怪盗くいしん坊

先日、こんな作品に出会いました。

ビッグ錠さんの作品『怪盗くいしん坊』（ぶんか社）

少し前に同じビッグ錠さんの『スーパーくいしん坊』のネタで書きましたが、
その数日後かな？ この作品に出会ったのは・・・

ストーリーなのですが、
刑務所から出所しても働き口が無く
食べて行くことができない今久五郎は
刑務所だと食べることも仕事もあったので、
再び刑務所に入るために強盗をすることを決めたのです。

鍵が開いていた家に忍び込んだのですが、
そこにいたのは人間関係が上手くいかない女子学生がいて、
強盗として入った今久に驚きもせずに
お金を差し出そうとしたのです。

一応、泥棒としてのプライドがある今久は
お金はいらないが何か食わせて欲しいと言うと、
カップ麺を出されたのです。

他のものが食べたい・・・と、
勝手に冷蔵庫を開け、食材を使い、
お好み焼きを作り始めて、
そこに湯でもどしておいたカップ麺を乗せて
広島風のお好み焼き（モダン焼き）を作ったのです。

その匂いに釣られて食べたい・・・と女子学生が現れ、
作り方を教えながら一緒に作ったのです。
そこに母親が帰ってきてゴタゴタになり、
慌てて出て行った今久だったのですが、
この料理がきっかけで女子学生と母親の仲が戻り、
行ってなかった学校にも行くと言い出したのです。

・・・といった感じで、
家や店に強盗に入るも、そこの人が悩みを抱えており、
作る料理をきっかけに立ち直ったり、仲直りしたりし、
結局、強盗をしないで出て行ってしまう
ヒューマングルメストーリーになっています。

昔とタッチがあまり変わっておらず、
すごく懐かしく読めただけでなく、
『スーパーくいしん坊』の主人公 鍋島香介が
大人になった姿を描いた読み切りなども収録されており、
少し前に『スーパーくいしん坊』の
コンビニコミックに出会ったばかりだったので、
偶然って重なるんだぁ〜と・・・


ビッグ錠さんって子供の頃に読んでいた漫画家さんなので、
かなりの高齢なのでは・・・って調べたら
今、８４歳なんですって・・・

いつまでも元気で漫画を描き続けてもらいたいです。


おまけ
今日の晩御飯はベーコンと野菜のバター炒めでした。

先々週にキャベツが安かったので、
買ったら残る・・・とわかっていても１玉買ってしまいました＾＾；

そろそろ食べ切らなきゃヤバイので、
今日、明日・・・とキャベツ料理？が続きます。