社の2023年春のイベントのクイズから、逆設問の形式で出題。)

私(こういうやり方もあるのか、この試験は!!)

そして、ラストの設問に取り掛かる。

【問題 100】係員の指示があるまで暫くお待ち下さい。
(参考:   より。)

to be continued……
(Vol.∞ 『    』(理想の青春時代)へ続く。)

2024/03/27 MARL
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