安楽事件を見て思い出したこと　その4

前回からのつづき。。。

その１に出てきた竹刀でビシビシとシロウを叩いた体罰教師だけど、
いろいろ思い出してしまったので、書いてみたい。




シロウは体罰受けたけどもこの先生のことは気に入っていた。

当時、まだ若く20代の社会の先生。
なかなか熱い先生だった。
珍しい苗字なので特定される可能性があるので
名前をT先生としよう。


【T先生の思い出１】

ある時、クラスメートの福田君が髪の毛をツンツンに立てていた。

T先生「おい、福田！　なんだその頭は？！」

福田「イカの頭です」

シロウ「ぷっ」←思わず吹き出す

T先生、突然教壇から降りて福田君のところに走って行って、
机を飛び蹴り！！

バッコーン！！

派手に倒れる机。

それ以降、T先生の授業に変な髪形で出る生徒はいなくなった。


【T先生の思い出２】

シロウはT先生のことを気に入っていたので
社会の授業中に質問しまくっていた。
（他の先生の授業中は真面目に聞いていない）

例えば、、、
「先生、グリーンランドはなんで大陸じゃないんですか？
逆にオーストラリアはなんで大陸なんですか？　島国じゃないんですか？」
などと困らせる質問をぶつけまくっていた。

んで、T先生はいつも苦笑いしながらも、アホなシロウの質問に
丁寧に答えてくれた。

しまいにはあまりにも「なんで？」「なんで？」って聞くので
「ホワイマンシロウ」とT先生に呼ばれるようになってしまったけど。


【T先生の思い出３】

ある時、T先生が授業中にこんなことを言った。

T先生「俺はおまえらの将来が分かるんだ」

シロウは「ま〜たT先生が変なことを言い出したぞ」とニヤニヤしていた。

すると突然、

T先生「例えばホワイマンシロウ、お前は将来、研究者になる」

シロウ「は？」

T先生「そして、その何年か後にはタクシーの運転手になる」

今のところT先生の予言は全く当たってないが、
ここから当たる未来はあるのだろうか。。。

こんなむちゃくちゃなT先生だったが、シロウが２年生になる時には
転勤して別の学校に行ってしまった。
その後、どっかの学校で教頭になったというところまでは風のうわさで聞いた。
元気にしてるだろうか？

次は嫌いだった中学の時の先生の話。思い出してしまった。。。

その５へつづく。。。