春の嵐の朝。
我が家のチューリップがコスモスの間に割って入り、蕾をつけ始めました。
そんな荒天気味な気候ですが、東かがわ市まで出発します。
目的は2024年度22回目の引田ひな祭りに日程が合わず、観ることが叶わなかったひな壇や市松人形で、向かう先の讃州井筒屋敷の母屋では3月24日まで展示されているとのことです。
駐車場に着いた頃に雨は小降りになってましたが、冷たい風が強く吹いています。
中に入ると先客女性二人組が出て来ただけで空いている模様(本来は水曜休館ですが、祝日の春分の日のため開館)。
お雛さんの展示が続いている
一年ぶりの母屋(300円)へ入って行くとしましょう。
いきなり二体の市松人形がお出迎え(汗)
今回はパラソルが装飾になっていて今期の地元ゆかりの朝ドラ「ブギウギ」仕様?
笠置シズ子モデルの福来スズ子演じる趣里さんが着ていた衣装の展示が加わってました。
豪華で歴史あるお雛さんは大体、前年からあるものが今年も大部分を占めているようです。
この小僧?と村娘?のペアも昨年から健在ですな〜。
おばちゃんの所に遊びに行くとこんなお人形さんもいましたね!
出た!!
このお風呂場の忍者仕様のお人形!変わらずいました( ̄▽ ̄;)
蔵には重厚な金庫。
中庭も美しい!
離れまで至るとUターンして細工の利いた縁側を通って戻って行きます。
母屋を出るとさらに広大な敷地が続いてます。
特にイベントもなく、今日は「ごはんや醤(ひしお)」もまだ開店してないようなので、この辺で終了。
早めの昼食にて東かがわ市三本松で人気の「TOIRO COFFEE」に向かいます。
そこは三本松高校の南側の住宅街に溶け込んだ場所にあって、ナビがないと見つけにくいかも?2015年11月19日創業で10年未満の比較的新しいカフェですね〜。
金曜のみキッチンカーで移動して営業されているようです。
なんと!予約でいっぱいですと〜〜。
待つ覚悟で意を決して入ると、予約の方々がちょうど帰った後で大丈夫との事。
まずレジでオーダーして支払うシステムで祝日メニュー?の「おにぎりプレート(1000円税込)」とし、おにぎり二種類は、明太子と鮭をチョイス!支払いは現金のみとなっています。
お冷やはセルフで注いで、窓際の席を指定されて座ります。
15分ほどで来ました!丁寧に作り込まれた小皿の多いプレート!
味噌汁にはキノコと人参、キャベツ、麩が入っていておふくろの味。大きなおにぎり二つは食べごたえがあって良いですね〜。
ただ繁盛店の宿命か?何かと注意書きが多かったのが少し残念かな?と思っちゃいました_| ̄|○
TOIRO COFFEE(トイロコーヒー)
【住】香川県東かがわ市三本松1356-6
【電】070-3831-1016
【営】11:00〜15:00(L.O.14:30) 金曜(お店お休み、キッチンカー営業)
【休】火曜(ほか臨時休業あり)
【席】20席
【駐】10台
今日は昔ながらの喫茶店にも行ってデザートを頂きに行こうと思います。
そこは、車で数分の同市川東にある「喫茶エリート」。
この国道筋には昔ながらの喫茶店がひしめいていて“昭和純喫茶ロード”と名付けたいです
そんな中で今回選んだこのお店も口コミによると40年近く続く老舗喫茶だそうです。
店内に入ると、まさに子供の頃にあった昭和の喫茶店。
サンプル食品があって漫画もいっぱいある、この昭和感ある空間は私の世代ではパラダイスです。
珈琲やデザートメニューも豊富でワクワクするものばかり!
ウインナーコーヒーも捨てがたいですが、今回は昔見かけたことのある今では稀有なメニューの「バターコーヒー(450円税込)」に王道の「チョコレートパフェ(600円税込)」をチョイス!
和式のレトロトイレに行っている間に、もうバターコーヒーが置かれていて・・・
オーダーの迅速さにホッコリしながら、いつもは入れないグラニュー糖スプーン一杯と付いているミルクを入れかき混ぜながらバターを落とします
うーむ!このバターがこちらの味わい深いコーヒーのコクをさらなる高みに持って行き、飲み応えあるものしてくれますな〜!
こんなにもバターと合うとは驚きです。これはブラックでもかなり美味しいかも?
間髪入れずしてシルエットの細いワクワク系のデザートがやって参りました。
どうしてパフェって、こんなに冒険心をくすぐるのでしょう?
中華定食のサラダにも添えられることが多い
赤いチェリーからパクリ!生クリームとチョコソースをバナナに付けてパクリ!アイスクリームを食べながら掘り進めて、シロップ漬けのミカンにまたチョコソース、アイスクリームの層を通過、ストロベリーシロップで〆です
ウマー!昭和生まれ?のチョコレートパフェ万歳!
今風のカフェみたいに気取らず、お冷を注ぎに来てくれるようなさりげない接客もいいですね〜。
次回はどの飲み物がセットでも350円と400円で食べられるモーニングや鉄板カレー、鉄板ナポリタン、タイムランチ、贅沢善哉などの食事類も食べてみたいです。
支払いは現金のみ。
あぁ…ノスタルジーだけでなく、お腹も心も存分に満たしてくれる、そんな東かがわ市に残ってくれている“昭和喫茶ロード”にまだまだ通いそうです。
喫茶
エリート
【住】香川県東かがわ市川東97-2
【電】0879-25-4505
【営】8:00 - 17:30
【休】日曜、月曜
【席】50席くらいありそう
【駐】15台くらい
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