浪人が決まり受験勉強一筋の麿
何故か今は亡き倉敷の姉のところに遊びに行った
その時、偶然目についたのが映画のエキストラ募集の張り紙。
300人も、、、、
その頃は映画全盛期!
石原裕次郎、勝新、田宮二郎など憧れのスターが目白押し
行ってみたいが受験生だしな〜
暫し悩む
ハハハ 大ウソ 直ぐ応募した
集合場所は倉敷駅。
麿はホームで列車が入って来ると乗るだけ
その頃はSL列車
隣には往年の名女優三宅邦子!
エキストラの殆どは列車の乗客役。
主役の宝田明などはホームだから乗客役のエキストラが見たさに窓から顔を出す。
怒られて3、4回やり直し
しょうがない連中だ!
かく言う麿も三宅邦子にサインをねだってスタッフに怒られた
ま、良いじゃないですかと快くしてくれた
2、3時間で終わり。
帰りに封筒に入れたギャラ?を渡してくれる。
見ると700円
麿の記憶では当時のバイト代としてはかなり高額!
それを見た数人のエキストラがもう仕事ないですかと訊いてないですと言われていた
ただ、何故か麿だけ呼び止められた。
君、明日用事ある?
別に無いと応えると、じゃ明日○○旅館に来て、、、
これが麿の映画スターの始まり
オーホホホ
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