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2024年03月19日19:03

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サービス業は奴隷ではない!

少し前に東京都港区の高級鮨店でキャバ嬢だかラウンジ嬢が相方の男性とつるんで店主を挑発して怒らせ、その一部始終を写真に撮ってXにポストして炎上した事件がありました。
寿司店もラウンジ嬢もお互いに言い分がある案件らしいので真相はよく分かりませんが、乙武洋匡さんも昔、不倫相手の女性同伴で訪れた銀座のイタリア料理店で、愛人の前で恥をかかされたと勘違いして似たようなトラブル起こして炎上した事件起こしているので、お客様側の横暴である可能性は高いと思っています。

私の知人のケースですが、親子三代続いてきた老舗飲食店の三代目の話です。

ある日来店した六十代くらいの中年男性と見るからに愛人っぽいキャバ嬢みたいな若い女性客に絡まれたそうです。
最初その愛人っぽい女性客が「ねぇ、パパ、あの店員の態度ムカつく」と中年男性に話して、中年男性が女の前で良いところを見せようと「おい、あんたの店は店員にどんな教育してるんだ!ちょっと表に出ろ!」と呼び出されてお店の外で延々とクレームつけられました。
完全にイチャモンレベルで、その女性客の難癖&愛人の前で良いところを見せたい男の見栄クレームだということは分かったみたいですが
「創業者のおじいちゃんや俺の父親の代であればそういうお客様なら「帰ってください!」と言えたけど、今はインターネットで拡散公開されるとか、何をされるか分からないからひたすら頭を下げて勘弁してもらった。愛人同伴のお客様のトラブルはたまにあって、女が男をけしかけて男の方が彼女の前で良いところを見せようと絡んでくるようなことはたまにあるけど毎回絶対反論せずひたすら頭を下げてる。俺には従業員を守る義務があるから」とあきらめたように話してくれました。

今回の東京都港区の高級鮨店の騒動では、たまたまその場に居合わせた他の良識的なお客様や過去に来店した常連さんなどが「ここのお店はカウンターが広くとってあるから店主側からお客を殴るなんて物理的にできない。その女が話を盛って嘘を言っている」とか「女性客の態度が見るからに悪かった」などXに擁護ポストしてくれたので風向き変わりましたが、
やはり普通のケースでは悪質客には謝るしかないのかな?と思った事件でした。

飲食はじめ様々な店舗には「マナーとは別のルール」が存在していたりします。俗にブラックボックスとか暗黙の了解とか、或いは不文律といわれているやつですね。
飲食店であれば「お料理や飲み物を除き、他のお客様やスタッフを含めた店内撮影はご遠慮ください」というルールを設定する飲食はありますし「動画は一切ご遠慮ください」というお店もあります。そもそもインスタ映えに代表されるSNSアップを目的とした来店を大歓迎する飲食店は極めて少ないという認識も客側には必要でしょう。

食事と快適な空間を提供したいと考える店舗が多い中で「SNS映えする店舗経営を目指している」と考えるマトモな飲食店はゼロと言ってもいいんじゃないかとおもいます。

今回の騒動を起こした港区女子は、自分の行動が周囲の客や店舗側にどれほど不快感を与えているかを自覚してませんから、店主は退店を促すべきだったかもしれません。
店内撮影はご遠慮くださいという前置きが本来必要ですが、店の格式という点から敢えてルールを明言しない姿勢のお店もあるので、ここの鮨店はそういう方針だったのかもしれません。
ただ、この件で明らかになったようにマナーや守るべきルール、気遣いを一切考えない人間が少なからず徘徊している事実を踏まえれば、お品書きなど目につく場所にルールを表示することも必要かと考えます。

ある程度固定客がついている繁盛店には相応の理由が存在しますから、この手の悪質な客は即排除すべきかもしれません。
悪質な客がリピーターになってしまうと常連や良質な客が逃げますから正しい対応は「退店を促す」これに限ります。
質の悪い客のSNSを支持するような人間は言うならば「同じ穴の狢」ですから、来店してもありがたい客になる可能性は低いと店舗側は認識すべきかもしれません。

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