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2024年03月20日16:48

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3千万人の喫煙者と多様性

新幹線内は全撤去! それでも街の「喫煙ルーム」が増加している理由
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=141&from=diary&id=7793108

タバコは禁制品ではないので、成人ならば誰でも購入することが出来ます。
喫煙率は年々低下していますが、2022年の国民生活基礎調査によれば、男性の25.4%、女性の7.7%の喫煙者がいます。
喫煙率の低下から公共の場における喫煙場所も年々減少してきています。
喫茶店、飲食店では全面禁煙も増えてきていますが、まだまだ分煙設備を導入している店舗も見られます。
しかし、分煙にはかなり厳格な規定があるため、簡易設備での分煙は困難です。
また、客席を喫煙・非喫煙で分けるのは効率が悪いので、将来さらに喫煙率が低下することを勘案して、新設、改装の際に全面禁煙に踏み切る経営者は増えると思われます。
新幹線の全面禁煙(在来線特急の全面禁煙も増えてきています)も将来喫煙人口が減少することに対応しています。
また、駅前の喫煙所やターミナル駅構内の喫煙ブースも撤去するところが増えています。
繁華街都心部では路上喫煙禁止エリアも拡大しています。
こうした喫煙場所がどんどん縮小する中で、規制されていない住宅街の生活道路などで歩きタバコをする人が増えています。
駅前や大通りに出る前の生け垣や路上に吸い殻をポイ捨てする人が目立っています。
減ったとはいえ、喫煙人口では3300万人いることになります。
こうした人たちが自宅や自身が所有する車のなかだけ、あるいはシガーバーのような専用施設の中だけしか吸えないことには無理があると考えます。
結果として脱法的に喫煙できる場所を常に探している状態にあります。
住宅街の生活道路は規制はされていませんが、歩きタバコ自体がマナー違反になってしまいます。
もちろん、ルール違反、マナー違反する人はほんの一部なのですが、そうした行為は目立ってしまいます。
それらは結果的にタバコ禁止運動の追い風になり、喫煙者の自由度を狭めてしまうことになります。
現在3千万人以上もいるのですから、そうした人たちへの配慮もまだまだ必要なのです。
単にヒステリックに追い詰めるのではなく、共生の道を探ることも多様性の社会として必要なことなのでしょう。
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