まだまだだ。もっと上がれ！

このニュースの元になった厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」の過去の分についてちょっと見ました。

少なくとも２１世紀になってから日本人全体としての賃金はほとんど伸びておりません。男女差でいうと差がだんだん埋まってきているので女性は緩やかに上昇してます。その一方男性はほとんど伸びず前年と比べて下がる年もしばしばだ（２００１年から２２年までに９回！）。

景気が悪い→何とか安く人を雇おう→労働者の賃金上がらないから消費が伸びない→景気が悪い、という悪のスパイラルだ。

ようやくこの悪のスパイラルを脱したみたいだが、今度は賃金の伸び以上に物価が上がっているという問題に出会ってしまった。何とかおちんぎんがもっと上がって物価の伸びに追いついてほしい。一労働者としてはそう願うばかりです。

■2023年の平均月給が過去最高の31万8300円　伸び率が29年ぶりの高水準
(TBS NEWS DIG - 01月24日 17:44)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=266&from=diary&id=7723582