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2024年01月30日09:21

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共感工房 “トヨタ流経営システムが破綻してきた”

◆ トヨタ神話がインチキだったということ。

〜〜< 以下 引用 >〜〜

■ 「ランクル」エンジンでも違反 トヨタ、10車種の出荷停止―豊田織機が認証試験で不正 ⇒ https://x.gd/syS03


 豊田自動織機は29日、フォークリフト用エンジン3機種の認証試験で不正を行っていた問題で、外部有識者による特別調査委員会の報告書を発表した。

 グループを率いるトヨタ自動車のスポーツ用多目的車(SUV)「ランドクルーザー」、ワゴン車「ハイエース」など10車種の自動車用エンジン3機種の出力試験で新たに不正が判明。トヨタは同日、10車種の出荷を一時停止すると発表した。

 トヨタ向けの自動車用エンジンでは、試験の際に燃料噴射量を調整し、出力などのデータを水増ししていた。産業車両用エンジンでは、フォークリフト用6機種、建設機械用1機種でも違反行為が追加で判明。排ガス試験の際に実測値とは異なるデータを用いたり、量産品とは異なる制御ソフトを使用したりしていた。

〜〜〜〜〜


◆ 私は以前は工場の改善活動が専門のコンサルで、何となくそんなことが起こりそうな予感もありましたが …

 私がコンサルしていた会社は中堅クラスの印刷会社でした。トヨタのポスター・カレンダー・カタログなどを請け負っていました。

 私は、そこで、トヨタの下請け企業を管理する極意のようなものを感じました。[ #下請けの管理]

 トヨタは関連企業にコンサルが入ることを極端に嫌う。コンサルが入ると、コンサルはコンサルなりの提案をしてくるので、トヨタ流の管理がやりにくくなることもある。

 なので、トヨタの資材部門などが工場指導に来る時は、コンサルさえ現場に入れない。工場長に、“今日は、トヨタが来るので、現場に入るな”ときつく言われたものでした。

 私はムカつきましたが、クライアント幹部にそこまで言われると、コンサルも言うことを聞くしかない。 ちなみに、ヤマハもそうでした。


◆ トヨタは抜け目がない。

 印刷関係で言えば、トヨタは一社にまとめて発注するようなことはしない。

 中堅どころの印刷会社数社に分散して発注し、トヨタの指導に従わない印刷会社への注文は減らしていく。つまり、トヨタは下請け同士に体よく競わせるのです。

 トヨタの発注量は規模が大きいので、そんなこともできる。それに、“ケチケチ運動”的な取り組みが評価されているトヨタは、品質向上よりもコストダウン圧力が極端に強い。[ #ケチケチ運動]

 それが、トヨタの企業文化だと思います。そんなことを考えると、私流には、今回のトヨタの不祥事は、“出るべくして出た”という気もします。[ #出るべくして出た]


[ #コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房 ]

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