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2024年01月23日09:55

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女性仮面ライダー考

ペギー松山、カレン水木、ダイアン・マーチン、汀マリア

から

桃井あきら、桃園ミキ、立花レイ

説明するまでもなく、彼女たちはスーパー戦隊初期のヒロインたちですが、ペギーからマリアちゃんまでとあきらやレイたちとは決定的な違いがあるんですよね。

それは上位4人はアメリカ人とのハーフ、あるいはアメリカ国籍を持っていて、組織に入っていた戦闘のプロであるという設定だということ。

あきらやミキたちは日本人であり、戦闘には関係ない、一般人として生活していたこと。

スーパー戦隊って女性も男性と同じように変身して戦うことが時代を先取りしていると言われていますよね。これまでの特撮ヒーロー作品のほとんどは、女性ヒロインは後方支援ばかりだったのに対して。確かにモモレンジャーもミスアメリカも、他の男性戦士たちと同様に戦闘では強さを発揮していましたが、それはもう最初から、戦闘のプロだったりハーフだったりといわゆる「普通の日本人の娘さん」とは違ってたんですよね。

なので桃井あきらの登場こそがスーパー戦隊史、さらには日本特撮史において大きな意味が出てくるんですよね。デンジ星人の血を引くということではありますが、普通に暮らしてた女の子が変身してベーダー一族と戦ったんですものね。

仮面ライダーガッチャード19話でりんねちゃんが仮面ライダーに変身しました。龍騎劇場版で霧島美穂が女性として初めて仮面ライダー・ファムに変身してから21年半。もう女性ライダーは珍しくなくなりましたが、やはり仮面ライダーでも、ライダーに変身する女性は普通の人、例えば良太郎や渡、お宝ちゃんのような人よりも、最初から戦闘能力が強い人が多いように思うんですよね。マリカ、バルキリー、ジャンヌ、アギレラ…。

それがようやく去年の作品で、まったく戦闘能力のない普通(以上にお金持ちのお嬢様ではありますが)の女の子である袮音が変身したんですよね。そしてりんねちゃんも錬金術師としてはまあまあな能力はありますが、戦闘能力としては普通のJKですよね。ライダーも普通の女の子が変身する時代になったんだなと感慨深いものがありました。

マシェードは戦いぶりもデザインもとても優雅で美しい系なので、男勝りで頑張ります!って雰囲気じゃないのがいいですよね。

まぁ今のご時世、男らしい女らしいなんて言っちゃったら大炎上事案になっちゃいますが(^_^、男の子のプリキュアも登場し、ヒーローヒロイン番組にも性差がなくなっていく中で、無理なく返信する人たちが出てくれば物語の広がりがさらに大きくなると期待しています。

ちなみに女性ウルトラマンもいますが、いわゆる普通の女の子が返信というのはまだないんですよね。アサヒちゃんも一見普通ですが…ですものね。
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