mixiユーザー(id:7149911)

2024年03月14日10:58

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ほとんど半世紀ぶりに「さいはてのスターウルフ」(ハミルトン、ハヤカワ文庫SF)を読み返していて、

愕然とした。

59頁、
「ディルロは、ベルリオーズがベートーヴェンの第四交響曲の二楽章についていっているのはきっとこんな光景のことだろうなどと考えていた。“……うつくしい和音は、あたかもたった今神の手によってつくられた美しく新鮮な世界がひらけていくように朗々と高まっていく……”
 かれはそのことにちょっと誇らしい気がした。外人部隊のほかのリーダーでそんなことを知っているやつは一人もいないにちがいないからだ。しかし次の瞬間、かれはひどく孤独な思いにとらわれた。“それをおれだけが知っているためにおれはいつもひとりぼっちだったし、ひとりぼっちだったばっかりにそんなことを本で読むひまがあったのだ”」

..そ、そこまで追い込む? そこまで私を追い込む必要ある?..[/_;][/_;][/_;](衝撃のあまりここで止まってしまって、読み進められない..[;_ _][;_ _][;_ _])


廃墟通信、更新しました。

http://www.kurata-wataru.com/ruin/ruinc43a.html

(今週号の目次は、

 2024年03月04日:某医院/重機見物
 2024年03月05日:造園見積もり2号
 2024年03月06日:「異形コレクション 乗物綺談」
 2024年03月07日:「世界奇想美術館」
 2024年03月08日:鳥山明、逝去
 2024年03月09日:第二回 Wakka 音楽喫茶
 2024年03月10日:R−1雑感/造園見積もり3号

 です。)
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